
熱海(あたみ)市の「あたみ桜」は1月に入ると咲き始める日本一の早咲きの桜。
2021年(令和3年)の「あたみ桜まつり」は1月9日(土)~2月7日(日)です。
見ごろとなるのは1月下旬。
来宮神社から南へ下る「糸川」沿いを中心に、市内のあちこちで見ることができます。
- 今年の開花予想や見ごろ
- 鑑賞スポット
- イベント
- 駐車場
何度も出かけているので、体験談とともにお知らせしますね。
もくじ
2021年の開花情報・予想してみる
今年2021年の開花は昨年の開花状況から予想をしてみることにします。
- 2/13現在 終了
- 2/10現在 下り5~4分咲
- 2/3現在 見頃(下り8分咲)
- 1/27現在 見頃
- 1/22現在 8分咲(見頃入る)
- 1/20現在 4~5分咲
- 1/16現在 1分咲き
- 1/6現在 開花し始め(1分未満)
昨年2020年のあたみ桜の咲き方は、見ごろが1月22日から2月3日くらいまででした。
ちなみに2019年の見ごろのピークは、ホームページによると1月29日で、その前後5~6日間が八部咲きの見ごろの時期でした。
そのことから判断すると、
一番の見ごろは1月下旬から2月上旬ということになります! |
「あたみ桜」は濃いピンク色の花びらで、寒さを忘れさせてくれる温かみがあります。
2月上旬の「あたみ桜」満開のころの様子

◆糸川に沿って咲きそろうあたみ桜
あたみ桜は早咲きで有名で、例年1月上旬ごろほころびかけます。
市内の何ヶ所かに植えられているのですが、一番見応えのあるのは糸川に沿った散策路の両側の並木。
糸川は来宮駅のすぐそばにある「来宮神社」のところから海に向かっています。
JR来宮駅から糸川沿いを歩く

◆来宮駅下車すぐに見つかる「桜まつり」の看板
「JR来宮駅」を降りると、すぐ案内板を見つけられますよ。
桜まつりの期間は、駅にパンフレットが置いてあります。
駅からほど近いところに、糸川沿いのメインの桜並木にたどり着きます。
1月10日に来たときは、ほころびかけたあたみ桜を見ることができました。
その様子はこちらです→日本一早咲きの「あたみ桜」と「熱海の梅」一月から鑑賞可・参考アクセス

◆2月10日のあたみ桜、満開
濃いピンク色で、たくさん花をつけています。
「糸川」沿いのあたみ桜
糸川沿いは散策路になっていて、街路灯もステキです。

やはりメインの名所地ですね。
糸川沿いに咲き誇り、ここだけ華やかであたたかな雰囲気が続きます。
道の両側にはお店が並んでいます。

◆糸川沿い、散策路とあたみ桜
歩きながらゆっくりと景色を楽しめますよ。
また道には休憩用のベンチがいくつも置いてあります。
こんな目を引くオブジェ?もいたるところにあるんです。

散りかけた桜の花びらがキレイ。
指さしているところからは、水が緩やかに出ているので水中の花びらが回転しているんですよ。
あたみ桜・由来と長い開花期間

◆あたみ桜は明治4年にイタリア人によって
あたみ桜の由来
あたみ桜の歴史は明治4年からだそう。
イタリア人の方がレモンやナツメヤシとともに熱海にもたらされたと。
下田の御用邸(昭和47年)や伊勢神宮(昭和48年) 東宮御所(昭和51年)に献上されたことで広く知られるようになったそうです。
昭和40年に開かれた「花いっぱい運動」で「あたみ桜」と命名され、昭和52年4月10日(市制40周年記念)に熱海市の木に指定されています。
なんでも同じ枝に早期に咲く花目と、後期に咲く花目が二段がまえなのだそう!
花は一ヶ月以上にわたって咲き続けるという長さ。
ソメイヨシノなら10日間ほどですから、開花期間、長いですね。

最も気温が低い2月というのに、かわいく咲いている!なんとも不思議な感覚です。
ソメイヨシノよりピンク色が濃くてすごく可愛らしい!
そのほかのあたみ桜が見られるところ
あたみ桜は、糸川沿いに全57本植えられていますが、それ以外にも以下のところで鑑賞できます。
- 海浜公園(全11本)
- サンレモ公園(全5本)
- 梅園内(全4本:足湯付近1・香林亭付近1・梅見の滝付近2)
- 釜鳴屋平七像(全2本)
- 梅園前市道(全23本)
- 渚小公園(全15本)
- 親水公園渚デッキ(全17本)
そのほか、
- 伊豆山国道交番前(4本)
- さくらの名所散策路(87本)
- 姫の沢スポーツ広場駐車場前(2本)
- 来宮駅前(1本)など
サンビーチにある「釜鳴屋平七像」の咲き始めの熱海桜(全2本)も先月見てきました。
このあと「熱海梅園」に行きましたが、梅園内では梅にまじって4本のあたみ桜もきれい。
梅園の駐車場付近には、連なって咲いているので梅とともに楽しめます。
2021年のあたみ桜まつりのイベント
今年もイベントが各種執り行われていますよ。
日程は土日祝のみです。
- 期間中の土日祝 10:00~15:00 飲食出店 :新柳橋にて
- 期間中の土日祝 10:00~ 桜茶サービス :ドラゴン橋付近にて(無くなり次第終了)
- 期間中の土日祝(1/17を除く) 10:00~15:00 お茶サービス :ドラゴン橋付近にて(無くなり次第終了)
- 期間中毎日 16:30~23:00 あたみ桜ライトアップ
◆イベントの詳細は⇒熱海市観光協会の「第11回あたみ桜糸川桜まつり2021」をご覧くださいね。
咲き始めのあたみ桜をサンビーチで→「熱海の冬の観光!日本一早咲き「あたみ桜」と「熱海の梅」1月11日から鑑賞」
アクセスと駐車場
アクセスJR来宮駅が近い
あたみ桜のメインの「糸川」の桜並木は、JR熱海駅から徒歩で15分~20分。
一番近いのは「JR来宮駅」、桜まつり会場まですぐです!
駐車場について
桜まつり専用の駐車場はありません。
付近の有料駐車場にとめることになります。
内緒ですがおすすめの駐車場をお話します。。。それは「来宮神社」の駐車場。
神社の西方向にかなり広い無料駐車場があり、そこから糸川の桜並木までは徒歩数分です。
昨年は桜まつり期間も無料でしたが、現地で確認のうえ利用してくださいね。
2021年(令和3年)の「あたみ桜まつり」は1月9日(土)~2月7日(日)
熱海梅園がほど近く、梅園での梅まつりも同時開催。
「熱海梅園梅まつり」は2021年1月9日(土)から3月7日(日)まで。
桜と梅が同時に見ごろになる、1月下旬から2月上旬はおすすめ⇒「熱海「梅まつり」の期間・時間(2021年)/駐車場とランチ(昼食)静岡県」
桜まつりの詳細は⇒熱海市観光協会の「第11回あたみ桜糸川桜まつり2021」をご覧くださいね。
静岡県熱海市 糸川の桜並木
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