◆清州城
織田信長が天下取りの出発点とした清州城は愛知県清須市にあります。
尾張の国、現在の愛知県清須市にある清洲城は、織田信長が天下取りの出発点とした重要な城として知られています。
かつて尾張の中心として栄え、信長が桶狭間の戦いへ出陣した地であり、織田信長亡き後の後継者を決める「清洲会議」の舞台ともなりました。
慶長15年(1610年)の「清洲越し」により城は取り壊されましたが、その歴史的重要性から多くの人が訪れる観光スポットとなっています。
「清洲城」の天守閣は鉄骨と鉄筋コンクリート造りの3層4階建て(平成元年築)。
慶長15年(1610年)からの※「清洲越」で清洲城は取り壊されましたが、信長の歴史の重要地点として今も熱いまなざしを受けています。
4階の展望室からは濃尾平野が一望できますよ(出陣太鼓もたたける)
- 清州城の見どころや歴史
- 開館時間・料金
- 駐車場とアクセス
を中心に体験クチコミします。
お城の中でお姫様体験もできました。
清州城の見どころ
◆桜と清州城
清州城は一部再建され、その歴史と美しい景観により一度は訪れたい価値あるお城。
見どころのいくつかを紹介すると、
-
城門と城壁: 清州城の城門と城壁は見事な石造りで、日本の古代の建築技術と設計の美しさを感じることができます。
-
天守閣: 再建された天守閣は清州城のシンボルで、展望台からは清須市の素晴らしい眺望を楽しむことができます。
-
城内の博物館: 清州城内には博物館があり、城とその周辺地域の歴史、そしてかつて城で生活していた人々の生活について学べます。
-
周辺の公園と庭園: 清州城周辺には美しい公園と庭園があり、季節によってさまざまな花や植物が楽しめます。特に桜の季節や紅葉の時期は、色とりどりの美しい風景が広がります。
-
地元のイベント: 清州城では、時期によってさまざまなイベントが開催されます。例えば、お城祭りや花火大会など。訪れるタイミングによっては、これらのイベントを楽しむこともできます。
天守閣の中は、
- 天守閣の1階から4階までにある各種展示・体験・映像紹介
- 手作り甲冑・打掛の試着体験
- 3階の清須会議学習コーナー
となっていて、歴史好きにはじっくりと時間をかけたいところです。
清州城全体の見学時間は、1時間から1時間半ほど。
清洲城・開館時間と料金
◆「清洲城」枯山水の庭と
開館時間
- 清洲城天主閣 午前9:00~午後4:30
- 芸能文化館 午前9:00~午後5:00
休業日:月曜日・年末(12月29日~31日)※月曜日が祝日・振替休日の場合は、翌平日
入館料
- ■大人:300円(団体:250円)
- ■小人(小中学生):150円(団体:100円)
※幼児無料
清洲城天守閣について
天守閣の中の見どころを紹介します。
天守閣1階
天守閣一階では清須の成り立ちとあゆみについて、解説と展示があります。
天守閣2階
二階は「関東の巨鎮・清洲の全貌を体感する」というテーマで、戦国時代の清須城下の喧騒や武将たちの暮らしを体感できるような展示となっています。
◆清州城内の展示、石落し
天守閣3階
三階では信長公の偉業、秀吉・家康、そして信長に関わりのある武将たちと、清洲との関わりが検証されています。
この日、「織田信長物語」の上演がありました。(土日祝に。清須会議の紙芝居のときもあり)
天守閣4階
◆清州城からの眺望 名古屋のビル群を背景に
最上階四階では「吉例の地・清須の天守に立ち、浩然の気を養う」として、清洲の眺望を楽しめます。
(信長の心持ちを身近に感じられるかも)
◆四階清州城再建の歩みの展示
また「清須からくり望遠鏡」や 清洲城再建の歩みについても学べるところです。
◆清州城四階の信長公吉例太鼓
連戦連勝の信長公の出陣太鼓にちなんでもうけられた「信長公吉例太鼓」。
自身の夢達成や勝利を祈願して、吉例太鼓を打ってみませんか、とありますよ。
たたき方の例も説明あるので、心配はいりません。
人目がなかったので、金ピカの信長公を眺めながら、自由に打ってみました!^^
