◆名古屋市中区の桜天神社
名古屋三天神のひとつ「桜天神社(さくらてんじんしゃ)」を紹介します。
ご祭神は菅原道真公。
すぐれた学者・詩人で書にも秀で清潔な人柄であったかことから、学童の守り神として、受験生、新入学時の祈願や資格・合格祈願で信望があついです。
「桜天神社」は中区の錦、ビルに囲まれている桜天神社には駐車場がありません。
アクセス方法とともに、合格祈願・ご利益についてお知らせします。
桜天神社(さくらてんじんしゃ)鳥居・由緒
◆桜天神社 大鳥居
桜天神社の由緒
◆桜神社由緒
織田信長の父、織田信秀が、天正9年(1540年)に現在地に社を建設。
当時は桜の名所であり、「桜の園」や「小桜町」とも呼ばれ、神社の御神木にも桜の大樹があることから、「桜天神」「桜天満宮」ともいわれています。
昭和の初期までは春秋の植木市で、非常ににぎわったそうです。
桜天神社の前の「桜通り」という名称は、桜の御神木があることなどで公募によって選ばれたとのこと。
桜通りの名の由来が桜天神社にあったのですね。
桜天神社本殿
◆桜天神社・本殿
桜天神社の境内は広くはないです。
鳥居をくぐり、10数メートルで右手に本殿があります。
参道の左に、なで牛(臥牛)と筆塚、願の水の牛があります。
桜天神社・臥牛と願の水の牛
◆桜天神社のなで牛臥牛
桜天神社の「なで牛」。
横には筆塚が。
◆桜天神社・願の水の牛
京都の北野天満宮を参拝した人の言い伝えによると、自分の歳の数だけこの牛に柄杓で水をかけると願いが叶うと言われていました。
またこの水で字を書くと上手に書けるとも言われています。
戦後は柄杓の裏に願い事を書くようになり、それを見た参拝の人たちから「柄杓を授与してほしい」と求める声が多くなり、授与することになったそうです。
「歳の数え方」は独特の決まりがあるので、木札に書かれていることをよく読んでくださいね。
◆菅原神社
かつては菅原神社ともいわれいてたときがあったと。
桜天神社へのアクセス
桜天神社には参拝者用の駐車場はありません。
有料駐車にとめるとして
車利用の場合
- 車:名古屋高速丸の内ICから車で3分
名古屋市営地下鉄利用の場合
- 地下鉄桜通線丸の内駅から徒歩で5分(4番出口から)
- 地下鉄鶴舞線丸の内駅から徒歩で3分(1番出口から)
名古屋三大天神について
◆桜天神社・名古屋三大天神参りについて
名古屋市には、学問の守護神、受験生の守護神として天神社が三か所あります。
三社の天神様を参拝し、絵馬に御朱印を受けてご神徳を仰ぐというものです。
- 「上野天満宮」
- 「山田天満宮」
- 「桜天神社」
いずれからお参りしてもよく、三社目めの神社で合格祈願の天神像守りを授与されるそうです。
絵馬と天神像は願いが叶うまで自宅でお祀りします。
絵馬と位置関係
三大天神参りの絵馬は1,000円、御朱印をそれぞれ受け(一社200円)、念願成就のあかつきには絵馬をいずれかの神社に返納します。
◆三大天神社の位置関係
◆名古屋三大天神 公共交通機関での経路
車なら数キロの距離ですし、市バス地下鉄でも行きやすい位置関係にありますよ。
◆山田天満宮の詳細は⇒「山田天満宮2021年うし年/幸先参り(名古屋三大天神)/駐車場 ご利益(名古屋北区)」
◆上野天満宮の詳細は⇒「上野天満宮・2021年幸先詣・合格祈願に/駐車場とアクセス(名古屋市千種区)」
愛知県名古屋市中区錦2丁目4−6 桜天神社
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