長野松本の旅でのお楽しみのひとつは、ここホテルモンターニュでの宿泊です。
温泉に泊まることも考えたのですが、今回は信濃路フリーキップを使い切りたいという、お得で欲張りなことを考えての旅なので、松本駅にほど近い、このホテルにしました。
ここの夕食がちょっとすごいのです。
ホテルモンターニュの様子
松本駅西口から徒歩一分という、駅からすぐに見つけられる、ホテルモンターニュ。
結婚式場もあり、フロントのそばは、黄色のウエディングドレスで華やかな雰囲気です。
フロント全体の調度品は、落ち着きと華やかさがあり、わりと広い空間になっていました。
チェックインをするにあたり、苗字をいっただけで、すぐ宿泊者名を記入。
ビジネスホテルっぽいところかと予想していたけど、いい意味で予想は裏切られました。
女性にはトリートメントや化粧パフなどの、アメニティセットがもらえました。
従業員の方は背筋もピシッとして、スマートな応対で気分がいいです。
まずは7階の部屋へいきました。
天気がよければ、大パノラマが展望できる部屋なのですが、雨で外は真っ暗ですから、本当に残念です。
見渡す限りの雄大な景色が広がるはずだったのですが・・
と、しかたがないので、気を取り直して、荷物の整理を。
随分と冷えてしまった体を温めてから、食事にしましょう。
バスタブに熱めのお湯を出しながら、室内の備品のチェックを。
どれもきれいに整頓されて、汚れもゴミもなく、きれいさっぱりの部屋でした。
ベッドはセミダブルサイズなので、いつも布団で寝ている身としては、相当広く大きく感じられました。
これだけのきれいなお部屋に泊まって、このお値段でいいのかな?と思えるくらいです。
インターネットで、宿泊10日前の予約で、さらに10%割り引きなのです。
宿泊の内容
泊まったのは、松本駅から1分のホテルモンターニュ。すっきりした概観に、さわやかな応対が印象的です。
朝・夕食付き。
夕食は中華料理の食べ放題。
バイキングとなっていましたが、5品ずつ注文すると、テーブルまで運んでくれます。
二人ですぐに食べきれるくらいの量なので、もっと食べたいときは同じものを何皿頼んでもいいのです。
メニューは前菜からメイン、麺類、ご飯類、デザートまでの全種類が、約100品以上あります。
好きなものを好きなだけいただけるのが魅力!
夕食を食べる人にはビール生中も、一杯サービスあります。
朝食は和洋を、チェックインの時に選択しておきます。
金、土、日の宿泊料金は、ほかの日より高いのですが、今回、1泊2食つきで、ひとり7,110円(税込み)でした。
すっごくお値打ちにもかかわらず、中華の夕食を好きなだけいただけるということで、即、ここホテルモンターニュに決めていました。
駅のすぐそばなので、何をするにも、便利です。
中華料理が食べ放題
ホテルの夕食で中華料理をいただくのは初めて。
ホテルの一階にある、レストラン「ぎんが」で、約100種類もあるメニューの中から、
好きな料理を注文できます。
それも好きなだけ、注文していいのですから、中華好きにはたまりません。
普段自分で作れない料理や、めずらしいメニューをまず賞味させてもらいました。
サービスでついているビールも、さっぱりといいお味でした。
お茶やお水はすぐそばのコーナーから、セルフでもってくる必要がありますが、必要な調味料などはおいてあるので、席をほとんど立つことはありません。
メニューとにらめっこをしながら、5品ずつ選んでいきます。
注文するとあまり待つことなく持ってきてれるので、テーブルが空いてしまうこともありません。
女店員の方が控えていてくれるので、すぐに注文に応じてもらえます。
ここは外からのお客さんもはいれるようになっていて、確か1995円で、同じ中華の食べ放題。
泊まった日は宿泊客らしき人と、夕食を食べにきた人と、半々くらいだったようです。
こういうところは名古屋では聞いたことがないので、しっかり食べてゆっくりしたいという、若者カップルや家族連れに、とてもいいんじゃないでしょうか。
食べるのに時間制限はありませんが、飲み放題の方は時間制限がありました。
