今朝も雲が垂れ込めて、ぽつぽつとわずかに雨が。
コートにマフラーをした装備、12月の中旬ならもうあたりまえだけど、冷え込まないように、と願いながら出発です。
松本から朝9時の特急しなので長野へ
松本から朝9時の特急しなので長野へ行きました。
松本から乗車の人は少ない。
名古屋からと思われる人がほとんどで、松本でビジネスマンらしき姿の男性が大勢降りる。
ここからだと自由席に乗る人がほとんどだけど、満席になるほどではないので、ぎりぎりに並んでも大丈夫。
長野には有名な名所がいくつもあるが、今回は時間の都合もあって、善光寺と七福神巡りへいくことになった。
松本から長野へ
松本から長野へは特急で1時間ほど。
車窓からは山間の静かな空気に包まれた、
おちついた家並みが目にはいる。
何度か長野にはきているが、車で来ることが多く、電車は2回目だ。
この信濃フリーキップだと、JRのフリー区間は乗り降り自由。
松本から長野は川中島、篠ノ井などでの途中下車をして、散策等を楽しむのもいい。
北松本から穂高、信濃大町経由で、南小谷まで行けるので、こちらもでかけてみたいものだ。
2泊の余裕があれば、電車を乗り降りして、何箇所かを回るのもおもしろそう。
長野の七福神さまたちのお顔を想像しながら、電車の車窓を眺めていた。
大きな荷物を預けて、身がるに。300円から。
善光寺へ
この春7年に一度の御開帳だった善光寺。ものすごい人出だったそうだ。
晴れ間が出てきて、雨の心配はなくなってきました。信濃フリーキップでは5,000円分のタクシー券があるので、近距離初乗りプラス1メーター程度の距離なら、何回か乗れるので、じっくり見て、次に移動するというような使い方には、非常に便利だ。
長野のタクシーさんは、観光客ばかり乗せるのだろうけど、愛想はいいとはいえない。
観光客は大方行くところは決まっているし、この時期だから景色のいいところまで行く人も少ないはず。
観光地のタクシーさんは、地元を愛しているというタイプが、意外に少ないような気がする。
もてなすという気持ちはないにしても、またあのタクシーを利用しようという気持ちが、
ちっともわいてこない。
ま、そんなことはいいこととして、これからの旅を楽しもうっと。
善光寺で祈願
国宝善光寺は、宗派の別なく、誰でもおまいりをすれば極楽浄土へ導いてくださる、ありがたいお寺です。
これまで11回もの火災にあって立て直されてきた、今は12回目の建物だそうです。
現在の本堂は1707年宝永4年に完成したそうで、鐘を打ち鳴らす撞木ににていることから、撞木堂と呼ばれているそうです。
有料の駐車場はたくさん周辺にありますし、バスも駅前からたくさん出ています。
門前に土産店がずらりと並んでいて、呼びこみも盛んです。
寒い時期なのに、参拝客はかなりいます。
大きなご利益のありそうなお守りが多種類あります。私はとあるお守りを買ってきました。
七福神巡り
長野駅の案内所で、「善光寺表参道マップ」をもらったので、詳しい道を調べながら、歩くことができます。
七福神を歩いてめぐる道のりは約2.5キロです。
すべて表参道あたりにあるので、「善光寺表参道マップ」をみれば、道順はすぐにわかります。
迷うことなく行けると思います。
世尊院にある毘沙門天へ
最初は仁王門近くの、世尊院にある毘沙門天へ。
残念ながら祝祭日や仏教行事のある日しか、拝観できません。
どうしても見たい方は、調べてからということに。
毘沙門天は檜の一木造りで市指定の文化財だそうです。
七福神の朱印をおしてもらうことができ、専用の色紙を800円で購入すれば、一つずつ参拝ごとに朱印を押してもらえることになっています。
各100円かかりますが、いい思い出になると思います。
西宮神社恵比寿様
次は西宮神社に恵比寿様を拝見に。
恵比寿様は右手に釣竿、左手に鯛を抱えているお姿でおなじみですね。
家内安全、五穀豊穣、商売繁盛などのご神徳があるそうです。
布袋様/旧御本陣藤屋
3番目にお目にかかるのは、布袋様、あの福福しいお顔でおなじみの布袋様。
善光寺大門のバス停にある旧御本陣藤屋。
ここにあるそうなのですが、依頼して見せていただくことになっています。
朱印をいただく必要があれば、当然見せてもらうべきですね。
布袋様は大きな袋を担いでいます。
世俗を離れ放浪し、施しを受けると、少しだけ食べて残りを袋にしまったとされます。
中国の高僧とも、弥勒菩薩の化身ともいわれています。
中央通りを南へ歩いていきます。
道はきれいに整備され、長野一番の賑わいがあるところでしょう。
まちの様子をスナップ写真で・・・
中央通りを南にいき郵便局のある角に、弁財天さまがまつられています。
これからそこをご案内~。
弁財天さま
七福神巡り、次は弁財天さまのところに。
呉服店から商店街(権堂アーケード)よりにすぐのところに、往生院があり、そこにまつられている。
ちょっとうら寂しい感じのところです。
弁財天さまは、奥まったところに小さな社があって、40センチくらいの大きさで、華やかな色彩に彩られていました。
暗くて映せなかったので残念。穏やかなお顔立ちでした。朱印は隣の呉服屋さんでもらうように、紙に記してありました。
福禄寿さま
さて、次に向かうは福禄寿さま。少し南にいったところの秋葉神社におられます。
秋葉神社の境内の中を見渡すと・・・
残念ながら福禄寿さまがまつられているところは、暗い本堂の奥でしたので、見えません。
じーっとのぞいてみたのですが、みえませんでした。
福は幸福を、禄は富貴、寿は長寿をさすので、しっかりとその功徳がいただけますようにと、祈願してきました。<m(__)m>
大黒天様
さて次に向かうのは大黒天様です。福禄寿のある秋葉神社をまた中央通りを南に行き、
門前プラザのある昭和通りで右に。
しばらくいくと長野中央郵便局が見えてきます。その横に目立たない鳥居と神社があります。
大黒天はもとはインドのヒンズー教の神で、破壊を司る憤怒の神だったそうです。
最澄が伝えて家を守る神様として崇拝されていきます。
右手に打ち出の小槌を持ち大きな袋を背負っています。
朱印のスタンプはこの箱に入っています。
寿老人様/山西光寺
それでは、七福神の最後の神様のところへ行ってきます。
門前プラザのところまで戻り、南へ向かいます。
信号のある左角に、寿老人のまつられている、かるかや山西光寺があります。
かるかや山西光寺は、開祖刈萱上人とその御子の二人を刻んだ、二体の刈萱親子地蔵尊をご本尊として安置されているそうです。
また得ときを現代によみがえらせた「絵解きの寺」でも有名なところ。
時間があれば、3本のお話を、聞いてくるといいです。
本来この七福神巡りは、一番最初に寿老人を、お参りすることになっているようですが、
私たちは順番を逆にしてしまいました。
駅から順に北へ向かい、善光寺までの道のりを、気持ちを高めながら向かっていくのが、
やはり順当でよい道のようです。
休憩どころは途中たくさんありますので、休みやすみいってもいいですね。
体力のある若い方なら、1時間半くらいで全部、まわれるかもしれません。
スポンサーリンク
コメント