願いがかなうかも?の気持ちを込めてたたくとよいみたいですよ。
城内はほとんど撮影禁止なので、自分の目でたしかめてみてくださいね。
清洲城 歴史~信長の天下取りと清洲会議~
清洲城は、応永12年(1405年)に尾張の守護であった斯波義重によって築城されました。
鎌倉街道と伊勢街道が合流する交通の要所として、尾張の政治・経済・司法の中心地として繁栄しました。
戦国時代には、織田氏が実権を掌握し、清洲城は下四郡を支配する織田大和守家の本城となりました。
弘治元年(1555年)、織田信長は主君であった織田信友を討ち、那古野城から清洲城に入城。
約10年間を尾張の拠点とし、桶狭間の戦いへこの城から出陣しました。永禄5年(1562年)には、徳川家康との間で清洲同盟が結ばれました。
天正10年(1582年)の本能寺の変後、織田家の後継者を決める清洲会議が清洲城で開かれ、柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉、池田恒興の四人の重臣たちが参加しました。
この会議は、その後の織田家の勢力図を大きく塗り替えることになりました。
清州越しについて
慶長15年(1610年)、徳川家康による名古屋城築城に伴い、清洲の町は名古屋へ移転する「清洲越し」が行われ、清洲城は廃城となりました。
これにより、政治経済の中心は清洲から名古屋へと移りました。
清州城の駐車場・アクセス
清州城駐車場
◆清州城表側の駐車場無料、総合福祉センターに隣接
無料の大駐車場で、普通車:113台 バス:9台
利用時間: 9:00~17:00
裏側にも20台分ほどの無料駐車場があります(清州城広場に隣接)。
清州城へのアクセス
◆JR清洲駅
<車の場合>
- 名二環道路:清州東インターより5分
- 名古屋高速・清須出口より5分
<電車の場合>
- JR東海道本線清洲駅:徒歩約15分
- 名鉄本線新清洲駅:徒歩約15分
- 城北線尾張星の宮駅:徒歩約20分
打掛や甲冑の試着ができる
◆清州城のとなり「芸能文化館」で打掛の試着
清州城のとなりの施設「芸能文化館」(城内からの通路あり)で、打掛の試着体験してみました。
甲冑も試着できます。
◆清州城となり「芸能文化館」で甲冑の試着も
赤い甲冑ばかりでしたから、相方ゴロマルははずかしいと遠慮しました。
記念撮影できるよいチャンスですね。
◆甲冑や打掛の試着時間の案内
平日も土日祝も10時から午後4時まで。
清州城に入城した人は無料で。
織田信長と濃姫像・清洲古城跡公園/ 清洲城の周辺とランチは(清須市)
◆織田信長公と濃姫の銅像
清州城の周辺の観光スポットで、ぜひ合わせて行きたい所を紹介します。
織田信長と濃姫の銅像のある「清洲公園」と「清州古城跡公園」。
どちらも徒歩2~3分で行けますし、パワースポットでもあるらしい。
無料の大駐車場からの案内で、まずは「清州古城跡公園」から行ってきます。
- 休憩所とランチ
- そのほか周辺の見どころ
も報告しますね。
※ランチをいただけるところは、清州城、お城の周辺にはありませんでした。
「清州古城跡公園」へは大駐車場から
◆信長公を祀るお社と清洲城跡碑の案内
清州城の大駐車場からすすめるゲートで、信長公を祀るお社と清洲城跡碑へ。
わかりやすい案内がたっています。周辺の観光案内マップもあり。
◆信長公を祀るお社と清洲城跡碑
歩き始めるとすぐにお社は見えてきます。
◆右大臣織田信長公古城跡の石碑
こんもりと小高い丘にたたずむ石碑。
青い紅葉が清々しいところです。
五条川の方面から、お社と石碑(清須古城跡公園)にも行けます。
五条川に沿って徒歩1~2分で、織田信長公の銅像がある「清州公園」にもすぐ。
◆織田信長と濃姫の銅像のある清洲公園への橋げた案内
100m先を右にすすめば、織田信長と濃姫の銅像のある清洲公園へつきます。
「清州公園」にある織田信長と濃姫の銅像
清洲公園でまず目につくのが、
◆織田信長公桶狭間出陣の歌
人間五十年ではじまる有名な歌で、伝統芸能で演じられる作品「敦盛」の一節。