地酒のおいしそうなものがありましたので、飲むほうにも自信がある方は、ぜひ松本のお酒を楽しまれるといいと思います。
できたて熱々中華の魅力
オーダーバイキングということで、メニューを見て、好きなものを頼みます。
じきにできたてで熱々の中華料理を持ってきてくれます。
食べ物は注文後にすべて持ってきてもらえるので、1品だけでもいいですし、5品までならまとめて注文ができます。
2人で行ったので、小皿にもってきてくれました。3人ならそれ相当の分量に変更されるんだと思います。
少しずつ食べることができるので、飽きることなく、次々に新しい料理に挑戦できます。
大好きなものやお味が特に気にいったものがあれば、同じ料理を2皿とか3皿と注文できるので、好きな料理を沢山いただくことができます。
一緒にいる人同士が同じものを食べていくのもいいですし、好みが違えば、どんどん違うものを頼んでいくことができるので、本当にお客が喜ぶ方式だと思います。
それもできたての熱々ですから、どれもみんなおいしくいただけました。
この調子でいくとご飯ものやデザートまで食べられるのかどうか、次第に不安になってきましたが、なになに、ラーメンも、ちまきも、リンゴのケーキも食べちゃいました!
だ~~~~~い満足です!!
ホテルモンターニュさん、大盤振る舞いで大丈夫かしら?と心配になるくらいでした。
最後に中国茶のあたたかいのを、急須でだしてもらえるので、お口もさっぱり、です。
美味しかった料理あれこれ
オーダーバイキングの中華料理は、どれもこれも美味しかったです。
初めて食べた不思議な食品も含めて、印象に残った料理を紹介します。
本来のコースなら、前菜からデザートまでの順序があるのですが、今回はとにかく好きなものから食べていく、という方式です。
まず最初はこれにしました、サーモンサラダです。
次に、ホイコーロー、そしてこれ。料理の名前を忘れました。ちょっと甘くちでしたが、好みの味です。
これは海老の塩炒め。海老がプリップリで、あったかくて~。
海老大好きの私はまたおかわりをしようと決意。
こちらはイカとブロッコリーの炒め物。
真っ白の大きいイカで、身がぷりぷりの歯ごたえ。
でもかたくないですよ、うまい!
マーボー豆腐も頼んでみました。
味噌の効いた、ねぎの風味がとってもいい。
辛すぎなくて、食べやすいです。
豆腐もちょっとこだわった感じの、木綿豆腐でした。
まだまだ美味しい食べ物の話しは続きます。(^0^)
メニューをじっくり見ながら、味のバランスを考えて、あれやこれやと注文しました。
どうしても賞味したくなるスープ、ふかひれスープ。
とろ~りやわらかな舌触りで、
薄めの味が、もっともっと食べたくなってしまいます。
たまご、エノキ、ねぎがはいっていました。
さて、こちらは・・・・
私は食べたことがなかったので、ドキドキで箸をつけました。
ピータン(アヒルの卵)です。
アヒルのたまごを発酵させたそうです。
黄身の味はイオウが抜けたような上品な味でした。
これは牛肉のオイスターソース炒めです。
均質な牛肉のちょうどよい歯ごたえがたまりません。
本当はもっと沢山食べたいのですが、
ほかにも食べたいものがいろいろあるので、
一皿のみとしました。
野菜炒め。
野菜が多種類と、イカが。
その間に、揚げてあるような角切りのご飯が、
歯ごたえともに満足感をさそいます。
ここでなんと特製メンマを注文しました。
こりこりとした食感が大好きなのです。
じっくりこってりとした味で、日本酒や焼酎に合いそうです。
こちらは香港焼きそば。
カキ油がとっても香ばしく、シイタケ、千切り野菜、肉がたっぷりはいっています。
やや甘いので、そのつもりで。
このあたりまで食べると、一皿の量の加減がわかるようになり、勢いがやや落ちてきました。
時間制限はないので、ゆっくり頼めばいいのです。料理にばかり目を向けていないで、
おしゃべりも楽しんでいきましょう。
それにしても、一品一品に舌鼓。美味しいものを食べているときって、本当に幸せを感じますね!
