七福神を巡って長野駅方向に歩いてきたので、お昼の時間に近づいてきた。
午後に親類の演奏会に顔を出すのに間に合うよう、昼食を済ませておかなくてはならない。
駅までもどってもいいけれど、付近で食べていきたいと思い見回す。
末広町の角にさしかかる少し手前に、斜めに長野駅に向かう道があり、店舗がいろいろありそうなので、そこを通ってみた。
飛騨/長野での昼食
歩いているうちにすっかりおなかがすいてしまい、ご飯ものを食べたくなって、飛騨というお店に入った。
ここは民芸食事処となっていて、ランチメニューが充実している。
月曜から土曜までランチの日替わりメニューが780円。
刺身定食と天ぷら定食を注文した。
定食には煮物の鉢がついていて、大根と豆腐、しらたきがたっぷりはいっていた。
漬物はかぶと人参の千切りに昆布の味わいが、品よい。
私の食べた天ぷらは、カボチャ、人参、ハンペン、ナスが2個、さつまいも。
味噌汁は白味噌で、豆腐となめこ入り。
相棒の刺身は、マグロが太くて鮮度のいいもので、量もかなりあった。
つまの盛りつけもステキな具合で、大根は青首大根でしゃきしゃきしてキレイな緑。
長野にきたら馬刺しが有名ですが、馬刺しはやはり夜に食べたいものなので、また別の機会にすることに。
それにしても長野にきて、こんなに新鮮なまぐろを、分厚く切ってあって、それで駅に近いのに、この値段で食べられて、うれしかったです。
民芸食事処飛騨のこと
昼食をいただいた民芸食事処飛騨からは、長野駅は徒歩2分ほど。
飛騨という名は、岐阜ですが、長野にもほど近いところで、産物などもよく似ているかもしれません。
お味噌は白味噌でしたし、なめこや刺身についている本わさびも、地域が近いので違和感がありません。
店員のお姉さんが明るく気持ちのよい方で、ニコニコして歯切れのよい対応です。
靴を脱ぎたかったので、座敷の方に座りましたが、座敷は随分奥までありました。
大人数にも対応できるお店です。観光シーズンになると、満員になりそうです。
ほっそりした女将さんはブルーの着物で、着物と同じ布の前掛けをして、昔の懐しい姿でした。
座敷には掛け軸があって、「夢」の一文字が。勢いがあって端正な文字でした。
入り口は小さい構えになっていますが、かなり大勢の人が一度に食事できるようになっています。
お値段も安いですし、駅にも近いので、長野に来たらまた訪れたいと思います。
長野駅周辺
長野駅付近の様子です。
信濃路フリーキップは、長野駅から東南の、松代付近を観光できる、フリーキップがついています。
松代は戦国の名将真田一族の城下町です。駅からバスをフリーパスで乗って、約30分のところです。
ここには真田家累代の宝物を収める真田博物館、文武学校、武家屋敷の町並みなどをはじめ、ゆかりの建造物などがいくつも、見所としてあります。
昨年松代には、このフリーキップを使って行ったので、今回は行きませんが、それらのいくつかの建物や宝物を見て回ると、けっこう時間がかかります。
昨年は真田博物館の敷地内の食事どころで、天ぷらそばと、おやきをいただきました。
帰路/長野の旅・JR信濃路フリーきっぷの旅
一泊での旅はすぐに終りを向かえてしまいます。
近距離でのタクシーに乗車したら、この信濃路フリーキップが使えるタクシーであったのですが、一応乗るときにたずねると、運転手さんは知らない様子でした。
すぐに社に連絡して聞いてくれたので、使えることが確認できたのですが、使う方としては、契約タクシーであることが、チケットに明記されているので、ちょっと不愉快な気分です。
「春の御開帳のときには使うお客さんが多かったが、最近は使うお客さんに会っていないから」といいわけがましいことを言っていました。
もう少し社員教育のようなものを徹底して欲しいですね。
ホクト開館から長野駅正面までタクシー810円。
歩くと焼く15分の距離相当。(長野駅東口からだと710円)。
お土産は
お土産はやっぱり、わさび漬け。
長野、信州にくると、わさび漬けを忘れず買って帰ります。
以前スキーによくきたころも、わさび漬けを必ず買っていたっけ。
ほかにはリンゴ饅頭、お焼き各種(冷凍)、お焼きも、小麦粉が多くてもっちりしたものから、周りに油がべっとりついた、揚げ饅頭風なものまでいろいろあります。
冷凍のものを買っておくと、長い間楽しめるので、いつも冷凍のおやきにしています。
おやきの具は、甘いものよりやはり、野沢菜や干し大根、しめじといったものが、田舎風のおやつという感じで好きです。
お土産は、駅前ビル「ティリア内1階」で購入しました。
電車内での軽食
帰りの電車は17時発の「しなの22号」。
自由席なので15分くらい早めに、並びました。
いえに着くまでにちょっと時間があるので、軽食を購入して乗り込みました。
ホテルの中華おこわが美味しかったこともあり、山菜おこわを。
そしてカマンベールチーズのはいったパン、玉子サンドを。
お茶と缶ビールも忘れずに。
お土産と一緒の駅前ビル「ティリア内1階」で購入しました。
しなのに乗るとすぐに乗車券の確認がありました。
もう外は暗くて何も見えません。
風が強かったようで、すれ違う電車がないのに、
ゴーゴーと音が大きかったです。
8割くらいの乗車率でしたが、松本でそのうちの8割くらいが降りていきました。
19時55分に名古屋駅に到着しました。
信濃路フリーキップを使いこなす、とまではいきませんでしたが、タクシー券は重宝しました。
名古屋から長野駅に直接特急しなので往復するだけでも、大人ひとり14,000くらいかかるので、二人で22,000になるだけでもお値打ちです。
大人三人になると、29,000円、大人四人になると、36,000円とさらにお値打ちになります。
仲良しのお友達とで、ぜひ利用してください。
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