◆道の駅 信州新野千石平の「幸法」のモニュメント
高くそびえる山々の中腹に抱かれた、静寂と緑の深さに包まれた道の駅千石平。
この駅の特徴は、なんといってもその独特の地元料理。
馬肉と鹿肉を使った料理は、深い森の恵みを存分に味わうことができる逸品です。
馬肉は柔らかく、鹿肉は独特の風味があり、どちらも地元の伝統的な調理法で提供されます。
また、千石平のもう一つの名物は、五平餅ととうもろこし。
五平餅は、もち米を竹串に巻きつけ、炭火でじっくりと焼き上げられた、甘じょっぱいタレが絶品のおやつ。
一方で、季節になると甘くてジューシーなとうもろこしも登場し、訪れる人々の心を魅了します。
山々に囲まれたこの地で、心も身体も満たされるひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。
まずは、いちもくさんに食事処へ、平日の12時半ごろでほぼ満席です。
◆道の駅千石平の鹿肉・馬肉料理メニュー
道の駅 信州新野千石平(長野阿南町)【南信州・奥三河20年9月の3】
道の駅 信州新野千石平でランチ・食事
鹿焼肉定食
◆鹿焼肉定食(1,350円税込み)
まず「鹿焼肉定食」から、野菜いため、煮物の小鉢、カブと野沢菜のつけもの、ご飯、みそ汁。
信州といえば白みその味噌汁、そして野沢菜は定番。
鹿焼肉の味は
3ミリほどの厚さで平たく切ったお肉を、しょうゆ系で味付け。
焼肉の焼き目はなく、炒めたかなという調理法。
鹿肉は脂身がなく、クジラ肉を食べているような食感です。
ほどよいかたさ噛み応えがあり、味は表面にからむという感じ。
私はけもの臭さを感じるので、少々苦手な味です。
ウニやカモなどが好きな人は、たぶん美味しい思います(ゴロマルは抵抗感なくOKと)。
鹿肉料理ほかには?
ここ「道の駅 信州新野千石平」の鹿肉料理は、ほかにありません。
ということは鹿肉を手軽に美味しく食べるには、焼肉がよいということのようです。
さくら丼(馬の肉の丼物)
◆さくら丼(馬丼)900円
馬の丼ものを「さくら丼」というようです。
(品質のよい馬肉が桜色をしていることから、さくら=馬肉のこと)
煮物の小鉢、カブと野沢菜の漬物、味噌汁。
丼には 酢生姜がたっぷりのっています。
さくら丼(馬丼)の味は
牛丼のような味付けの、やや甘味を感じるしょうゆ味です。
歯ごたえ十分で、噛み切るのがちょっとたいへん。
脂身もしっかりしたもの。
くせはないのですが、やはり牛丼のようにはいきません。
たっぷりの酢しょうがは、相性抜群です。
途中から一味唐辛子をかけてみたら、箸がすすみました。
そのほかの馬肉メニュー
馬肉メニューは、「さくら丼」のほか、
- 馬ステーキ定食1980円
- 馬刺し定食1400円
馬肉の方が鹿肉に比べると料理のバリエーション豊富で、提供しやすいのでしょうか。
馬肉料理は昔から聞いていたし、名古屋でも食べられるお店はあるので、全国的にポピュラーのようですね。
一方鹿肉は、一頭でとれる量が少なく、提供しているお店は少ないですね。
とにかくジビエの代表、鹿肉で焼肉、馬肉で丼をいただくことができました。
お手軽価格で鹿肉・馬肉料理が食べられる、さすが信州ですね。
ドライブ行楽のおりに、ぜひ行ってみてね。
お店のシステムに感動
食事をした「道の駅 信州新野千石平」のお店のシステムに感動です。
まず席に座り、テーブルの上のメニュー表に数字を入れて、会計します。
◆注文票に先に記入、裏はドリンク
赤いペンがあるので、数字を記入。
レジに持って行ってお会計を済ますと、引換券がもらえます。
出来上がったら運んでくれて、引換券を回収。
お店の人は、注文を取りに行かなくてもいいシステムです。
お水・お茶・お手拭き・子供用の食器、返却はセルフサービス。
じっくり考えていいし、自販機置かなくていいし、列もできない。
よく考えられているな、と感心します。
※猪と熊の肉もあると聞いていったのですが、それはありませんでした。
道の駅 信州新野千石平の特産品など紹介
さて、ここは全国に1,400以上ある道の駅のうち、重点道の駅に選定されているところ。
重点道の駅はそのうち38か所しかないそうです。
屋外には新たな大きな建物が建設中で、どんな設備が増えるのでしょう?
