◆半田赤レンガ建物
「半田赤レンガ建物」は日本屈指のレンガ建造物です。
明治31年に完成し、平成16年に文化庁の登録有形文化財となっています。
ここでは「カブトビール」を製造していて、パリ万博で優勝し、大手四社のビール会社より抜きん出た知名度もありました。
ビール製造に適した建物のすばらしさ、製造へのこだわりを知ることができる博物館であり、
またカフェがあり、復刻された明治の味カブトビールが楽しめます。
半田赤レンガ建物の見どころを紹介、カフェやカブトビールの歴史、駐車場アクセス方法などをまとめてお伝えします。
電車で行ってカブトビールの味を現地で楽しむのがおすすめ。
半田赤レンガ建物・料金時間
◆半田赤レンガ建物
入場料・時間
- 展示室入場料:個人200円・中学生以下無料
- 開場時間9:00 ~ 17:00(最終入場受付16:30)
- 休館日:設備点検日や年末年始など特定の日
常設展示室のガイドサービス
常設展示室のガイドサービスは、スタッフが同行して展示について説明を行うサービスです。
個人の方も利用可能です。(20名以上の団体は別途団体予約を行ってください)
- ガイドは土日祝日に①10:30〜、②14:00〜、③15:00〜の3回開催
- 案内時間は約15分
- 定員は1回あたり5名まで
半田赤レンガ建物の見どころ
半田赤レンガ建物の見どころは、
- 半田赤レンガ建物とカブトビールの誕生の歴史を紹介する常設展示
- 戦争の傷跡を残す歴史ある外観
- 地元の食材を使ったスナックとカブトビールが味わえるカフェ&ビアホール
- 知多半島の厳選された商品が揃うショップ
常設展示室の見どころ
半田市にある赤レンガ建物やカブトビールの誕生に関する歴史を、模型や映像、当時の写真などを用いて紹介しています。
先人たちが持っていた熱い「ものづくり」への心意気を感じることができるはずです。
また、半田市からカブトビールを創り出し、売り出し、再び蘇らせた物語を、ガイダンスを利用して五感を使って教えてくれます。
ランチはカフェブリックで
◆カフェでランチメニュー
半田赤レンガ建物を入ると、左奥にある「カフェブリック」。
ここではランチが11時からランチがいただけます。
◆赤レンガ建物のカフェブリック
赤レンガ建物そのままの店内で、グランドピアノあり、ステージありで、パーティやコンサートができるようになっています。
「生カブトビール」は二種類あって、どちらも半田ならではの食材を盛り込んだ料理とともに飲めます。
- 生カブトビール(明治・大正)各700円<税込>(2023年4月1日より)
車だったので、その場では飲めませんでしたが、ダンディな男性グループが歓談して飲んでました。。いいですね。
「カフェブリック」では、懇親会、歓送迎会、クラス会などのパーティのプランもあります。
カフェブリック営業時間
元々の営業時間は10:00~21:00(ラストオーダー20:30)でしたが、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間、営業時間を下記のように変更。
【変更後の営業時間】 10:00〜17:00(ラストオーダー16:30)
半田赤レンガ建物の歴史
歴史と文化財登録
半田赤レンガ建物は、日本のビール黎明期である1898年(明治31年)にカブトビールの製造工場として建設されました。
半田赤レンガ建物の設計者は、明治建築界の三巨匠の一人である妻木頼黄(つまきよりなか)です。
横浜赤レンガ倉庫や日本橋(装飾部)なども彼の設計によるものです。
この建物はビール工場として安定した温度や湿度を必要とするため、現在ではほとんど例を見ない中空構造を持つ複壁や多重アーチ床など、極めて特徴的な構造を持っています。
半田赤レンガ建物は、明治時代に建てられたレンガ建造物の中でも、日本で五本の指に入る規模を誇ります。
当時の半田の起業家たちは、本格的なドイツビールを作るために豊富な財力と最新の技術を導入したことがうかがえます。
ビール工場の遺構は現存数が極めて少なく、貴重な建造物となっています。
この建物は、2004年(平成16年)に国の登録有形文化財に登録され、2009年(平成21年)には近代化産業遺産に指定されました。
改修工事がなされた後、2015年(平成27年)には半田市の貴重な産業遺産である半田運河と新美南吉記念館の中間に位置する観光の回遊拠点として、常時公開されるようになりました。
