◆21世紀の森 学習展示館
スギ・森林が好きな子供に、絶好の学び場所といえる「21世紀の森学習展示館」。
夏休みの宿題にもってこいかもしれません。
ここでスギ（杉）の樹齢をあてることができるようになって、岐阜の旅が面白くなったのです。
ここにきたら、スギの木がどんな成長をとげ、建築材となって利用されていくのかがよくわかります。
杉の木のことがすべてわかる、21世紀の森学習展示館
展示内容
学習用のパネルや、音声案内などがあります。
森林がどうやってできるのか、どんな働きがあるのかなどの解説。
杉の品種と樹齢がわかる
日本各地にスギの森林があります。
地域によって品種が違うそうです。
ずらっと名前が並んでいます。
いったいいくつのスギの種類があるんでしょう。
それぞれ木目も当然違うのですが、うーん、見分けるのは難しい。
◆杉の木の樹齢
スギが植樹されてからの年齢が、実物を見てわかります。
たった一粒の小さな種が、そびえ立つ大木になるんですね。
自然の力だけでなく、森林を守る人があって、こうして成長するのだそう。
日本の家の建材として利用
スギのどの部分を、どう木材として利用するのかも詳しかったです。
日本家屋に多用されている杉は、日本の気候風土によく合っているのですね。
スギの木は樹齢300年400年という古いものもあります。
特にここ板取では、「巨大な株杉」も有名で、古くから信仰の伝説も残っています。
「巨大株杉」は、展示館を出て坂を上がっていくと、間もなくありますよ。（必見！）
自然の中の杉と生態系
スギの森林にすんでいる、動物たちのこと、植物のいろいろ。
自然の生態系をしることができます。
ここ21世紀の森学習展示館は、すべてスギの木でできていようです。
床、壁、屋根、柱、みな美しい木目です。
◆学習展示館の屋根
天井も梁も立派です。
杉の木が日本の家屋によく用いられる理由
杉の木は日本の建築において長年使用されてきました。
その理由は杉の木が持ついくつかの特性によるもので、ここで学んだことを以下に主な特徴をまとめてみます。
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耐久性：杉の木は自然の環境に対する耐性があり、湿度や昆虫からのダメージに強い。これは、特に日本の湿潤な気候において、家屋の材料として理想的。
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軽さと強度：杉の木は軽くて加工しやすい一方、十分な強度を持っているため、建築材料として適している。
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美観：杉の木は自然な美しさを持っており、時間が経つにつれて色が深まるため、日本の伝統的な家屋の美観を保つのに役立つ。
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熱伝導率が低い：杉の木は熱を伝えにくい材料で、冬季には暖かさを、夏季には冷たさを保つのに役立つ。
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成長速度：杉は成長速度が速く、森林資源として持続可能であると考えられています。これは環境に配慮した建築材料選択に重要な点です。
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防音性：杉の木は優れた防音性能を持っています。これは、音響設備や住宅の間仕切りなど、音をコントロールする必要がある場所で特に有用。
以上が杉の木が建築材料として好まれる理由のいくつかです。
ただ、すべての杉の木が同じ特性を持つわけではないので、実際に利用するときは、大工さんたちの経験や知識が必要になってきます。
岐阜県は杉の木が多く、まっすぐな木の景観が地域の魅力の一つといえると思います。
21世紀の森公学習展示館・料金
利用料は無料です。
杉の品種や樹齢/木目の美しい建材/21世紀の森学習展示館/スギが人気のわけ/岐阜関市・まとめ
関市板取は、板取川があまりにも透明度が高いことでもしられますね。
川下り、釣り、キャンプと、夏の遊びに最適なところ。
21世紀の森学習展示館は、「21世紀の森公園」にあり、
駐車場は無料で広々、遊具もありますよ。
あじさいの時に「巨大株杉」も観てきました、圧倒されます！
あじさいの見頃には「板取あじさいまつり」開かれます。
◆岐阜あじさい名所ランキング
21世紀の森公園 森林学習展示館 所在地：岐阜県関市板取２３４０−５
岐阜県関市板取２３４０−５
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