五平餅は大きくて格別
◆ビッグサイズがある五平餅 イメージ
道の駅信州新野千石平で人気のある五平餅は、そのサイズと豊かなボリュームで知られており、美味しいと評判です。
特に、甘い味噌をふんだんに使用していることが特徴です。
また、この五平餅の大きさは、日本で最も大きいとも言われており、「ケンミンショー」というテレビ番組でも取り上げられたことがあります。
道の駅信州新野千石平で販売されている種類の五平餅は、
- 「びっくりの大きさの大御幣餅」(240g):日本一の大きさを誇る五平餅。
- 「祭り御幣餅」(160g):手ごろなサイズの五平餅。
- 「七福御幣餅」(80g):小さめのおやつサイズの五平餅。
これらの五平餅は、大きさとボリュームだけではなく、たっぷりの甘い味噌が付いていることも魅力の一つです。
道の駅信州新野千石平にきたら、ぜひ一度これらの五平餅を味わってみてください。
産直トウモロコシが甘くておいしいと評判
夏の到来と共に、道の駅信州新野千石平では、特に7月になると新野高原の新鮮な野菜や飯田下伊那地域の美味しい果物が店頭に並び始めます。
中でも、トウモロコシは道の駅の看板商品であり、地元の契約農家が丹精込めて作るオリジナルブランド「甘太郎」「あんみつ姫」「かかさま」は毎年、お客様から高い評価を受けています。
特にお中元などの贈り物にも人気があります。
この道の駅でで販売されるトウモロコシの種類は、
- 「甘太郎」:実がしっかりとしているのが特徴。
- 「あんみつ姫」:ジューシーな食感が楽しめ、実の重さは一本あたり450-500グラム以上。
- 「かかさま」
契約農家限定の栽培で、数に限りがあるため、道の駅を訪れるお客様に優先して提供されます。
予約販売もあります。
どんな特産品がある?
ジビエの様々なお肉を加工したお土産。
ここの自慢の五平餅は、240gの大きさの手作り五平餅です。
味噌やコンニャクが多いです。
形がさまざまな地元の新鮮野菜、このブロッコリーさっそく食べました、美味しいわ。
南信州のではりんごの種類が豊富で、11月なので出回り始めていて、「はるか」を購入。
そば、きなこ、米、みそを利用したお菓子がたくさん並びます。
秋に訪問したときには、あまごの塩焼き500円、道の駅の入り口付近に。
二年醸造の味噌を買いました、とても味わい深く美味しいですよ。
ジビエ料理の熊肉はあるのかな?
この日は「ジビエ料理」それも鹿肉と熊肉が食べられるということを教えてもらってきたのですが、熊肉料理はありませんでした。
このことをホームページで確認すると、
- 猪鍋定食
- 猪焼肉定食
- 鹿焼肉定食
- 熊焼肉定食
というメニューがあるとなっていますが、今回みたメニュー表には猪肉と熊肉はありませんでした。
念のためスタッフさんに聞いてみましたが「ないです」と。
季節によってはあるのかもしれませんが、覚えで書き残しておきます。
道の駅 信州新野千石平の営業時間
- 8:30~17:30 (冬期は変更あり)
- 年中無休
鹿肉馬肉料理を手軽に/道の駅 信州新野千石平で/五平餅ととうもろこし/クチコミ【動画あり】まとめ
ジビエ料理が手軽にランチでいただけ、大きな五平餅にお腹が満たされます。
のどかでおだやかな地域で、地元の産直品が豊富にそろっています。
周辺には日帰り温泉も点在していて、ドライブや旅行に快適な地域です。
2019年11月14日(木)訪問体験 20231206追記修正
◆約20キロ南の愛知県豊根村にも珍しいチョウザメ料理が食べられます
◆日帰り温泉「ひまわりの湯」が素晴らしい「道の駅 信州平谷」で車中泊体験
道の駅 信州新野千石平 所在地:長野県下伊那郡阿南町新野2700
長野県下伊那郡阿南町新野2700
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