◆上野天満宮（名古屋市千種区）
愛知県名古屋市千種（ちくさ）区にある「上野天満宮」は、「無病息災・各種試験の合格祈願」にご利益のある神社として知られています。
無料の駐車場完備で、12月からの「幸先詣」には、すでに合格祈願の親子が続々と参拝に訪れます。
私も、娘と息子の大学合格の祈願でお世話になりました。
駐車場の時間やアクセス、営業時間、参拝方法などお知らせします。
◆上野天満宮のなで牛 受験シーズンには必勝の鉢巻きも
上野天満宮の初詣2024年の混雑/屋台
例年初詣は14万人もの参拝客があります。
合格祈願の参拝客も含め大勢の訪問があるため、正月三が日は行列ができています。
上野天満宮の年始の授与時間
上野天満宮の授与所では、年始の期間中、開けている時間が日によって異なります。
そのため、参拝を予定している方は、事前に開館時間を確認することが重要です。
以下が年始の開館時間となっています。
- 12月31日：午後11時から1月1日の午後8時まで
- 1月2日と1月3日：午前8時30分から午後7時まで
- 1月4日と1月5日：午前8時30分から午後6時まで
- 1月6日以降：通常の開館時間（午前9時から午後5時）に戻ります。
年始のご祈祷時間
上野天満宮では年始にもご祈祷を毎日実施しており、予約は不要です。
祈祷は約20分間隔で行われ、受付で申し込むことができます。
受付時間は以下の通りです。
- 1月1日、2日、3日：午前9時から午後5時まで
- 1月4日以降：通常時間（午前9時から午後4時まで）
また、混雑を緩和するため、ご祈祷に同伴する人数は、祈願者1名につき2名程度までとするようお願いされています。
上野天満宮の初詣混雑は？
特に混むのは1月1日～3日の午前9時から午後3時頃。
そのほかの時間帯は少し減りますが、日中に参拝者が集中しやすい神社です。
混雑をさけるには、元旦は早朝または午後4時以降がおすすめ。
2日・3日は元旦ほどではないにしても、午前10時までと午後4時以降はスムーズに参拝できそうです。
駐車場はかなり広いものの、初詣期間は駐車場の出入りが困難になることもあるので、余裕をもってお出かけください。
駐車場の混雑をさけるには、予約で確保しておく方法もあります。
駐車場の心配なら駐車場予約サービス「akippa」を活用してみるのもよい方法です。
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上野天満宮の初詣に屋台はでる？
上野天満宮のいりぐちの鳥居付近から、屋台が多くたち並びます。
屋台の営業時間は午前10時ごろ～午後4時頃まで。
1月4日からは少しずつ屋台の数がへります。
上野天満宮へのアクセスと駐車場
アクセス方法・最寄り駅
地下鉄の最寄り駅は「砂田橋駅」、市バスの最寄り駅は「天満通1丁目」。
- 名古屋市営地下鉄を利用の場合：名城線の砂田橋駅で降り、南へ800メートル(徒歩約10分)
- 名古屋市営バスを利用の場合：天満通1丁目のバス停で降り、その東に
参拝者用駐車場・無料あり
◆上野天満宮の参拝者用駐車場
参拝者用駐車場は2か所あり、こちらは境内にある駐車場、無料。
- 駐車場の時間：午前8時半から午後5時まで
15台分ほどあり。
◆上野天満宮の参拝者用駐車場
神社の向かい側にも参拝者用駐車場があり無料です。
合わせると４０台分くらい。
こちらは午前9時から午後5時まででその後閉鎖されます。
上野天満宮の周辺駐車場について
周辺には有料駐車場がありますが、無料駐車場が広いので、まずは無料のところに並ぶとよいです。
御祈祷しない人は15分ほどの所要時間なので、車の入れ替わりは早いです。
周辺にある有料駐車場は、徒歩数分以内のところで、相場は1時間200円です。
上野天満宮へ合格祈願