「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか」
信長と濃姫の立像
そして信長と濃姫の二人の銅像は、
◆清洲公園の織田信長公と濃姫の銅像
このように濃姫が見守る中、いざ出陣へというう瞬間をとらえているのでしょうか。
しばし二人の会話を想像してみました。。。
清洲公園の園内は平坦で、散策しやすい場所です。
脇に電車の高架があり、電車が通るたびにかなり大きな音がするにはします。
夫婦の絆・パワースポット
◆清洲公園は二人の愛と希望の丘パワースポット
清洲公園は、夫婦の絆・立身出世・必勝祈願のパワースポットだそうです。
織田信長公天下統一の第一歩がここ清須から始まり、幾多の困難を乗り越え二人の絆や支え合いにより勝利を収めた歴史の地であることから、二人の愛と希望の始まりの地とされています。
濃姫は織田信長公の正室、戦国大名斎藤道三が父。
政略結婚で信長公に嫁いだ濃姫の意味は、美濃から嫁入りしてきた姫という意味。
信長公の正室という立場にあったという事実だけが 残り、他に一切名を残さなかったということです。
戦国時代に詳しい人は、もっと得るものが多い清洲公園かと思います。
清州城の休憩所・ランチについて
◆清州城と清州古城跡公園、清洲公園の配置図
清州城、古城跡公園、清洲公園は徒歩で1~3分ほどの距離にあり、この地図の範囲には飲食店はありません。
休憩できる施設として、ちょうど中間点に「清州ふるさとのやかた」があります。
◆「清州ふるさとのやかた」
中に入ってみると、休憩所、無料のお茶、お土産売り場、歴史案内ビデオなどあります。
◆「清州ふるさとのやかた」施設内の様子
残念ながら食事・ランチができる設備はありません。
飲み物の自販機はありますが。
ボランティアさんにお城の案内を頼める場所でもあります。
施設の中には清須のまちを知るなどの案内ビデオを自由にみられますし、甲冑も飾ってあります。
のぼりばたに「信長ポークカレー」とありますが、これはお土産用。
そのほか清州城の周辺見どころ
◆清州城の石垣を再現したもの(清州城そば)
一部ですが清州城の石垣を再現したものが観光スポットです。
また清須城のお庭も素晴らしいです。
◆清洲城の庭
清州城のお庭もゆっくり見たい、水琴窟の音色はやっぱり落ち着きます。
清州城/織田信長と濃姫像・清洲古城跡公園/ 清洲城の周辺とランチは(清須市)まとめ
信長ファンにとってははずせない清州城。
清州城下での生活、信長とゆかりのある武将たちのことなどがよくわかります。
歴史や自然、地元の文化を楽しむことができる清州城は、家族連れや歴史好きには特におすすめの観光地です。
隣接の多目的広場でイベントの開催もあります。
◆祈願したことで秀吉を授かったとされる神社、日吉神社も近い

◆岐阜市歴史資料館・何がある?料金駐車場・信長の岐阜での生涯

イベント・休館など詳しいことは⇒「清州城HP」
◆清州城裏の駐車場にある自販機の絵
清須城とともに訪れたい「清洲公園」と「清州古城跡公園」は、徒歩2~3分の距離にあります。
清須城の無料の駐車場にとめれば、いずれにも行けます。
ランチ(食事)できるところはその範囲にはありません。
お土産には
「清洲城信長ポークカレー」:CoCo壱番屋が監修し、ナカモ(株)の「つけてみそかけてみそ」と清洲桜醸造(株)の「清洲城信長鬼ころし」で味付けしたマイルドな中辛のレトルトカレー。
「土田かぼちゃ」:もっちりとした食感と甘さ!地元農家の皆さんのおかげで復活を遂げた最高傑作!
「宮重大根」:青首大根の元祖とも言われている。宮重大根純種子保存会をはじめとする皆さんの努力で、昔の宮重大根に近い大根が復活。

清洲公園 所在地:愛知県清須市清洲3丁目7−1 下の行のワンクリックでコピーできます。
愛知県清須市清洲3丁目7−1
清州城 所在地:愛知県清須市朝日城屋敷1番地1 下の行のワンクリックでコピーできます。
愛知県清須市朝日城屋敷1番地1
スポンサーリンク
コメント