「さぼう遊学館」は土砂災害の特徴をしって、災害から身を守る方法を学べる所です。
江戸時代から土砂災害とたたかってきた歴史が、羽根谷(だんだん公園)にはあります。
山からの土砂を防ぐための「砂防堰堤(えんてい)」が、地域を守り花々の美しい公園となっています。
川のきれいな岐阜県は、土砂災害とも背中合わせ。
「さぼう遊学館」で学ぶことが、危険から身を守ることになると思いました。
- 料金・営業時間
- 駐車場・アクセス方法
- さぼう遊学館の学習設備
について報告しますね!
さぼう遊学館の料金・営業時間
入館料 | 無料 |
開館時間 | 午前9時から午後5時 |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日から1月3日) |
岐阜県海津市南濃町奥条 さぼう遊学館
岐阜県海津市南濃町奥条 さぼう遊学館
駐車場とアクセス方法
◆さぼう遊学館前の看板、Pが第一駐車場
最も近い駐車場は第一駐車場で、さぼう遊学館のすぐ北側です。
駐車場、無料です。
ほかにだんだん公園をくだったところにも二か所あります。
アクセス方法
<自家用車の場合>
- 東名阪自動車道桑名東ICより約20分
- 名神高速道路大垣ICより約20分
<公共交通機関利用の場合>
- 養老鉄道駒野駅下車徒歩25分
さぼう遊学館の学習設備
◆正面にあるヨハネス・デ・レーケさんの胸像
さぼう遊学館はまさに砂防のお手本!
大量の土砂が集落まで出てくるのを防ぐために、江戸時代から谷底にたまった土砂を取り除く工事が行われてきました。
明治になりヨハネス・デ・レーケさんの指導などで、大きな石を積み上げて「巨石積堰堤(きょせきづみえんてい)」がたくさん造られました。
それにより羽根谷では土砂災害が半世紀以上も発生していないということです!
まさにここは砂防のお手本なのです。
◆羽根谷だんだん公園の「巨石積堰堤(きょせきづみえんてい)」
◆「巨石積堰堤(きょせきづみえんてい)」の下流の水遊び場
いくつもの「巨石積堰堤」があり、山間の羽根谷の美しい景観にもなっています。
第一堰堤は登録有形文化財にもなっていますよ。
さぼう遊学館・展示室
入り口を入ったら、右手側に展示室があります。
ここで土砂災害の特徴や、から身を守るために必要なパネル展示があります。
疑似体験できる3D映像の仕方コーナーも。
大雨が降って避難するまでの、迫力ある(怖くなるかも)映像です。
◆危険な場所を知るためのジオラマ(立体模型)
◆避難方法を知るためのパネル展示
非常のときのための、備蓄品と非常持ち出し品のリスト。
私に減災力はあるのか?
災害を受けないための力がどれくらいあるのか。
土砂災害の知識をちゃんと身につけているか。
突きつけられると、とても答えられない。。。
助け合って逃げる、いつ逃げるかを決めておく。
どこへ逃げるかを家族で決めておかないとね。
突然の災害には、あらかじめ慎重すぎるほどの用意をしておきたいですね。
平野に住んでいる私たちには、実感としてわきにくいですが、土砂災害の予備知識は必要と感じます。
とにかく闘っても勝てないのですから「逃げる!」
展示を見ていて、身が引き締まる思いです。
外はのどかなだんだん公園。
ちょろちょろ流れる水を見ていると、災害のことは思いつきもしません。
だからこそ、ここに石堤がいくつもある理由を知って、驚くやら感心するやら。
映像学習室では専門家の話も
展示室とは別に「映像学習室」とい部屋があり、土砂災害や防災の専門家の講義を受けることができるそうです。
疑似体験として土砂災害の恐ろしさを3D映像で見ることもできるとのこと。
予約が必要です。
さぼう遊学館の周辺の様子
さぼう遊学館そばの様子です。
水と土砂の勢いを止め、山崩れを防いで、民家を守ってきた石堤。
周りは桜の木の並木が続いて、風光明媚なところです。
行楽のついでに学習も。
桜の季節にいってきました⇒「だんだん公園・桜名所4月上から下旬/桜のトンネル 八重桜も(岐阜羽根谷)」
夏は水(川)遊びもBBQもできる⇒「だんだん公園で水(川)遊びとバーベキュー!期間/申し込み/P(岐阜海津市)」
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