美味しかった料理、まだまだ続きます。
ちょっと甘めの香港焼きそばの次に食べたのは、バンバンジー(棒々鶏)です。
蒸し鶏にピリからのゴマ味噌かけです。
ピリリと辛いのがたまらなく美味しい!うう~~ん、おかわりしたい、が・・・・
気を取り直して、次の料理をいただくことに。
これ、なんだと思います?
私としては初めての食感で、おそるおそる箸を伸ばしました。
これ、「蜂の巣の煮込み」という料理。
蜂の巣って食べられるの?????
と深刻になってしまいそうでした。
よくよく説明をみてみると、
牛肉の内臓を薬膳で煮込んだもの、とわかりました。
内臓類が好きな方は、歯ごたえがたまらないと思いますが、苦手な方はやめておいた方がいいかも。
見た目はなんとかなるのですが、ゴムのような硬さと、古い薬の味が、ぼわーっと口にひろがるので、少量口にいれただけで、顔がゆがんでしまいました。
小鉢に少しの量だったので、二人でなんとかいただきましたが、多分二度とこれから口にすることはないだろうと思います。
でも一番、人にしゃべりたくなるのは、こういった料理なんだと思います。
好みはいろいろなので、内臓が好きな方は、「超おいしい!」のかもしれません。
そして次に待っていたのは、貝柱入りのシュウマイです。
ひとつ頼むだけだと、本当に一個になるので、2個お願いしました。
大きくてと~ってもジューシィなシュウマイですから、ひとつのボリュームがあります、あります。
貝柱の存在は確かめる余裕がありませんでしたが、なんとも品のよい、お肉のうまみが、
口いっぱいに広がって~~~、ああ~~、幸せ・・・・・です。
さて、まだまだメニューには挑戦したい料理が一杯並んでいるのですが、もう、そろそろ、おなかの具合もよくなってきました。
デザートを食べられなくなるといけないので、よい子はこのあたりでお終いにしなくてはいけないのですが・・・
やはり、もう一品いただくことに。
「豆腐と野菜の煮込み」です。
さっぱりとしたお味が、口直しのような感じに。
小松菜の緑がさえわたっって、見た目も鮮やか。
もう気持ちもおなかも満足しかけてきました。
少量の一品一品にこめられた、味の秘密を舌で探りながら、相棒と、美味しい、オイシイ、を連発しながらの食事。
こんなにたくさんの料理を、見て楽しみ、味わうなんて、ひさしぶりです。
ここで締めくくりの料理にしようと、お肉がまだあまりいただいていないことに気づき、黒酢の酢豚を注文しました。
写真を撮り忘れてしまいました・・・
がこの酢豚、本格黒酢を使っているようです。
濃厚なこくがあるから、酸味をあまり感じません。
豚肉もしっかり肉厚です。
そして、これ。中華そば(ラーメン)。
これはやっぱり、食べておくべきでしょう。
普通の一人分のどんぶりより、小ぶりです。
色は濃いですが、非常にあっさりとした味にびっくり。
麺は本格派でした。
中華ちまきを忘れていませんか。というわけではないのですが、こういう最後の方になると、好みがはっきり出てしまうものですよね。
相棒が最後に中華そばを、ということだったので、私は、大好きな肉ちまきを注文。
竹の皮にしっかりとくるまれて、お肉、海老などがたっぷり入った、もっちりおこわが。
材料とおこわが渾然一体となった、ずっしりとした味が、じわっと広がっていきます。
本当はもうおなかが一杯で、食べられないかもしれない、と思っていたのに、この美味しさをしったからには、見過ごすわけにはいきません。
もう一つなんとか食べたいのですが、もう無理です。
ジャスミン茶。
最後にお茶とケーキです。
さっぱりしたいい香りが、ケーキの香りと混ざります。
リンゴのパウンドケーキ。
長野のくだものといえば、リンゴですね。
