愛知県半田市の「國盛・酒の文化館」を見学、新米しぼりたての利き酒もできました。
「國盛」の工場が新設されたことで、1985年に創設された「お酒の博物館」です。
半田の観光には欠かせない、國盛の銘酒の歴史はこれでばっちり!
- 駐車場
- 見学の所要時間
- 展示とビデオ
- 利き酒(試飲)
- お土産
について報告しますね!
「酒の文化館」の駐車場(無料)
「酒の文化館」の駐車場は一筋北側です。
普通車7台分ほど。ここから徒歩1分のところに「酒の文化館」が。
「國盛」の工場横を通って、道順通り進むと、「酒の文化館」がほどなくあります。
◆「酒の文化館」の案内と神社駐車場の案内
駐車場は前にある神社の駐車場にとめてもいいとなっていますよ。
見学の時間と所要時間
入場料無料
HPには電話での予約が必要となています。TEL: 0569-23-1499
◆「酒の文化館」見学案内予定表、時間と所要時間
予約優先での案内になるそうで、
- 午前の部:10時、10時30分、11時
- 午後の部:13時、13時30分、14時、14時30分、15時、15時30分
の全部で9回です。
見学の階所要時間は30~40分。
売店のみの利用もできますよ。
見学時間のことを知らずに行ったのですが、ちょうどスタッフの方が来て、あと5分というところだったこと、予約が少ないことから、すぐに案内をしていただけました。
「酒の文化館」展示とビデオ
「酒の文化館」は1972年までの200年、実際に酒造りの行われた建物を生かしています。
案内時間に合えば、スタッフの方が丁寧な案内をしてくださいます。
日本酒の歴史、國盛りの歴史はじめ
杜氏の履物なども。
杜氏(とうじ)の履物は「あしなか」という草履の半分サイズのものだったそう。
かかとを下す暇もないほど立ち働くためには、こんなダイエット草履といえるものでをはいていたそうです。
10月1日、日本酒の日に、杉玉(酒林・さかばやし)を替え、初しぼりをします。
杉玉は酒蔵の軒先にかかっていますね。
これは「新酒ができましたよ」という報告のため、そして「よいお酒が造れますようにというお守り」でもあるそうです。
◆お酒に適した米、精米歩合の見本
お米は普通のお米でなく、酒造りに適したお米を使い、精米歩合によって名称も変わります。
吟醸酒とか、純米酒とかありますよね。
白米の外がわを大きくけずることで、より美味しいお酒ができあがります。
お酒の製造工程を模型(紙人形?)でわかりやすくしています。
日本酒を仕込むときは、酒蔵で歌を歌いながら。
酒造りの道具類もすべて展示されています。
日本酒を入れる入れ物の数々。
一升瓶の10本分入る見たこともない「一斗瓶」や「角樽」。
一升入る「角樽」は、赤くて結婚式のとき使われて、「一生」の意味を込めるそうです。
半分の半升の角樽は、商売繁盛を祝うときに使うそうです。
◆日本酒を仕込む大きな樽
仕込みをする「樽」の大きさは、一升瓶が3千本分にもなるそうですよ!
一合升で毎日一杯飲んでも、80年かかる量だそう。
20歳から飲み始めて、100歳まで飲み続けることができる量、すごい。
というような豆知識まで教えてもらえます。
ビデオ映像
展示物の解説と見学を終えると、8分ほどのビデオ映像でさらに「國盛」の歴史、日本酒の製造工程などをみせてもらえます。
それが終わると、いよいよ試飲。
10月上旬だったので、新酒のしぼりたてを試飲することができました♪
利き酒(試飲)
お酒の利き酒(試飲)、5種類ほど試飲できます(好きなだけOK)。
アルコールのない甘酒も二種類あり。
運転する人は残念ながら甘酒でガマン。
日本酒を飲み比べると、少しずつ違いがわかっていいですね。
◆「酒の文化館」利き酒(試飲)後、今年の新酒のしぼりたてをお土産にできる
新酒のしぼりたてをお土産にできる、2,000円。
「酒の文化館」のお土産
お土産には、当然日本酒を選ぶ人ばかり。
酒の文化館限定なんていうお酒もある。
焼酎もあるし、知多の梅酒、おちょこも売ってますね。
開館時間
午前10時から午後4時まで
休館日
- 毎週木曜日(木曜日が祝日の場合はその翌日)
- 年末年始(12/28~1/5)盆休み(8月中旬4日間)
アクセス
- 知多半島道路・知多横断道路半田中央ICから約15分
- 名鉄知多半田駅徒歩15分
- JR東海武豊線半田駅徒歩7分
試飲したいときは、電車か観光バスがよいですね。
「酒の文化館」は、入場無料・案内も無料・駐車場無料・日本酒の試飲あり。
おまけの知識
ここは明治23年(1890年3月30日に、半田地方で陸海軍の大演習が行われ、当時の敷地内に大本営が置かれました。
知多半島が、伊勢から東海道かけての軍事上の要地であったこと、またこの地が物資の徴発に耐えうる経済力を持っていたということの証。
ミツカン酢は初代社長のお兄さんがはじめ、國盛りより40年古いそうです。
半田は「蔵のまち」と歌われるところ、ほかにも見どころはたくさんです!
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愛知県半田市東本町2丁目24 酒の文化館
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