赤レンガ建物の戦争の傷跡
◆半田赤レンガ建物を北側から
半田赤レンガ建物を北側から見たところですが、じっくり見てみると、
第二次世界大戦で終戦近くに空襲があり、そのとき受けた弾痕が無数に残っています。
◆赤レンガ建物に残る弾痕
近くで見るとこんな穴。
取り出した弾痕も展示されていました。
こうした傷跡は玄関側の東側にも数多くみられます。
数年前に、鉄筋をいれて耐震工事をすませた「半田赤レンガ建物」、これから長い年月時代を語り続けてくれます。
半田赤レンガ建物のイベント
◆アクセサリー作り(イメージ)
イベント
半田赤レンガ建物でのイベントは、年によって異なりますが、以下のようなものが行われることがあります。
-
特別展示会:半田赤レンガ建物の歴史や文化に関する特別展示会が行われることがあります。
-
ビールイベント:半田赤レンガ建物が誕生したカブトビールのビール祭りが開催されることがあります。
-
ワークショップ:半田赤レンガ建物内で、陶芸や手作り工作などのワークショップが行われることも。
-
コンサートや演劇 半田赤レンガ建物内で、コンサートや演劇が行われることがあります。
なお、詳しいイベント情報については、半田赤レンガ建物の公式ホームページをごらんくださいね。
赤レンガ建物でマルシェ・日時
半田赤レンガ建物では、月に一度「半田赤レンガマルシェ」が開催されています。
地域の特色ある商品、食べ物、体験ができ、楽しい時間が過ごせます。
- マルシェ開催日:毎月第4日曜日
- マルシェ開催時間:10:00~15:00
半田赤レンガ建物の駐車場・アクセス
電車での行き方・アクセス
- 【名鉄河和線利用】住吉町駅下車東徒歩5分
- 【JR武豊線利用】 半田駅下車北西徒歩15分
-
車でお越しの場合【知多半島道路利用】 半田中央インターより東へ車で10分
車での行き方・アクセス
- 知多半島道路利用、 半田中央インターより東へ車で10分
駐車場
◆半田赤レンガ建物の駐車場
半田赤レンガ建物の駐車場は無料です。
ここは手前の駐車場で、写真左側がハウジングセンターの建物です。
- 北駐車場:323台(うち、名古屋ハウジングセンター用駐車場199台)
- 南駐車場:38台
- バス:4台
北駐車場にはトイレと自販機があります。
お土産にカブトビール復刻版を買う
◆半田赤レンガ建物のお土産売り場
半田赤レンガ建物の中にある土産店には、半田名物がずらりと並んでいます。
明治・大正時代のカブトビール由来のものもあり、レトロな雰囲気。
魚でつくったしょうゆをはじめ、酢など調味料は半田の特産品です。
ショップのみの利用もできるはずです。
◆カブトビール
当然目立つのはもちろん「カブトビール」。
ということで、購入したのは「カブトビール」、明治と大正の時代の復刻版。
大きさはこのサイズのみ、330ml。
◆カブトビール復刻版
当時のラベルがカッコいいし、郷愁をさそいます。
カブトビールの味は?
明治の方はアルコール7%で黒っぽい色です。
純粋でくせを感じる強いビールという印象。
◆カブトビール 明治
大正の方はアルコール5%で、色みがよくバランスのよいうまみのあるビールです。
材料に表示されているのは、麦芽とホップだけ。
半田は酒、みそ、しょうゆ、酢などの醸造所もたくさんある地域です。
ひなまつりも近いので、あまざけを購入しました。
半田赤レンガ建物/見どころ/ランチとカフェ/カブトビール歴史/駐車場(愛知半田市)まとめ
半田市の赤レンガ建物の歴史やカブトビール誕生の様子を、当時の模型や映像、写真などを使って紹介されています。
先人が持っていた「ものづくり」への熱い想いを感じることができる展示は、ぜひ一度みてほしい内容です。
とても貴重な建物の中に入れ、レンガ作りの店内はとてもおしゃれ。
見学とランチで半田の旅を楽しんできました。
イベントの詳細などは⇒「半田赤レンガ建物HP」
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半田赤レンガ建物 所在地:愛知県半田市榎下町8 下の行のワンクリックでコピーできます。
愛知県半田市榎下町8
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