名古屋の歴史ある地区、大須にて毎年秋に繰り広げられる「大須大道町人祭」。
このイベントでは、街の隅々が芸の舞台と化し、数々の大道芸人たちがその技を競い合います。
ジャグリングからパントマイム、伝統的なおいらん道中まで、古き良き日本の文化と現代のエンターテインメントが融合した祭り。
「三英傑の名古屋まつり」の裏側で、名古屋の秋を彩り豊かに笑顔いっぱいで演出しますよ。
2023年大須大道町人祭!日程スケジュール
2023年令和5年の大須大道町人祭は、10月14日(土)15日(日)の二日間です。
今年でもう44回目となります。
日本全国の大道芸人が一堂に会する唯一のお祭りです。
また、毎年大好評の大須名物「おいらん道中」は今年も必見ですね!
昨年2022年令和4年は3年ぶりの大須大道町人祭が開催されましたが、今年はそれ以上に楽しみいっぱいのスケジュールになっています。
2023年大須大道町人祭・イベント
イベントのハイライト
★ジャグリング、舞踏、パントマイム、ガマの油売りといったさまざまな芸が披露されます!
★おいらん道中、華やかなおいらんに扮した一般公募の女性たちが大須の街を練り歩きます!
大須大道町人祭の日程10月14日(土)15日(日)、前夜祭13日
2023年も二日間にわたっての開催です。また前夜祭もあります。
<本祭の日程>
- 大須大道町人祭:2023年10月14日(土)、15日(日)
<前夜祭の日程>
- 日時:10月13日(金)18:00〜
- 会場:万松寺会場
- 前夜祭のスケジュール:おいらん道中、Mr.アパッチ、カナールペキノワ
本祭14日、15日の日程イベント内容
名古屋大須の大道町人祭では、今年も盛りだくさんのイベントが予定されています。
その中のハイライトを紹介すると、
1. オープニング: 力強い音色の大須太鼓。
2.大道芸: 全国から集まった54組の出演者が、18を超える会場で華麗なパフォーマンスを展開。
3. おいらん道中: 1日3回、華やかな練り歩きが繰り広げられる。
4. 特別コラボ: ここでしか見られない芸人さんたちのコラボレーション演目。
5. 夜の演目: 妖艶で幻想的なショーが魅了。
6. プロレス会場: 大須チャンピオンベルトをかけた熱戦が繰り広げられる。
7.屋台 & 駄菓子店: お祭りの定番、楽しい屋台や駄菓子店が並ぶ。
8. 無料大道芸体験: 観客も参加できる大道芸の体験コーナー。
このように、大須の大道町人祭では、見どころと楽しみが盛りだくさん!
お祭り当日にガイドブックもらえます
イベントの内容があまりにも多いので、お祭り当日に会場にてガイドブックが配布されます。
多くの演目と出演者があるので、事前に知っておくのも良いかもしれません。
見どころや出演者、タイムスケジュールがわかるガイドブックのPDFデータのリンクがこちらにのっています⇒「2023年の大須大道町人祭」
出演者とイベント
大須大道町人祭 パフォーマンスラインナップです。
ここで紹介しているのは14日(土)のパフォーマーの一部です。
<一般パフォーマンス>
- 金粉ショウ: 大駱駝艦
- 寸劇: デカルコ・マリィ
- バルーン: Syan
- 似顔絵エンターティメント: 桜小路富士丸
- 中国雑技: 張海輪
- ポールダンス: めりこ
- アイシュー仮面 & 他: Mr.BUNBUN
- クラウン: ザ・スコビルズ
- パフォーマンスカルテット: to R mansion
- 和風手品師: izuma
- マジック: LUNA などなどの方々
<パントマイム>
- パントマイム(山本光洋)
- ジャグリングマイム(池田洋介)
- パントマイム(シルヴプレ)
- パントマイム(加納真実)
日本の大道芸
日本の大道芸も見逃したくないですね。
- ちんどん
- 江戸糸あやつり人形
- 講談
- がまの油売り
- けん玉
- 落語 などなど
見どころや出演者、タイムスケジュールがわかるガイドブックのPDFデータのリンクがこちらにのっています⇒「2023年の大須大道町人祭」
大須の花魁道中は何がすごい?