学問の神様「菅原道真公」をまつる「三大天神」とよばれる三社が名古屋にはあります。
「上野天満駅」と「山田天満宮」と「桜天満宮」の三ヶ所の天神様の御朱印を集めて祈願するとよりご利益が大きいということですよ。
中でもここ上野天満宮は祈願に訪れる人が後をたちません。
上野天満宮・参拝方法は？
上野天満宮での参拝の方法は、鳥居をくぐる手前で一礼します。
鳥居をくぐったら参道の端を進みます（中央は神様が通る道のため）。
手水舎（ちょうずや）で手と口をすすぎます。
◆上野天満宮・手水舎
◆上野天満宮・手水の作法
作法にならって手と口を清め（手水舎に書かれています）、拝殿に向かいます。
◆上野天満宮・拝殿
境内正面奥にある拝殿の前でお参りです。
お参りの具体的な方法は、「二礼二拍手一礼」です。
- お賽銭を入れ鈴をならす
- 二回お礼をし、二回拍手する
- お参りをする（心の中でまたはつぶやいてもよい、自分の住所と名前、合格祈願なら志望校の名前を）
- 最後に一例しておしまい
このあと、おみくじを引く、願掛け絵馬をかける、なで牛をなでるなど。
上野天満宮のなで牛をなでて合格祈願
◆上野天満宮のなで牛
上野天満宮の境内には受験祈願の親子が続々と詰めかけて、「なで牛」の頭をなでて祈願しています。
12月下旬にお参りにいきましたが、親子連れや友達同士での参拝がとても多かったです。
上野天満宮のおみくじ・菅原道真公を模した天神みくじ
◆上野天満宮・菅原道真公を模した天神みくじ
境内のあちらこちらに、あるかわいいマスコット人形は、菅原道真公を模した「天神みくじ」。
ゆるキャラのマスコットというだけでなく、おみくじになっています。
各種の合格にご利益が大きいそうです（３００円）。
おみくじは近くのおみくじ掛けに、びっしりと結ばれています。
◆上野天満宮のおみくじ掛け
そしてマスコット人形は、「なで牛」のそばに、そして見渡すかぎりのあちこちの場所に置かれています。
◆上野天満宮・臥牛像
拝殿前には臥牛が二匹いるのですが、向かって左側の臥牛には柵があり、なでることはできないです。
向かって右側の臥牛には柵はなく、なでて祈願することができます。
◆上野天満宮・なで牛
マスコットの赤、緑、黄色のおみくじは、本来は賢くなるなで牛のそばに置くのが一番よいそうですから、ここが一番密集しています。
以前参拝したときは、1月でなで牛の額には「必勝！」の鉢巻き。
よく見ると牛の表情は、やる気満々！っといった感じですね。
凛々しい表情が印象的で、勉学に励む若者たちの気持ちを鼓舞してくれそうです。
上野天満宮・12月から幸先詣で
◆幸先詣 上野天満宮（12月より授与品頒布）
上野天満宮では12月から翌年の授与品の頒布がされるとのこと。
受験にあたり少しでも早い祈願、確実な合格を目指して、年をこえずに「幸先詣（さいさきもうで）」ができるのはよいですね。
上野天満宮の人形供養・時間と場所
上野天満宮では人形供養の受付を毎日しています。
- 受付時間：午前9:00〜午後17:00まで(年末年始12月25日〜1月25日は除く）
- 場所：社務所
- ご供養の日：翌日
- 初穂料：3キロまで2,000円（1キロ増すごとに200円加算）
供養できるものとできないもの
大切にしてきた人形たちを供養していたくことができるので、その方法をまとめました。
＜供養できるもの＞
- ぬいぐるみ
- 人形（雛人形や五月人形、またその付属品）
- ランドセル
- 結納品
- 写真などをはじめ思い出が詰まった品々
＜その他の祈祷供養＞
- 神棚（志で）
- 携帯電話（一台500円にて）
＜供養できないもの＞
- ダンボール
- ショーケース
- 位牌など
上野天満宮の連絡先・営業時間
◆上野天満宮
- 社務所営業時間：午前 9：00 〜 午後 17：00 (年中無休）