リンゴを使ったケーキを、賞味しておかなくては、いけません。
甘みを抑えた、ちょっとぱさっとした感じのパウンドケーキ。
午後のティータイムにぴったりきそうです。
私はこれも逃してはいけない、とばかりに、りんごシャーベット
酸味がちょっとあって、ほんのり甘さ、リンゴを冷やして溶かしたような感じです。
これで何品食べたのか、ちょっとわかりませんが、こうして、松本の夕食は、大満足のうちに終わりました。
運んでくれたきれいな女性の方、わがままな注文の仕方だったでしょうか、快く対応してくださってありがとうございました。
今度はもっと大勢で、4~5人で、わいわいおしゃべりしながら、いただきたいって、
切に思いました。
お酒はビールを追加注文しただけですが、飲み放題もあります。
自信のある方は、しっかりと飲んで、料理をさらに堪能してください。
ホテルの部屋はすぐエレベーターであがっていけますので、おなかを満腹にして、安心していられます。
「あつあつ中華のオーダーバイキング」にひかれて、ここホテルモンターニュにきましたが、サイトで紹介されていた以上の、あたたかい料理ともてなしに、大満足させていただきました。
どうもありがとうございました!
それに写真をたくさん撮らせていただき、どうもありがとうございました。
このサイトを訪問してくださった方に、少しでもこの喜びをお分けできたらと、思います。
ホテル内の様子
ホテルモンターニュは、清潔感のあるホテル。
駅にほど近いこともあって、ビジネスマンが多いのかもしれない。
私はチェックインをしたときは、男性の姿が何人もあって、あまり旅行者らしい服装ではなかったような気がする。
温泉に入るのにこだわらなければ、普通の旅行者でも、全く問題ない。
結婚式場も備えているので、設備は華やかで、おしゃれな感じ。
エレベーターはピンクでやさしい印象。
客室の廊下は、白とベージュの落ち着きがある。
部屋の冷蔵庫には、飲み物が完備されているので安心です。
部屋の外には自販機はありません。
眺望のいい部屋をとってくださっていたけれど、雨で全く視界が悪かったので、残念無念でした。
本来客室の窓から眺望できるアルプスの山々の、パノラマ写真が、フロント付近にありました。
もし見られなかったら、その写真で我慢ですね。
選べる朝食サラダバイキング
朝食はしっかりとるタイプなので、パンとコーヒーだけ、ですますことができません。
朝食は和食か洋食のどちらかを選べ、チェックインのときに決めておきます。
どちらも定食の形式になっていて、お盆にのせられて運ばれてきます。
器がステキでした。
和食のご飯は雑穀米のご飯で、歯ごたえもあり、味も白米よりよかったです。
さらにおかわり自由です。
相棒は、昨日夜にあんなに食べたのに、ご飯美味しくておかわりしていました。
洋食のパンもおかわり自由です。
最初は二種類パンが出てきます。
オレンジジュースもついています。
サラダは和食でも洋食でも、サラダバーで好きなだけいただけます。
ドレッシングも3種類かな、あって、ここではやっぱりわさびドレッシングをかけたいもの。
食事のあとのコーヒーも、おかわり自由になっています。
駅に近いので、出発をあまり急ぐ必要がなく、ゆったりと朝食をいただきました。
ちなみにパンとコーヒーのセットも300円で提供されているようです。
宿泊客にとって、しっかりご飯と、軽食とが選べて、一緒にいる人との食事スタイルが違っても、好みのほうを選べるので、とてもいいと思います。
朝食の場は、夜の中華と一緒の「ぎんが」ですが、シックでモダンなお店の雰囲気になっているので、非常に落ち着いた気分で食事ができます。
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