花魁(おいらん)道中というのは、かむろや傘持ちをひきつれた花魁が、高下駄で八文字を描きながら、街をしゃなりしゃなりと歩きすすんでいきます。
花魁は一般公募で選ばれた人ばかり。
※前夜祭の花魁道中では、スペシャルゲストのみひろさんが、艶やかな花魁に扮します。
映画やドラマの江戸の世界が大須によみがえります。
※かむろ:肩までで切りそろえた児童期の髪型、あるいはその髪型をした子供で、江戸時代の遊廓に住む童女をいいます。
花魁道中のコースどこを歩く?
◆2023 大須大道町人祭 花魁道中のコース
一日に3回、3コースをめぐる花魁道中、時間が若干違っていますから、確かめてお出かけを。
昨年は8組ものおいらん道中が練り歩いていました。
今年も同等の花魁道中になるのではと思われます、見ごたえ十分な迫力です。
時間前から待つのもいいですし、必ず花魁を見ることができる方法をこっそり伝授。
花魁を必ずみる方法
おいらん宿に待機する!
「おいらん宿」が花魁道中の起点であり終点です。
おいらん宿は東仁王門通りの愛知銀行のそばです。
ここで待機すると確実に花魁を見られます。
※14日(土)夜のおいらんの起点は大須観音です。
赤い傘を探す!
花魁には赤い大きな傘がさしかけられています。
遠くからでも目立つ赤い傘がおいらんの目印です。
おな~り~の掛け声をキャッチ!
大須太夫の口上「おな~り~」をいち早くキャッチ。
おいらんの行く先ではお付きの男衆のおいらんのお出ましを知らせしています
逆回りで待機する!
その手があったか!の逆待機。
おいらん道中は各回上のコースで練り歩くので、その逆をたどっていけばおいらんに会えます。
大須大道町人祭に屋台はでる?
それはもう、たくさんの屋台がでます。
お正月の時と同じかそれ以上の盛り上がりなので、非常に多くの屋台屋台屋台。
なんでもありの大須なので、屋台グルメを大いに楽しめます。
大須大道町人祭の起源と特色
1978年(昭和53年)の10月、名古屋市の中心部で行われる「名古屋まつり」に対抗する形で、大須地域で新たな祭りの創出が始まりました。
中日プロダクションの故高橋寿々夫氏を中心としたこの取り組みは、大道芸の衰退を食い止めるとともに、街を人々の生活の舞台として再び活気づけることを目的としていました。
「街は人にとって生活ドラマの舞台である」という理念のもと、「大須大道町人祭」が手作りの精神で開催されました。
この祭りは、名古屋まつりのような派手な装飾や華やかなパレードは持たないものの、昔懐かしの小屋掛けや猿回し、がまの油売り、バナナの叩き売り、
のぞきからくり、人問ポンプ、七味唐辛子売りなど、多種多様な伝統的な大道芸が披露されました。
その結果、大須の南店街は夜遅くまで賑わいを見せ、新たな伝統としての礎を築くこととなりました。
大須大道町人祭の展開と今
「名古屋まつり」と競合する形で設立された「大須大道町人祭」は、名古屋まつりの公式的な雰囲気に対抗して、より庶民的で手作りの感性を大切にして成長してきました。
官製のまつりに一石を投じる意図で、わざと「名古屋祭り」と同じ日に開催を決定し、市民の間で大きな話題となりました。
名古屋まつりの「三英傑行列」に立ち向かうように、大須大道町人祭は「おいらん道中行列」や「子供英傑行列」などのオリジナルな行列を手作りの精神で作り出し、祭りの魅力を増していきました。
年々新しいアイディアや企画が取り入れられ、今年で44回目を迎えるこの祭りは、庶民からの熱いサポートを受けつつ、全国的にも大道芸人たちが集まる名高いイベントとして定着しています。
大須大道町人祭2023開催/スケジュールと出演者/花魁道中コース/屋台/大道芸・まとめ
大須大道町人祭は、商店街の各所で繰り広げられる大道芸やパフォーマンスを見て回るのがとても楽しい祭りです。
一番人気の金粉ショー、去年もすごかったですね。
都心に近く、数々の商店が並び、演芸場もある、老若男女が集う名古屋では最も楽しい地域。
名古屋まつりと2023年の日程はかぶらないので、どちらも楽しんでちょ~。
※名古屋まつりは10月21日・22日
「大須商店街公式」
<関連ページ紹介>
◆2023名古屋まつりはいつ?日程・英傑行列時間コース・屋台・イベント
◆愛知紅葉スポット2023名所ランキング・見頃とライトアップ・穴場
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