- 上野天満宮所在地：愛知県名古屋市千種区赤坂町４丁目８９番地
- 電話：052-711-6610
上野天満宮・ご祈祷受付時間
- 午前 9：00 〜 午後 16：00 (予約不要・年中無休）
※ 神事・祭典の時は一般ご祈祷を行えないこともあります。
上野天満宮・御朱印の場所
御朱印は社務所（拝殿左）の授与所で書いていただけます。
時間は営業時間の午後5時より30分前にはお願いしたいですね。
上野天満宮の由来とご利益
◆上野天満宮
学問・除災招福の守り神として信仰のあつい上野天満宮の由来をひもといてみます。
上野天満宮の由来
今から約千年前の平安時代中期に、陰陽師・安倍晴明の一族がこの地に住み、菅原道真公を慕ってその御神霊をお祭りされたのが上野天満宮の起源と伝えられています。
菅原道真公が九州の太宰府で亡くなられてから、平成14年には1100年が経過。
こころざし半ばにして無実の罪を負わされ京都から追いやられた道真公の無念を償うため、菅原道真公の墓所の上に太宰府天満宮が作られる。
京都を追われ、花山天皇に仕えていた陰陽学者の安倍晴明（920～1005）一族の一部が、名古屋の名古屋市千種区清明山に移り住み、
菅原道真公の心情をはかなく思い、上野天満宮を建て菅原道真公を手厚く奉りました。
その思いが通じてか、安倍一族は一部を当地に残して無事に京都に戻ることができたそうです。
菅原道真公も安倍晴明も日本を代表する優秀な方。
ご住職のお言葉は「仕事に勉強に励んでください。必ず成果は現れます。」と結ばれています。
上野天満宮のご利益
菅原道真公にあやかる、学業成就、成績向上、合格祈願、各資格合格、学問・書道上達の祈願とご利益があるとされています。
道真公の人生は過酷そのものでしたが、誠実な生きざまは私たちに多くのヒントを与えてくれ、道真公は死後なお冤罪をそそぎ名誉を回復されたことから、
災を除き福を招く「除災招福の神」としても崇められるようになり、厄除けにあずかることもできます。
リーフレットによると、このようなご利益・ご神徳があるとのことです。
- 学業成就
- 受験合格
- 厄除開運
- 家内安全
- 商売繁盛
- 知恵教育
- 安産子授 など
名古屋の三大天神参りについて
名古屋市には「名古屋三大天神」と呼ばれる、菅原道真公をまつるご神徳の高い神社が三ヶ所あります。
ここ上野天満宮の他に、北区山田町にある「山田天満宮」そして中区錦にある「桜天満宮」です。
いずれの神社にも必ず牛の像がありますが、それは菅原道真の干支が牛だったからという理由、また牛と関わる伝説が諸説あり、
天満宮では「牛を神の使い」としているためです。
◆菅原道真公の似顔絵
絵馬の後ろに御朱印をいただき、願いをかけることで、より成就しやすくなるといわれています。
- 三ヶ所の神社への参拝順は自由
- 三社目の神社で合格祈願の天神像のお守りがいただける
- そして念願がかない合格したら、天神様に報告し絵馬をいずれかの神社に返納する
三か所の神社は、千種区、北区、中区にあり、車で行くなら距離は数キロという範囲になり、そんなに遠くはないですよ。
三天神のひとつ北区にある「山田天満宮」
三天神のひとつ中区にある「桜天神社」
上野天満宮(名古屋)2024初詣/ご利益/御朱印/駐車場と最寄り駅/人形供養・まとめ
12月からは幸先詣でに訪れる人達が増え、受験シーズンは特に参拝客が増えます。
県内から一年を通して人形供養に訪れる人も多く、参拝者用の駐車場もあるためお参りしやすい神社です。
◆名古屋 愛知で初詣2024(令和６)/有名おすすめ7選の神社と寺院
上野天満宮 所在地：名古屋市千種区赤坂町4-89 下の行のワンクリックでコピーできます。
名古屋市千種区赤坂町4-89
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