◆明月院のあじさい
【動画】明月院のあじさい2022北鎌倉Kamakura Meigetuin Hydrangea
北鎌倉の明月院は、明月院ブルーで知られるあじさいの名所。
豊かに咲く青いヒメアジサイを見に、見頃ともなると長蛇の列ができます。
2022年の6月17日に訪問しましたが、まさに絶景とはこのこと。
混雑覚悟でしたが、早朝は入りやすかったです。
それにしても青・青・青のブルーのあじさいの海はどうしてなんでしょう。
明月院のあじさいの見頃の時期、見どころや混雑状況、料金や時間、駐車場などについて体験談をお知らせします。
明月院のあじさい2024・見頃の時期
◆明月院 あじさい
- 明月院のあじさいの例年の見ごろは、最も見頃になるのが6月中旬から下旬。
2022年6月17日午前中に行きましたが、まさに見ごろでした。
これから咲くものや色が鮮やかになるものも多かったです。
あじさいの開花時期
明月院のあじさいの開花時期は、毎年5月下旬~7月上旬。
6月10日以降に7割くらい開花して6月中旬に見頃を迎えることが多いようです。
6月上旬でも、咲き始めの初々しいあじさいが楽しめます。
明月院のあじさい・拝観時間と料金
◆明月院入り口
明月院・拝観時間
- 拝観時間:9時~16時00分
- ※6月は8時30分開門で閉門17時まで
明月院・拝観料金
- 拝観料:500円、小中学生300円
- 本堂後庭園公開:拝観料と改めて500円
拝観予約について
拝観にあたって予約は不要です。
あじさいの見頃の期間で、混みあう土日などには「入場制限」されることがあり、そのときは待ちになります。
明月院・明月院ブルー
◆明月院 ヒメアジサイ 明月院ブルー
明月院のあじさいは9割がヒメアジサイで、大型のテマリアジサイ3000株が咲き誇ります。
その藍色はとても美しく「明月院ブルー」と称され、しっとりとした境内のいたるところに凛とした姿で咲いています。
またほかにガクアジサイ、ヤマアジサイ、大きな丸い蕾が弾けるように開花するタマアジサイも自生しています。
総門から中門に至る、鎌倉石の石段の両脇を埋め尽くす美しい青色の紫陽花。
「鎌倉の紫陽花といえば明月院」といわれるほど有名なあじさいスポットです。
明月院のあじさいが青いのはなぜ?
◆明月院 あじさい 青空
鎌倉の明月院のあじさいが「明月院ブルー」と呼ばれ、青色のあじさいが非常に多く見られのはなぜか?
あじさいの色は、土壌のpH値(酸性度やアルカリ度)によって変わります。
酸性の土壌ではあじさいは青色に、アルカリ性の土壌ではピンク色になります。
この色の変化は、花びらに含まれる色素が土壌のアルミニウムイオンと結合することで起こります。
土壌が酸性であればアルミニウムが溶出しやすく、その結果、あじさいの色は青くなります。
明月院のあじさいが特に青い理由は、その地域の土壌の性質や、土壌管理の方法による可能性があり、
春先までにまく肥料で土の酸性度を調整し、色を保っているのではないかと考えられます。
明月院の見どころ
◆鎌倉幕府第5代執権北条時頼公墓所
明月院の全域が国の史跡に指定されています。
- 瓶ノ井(鎌倉十井)
- 上杉憲方墓と伝える宝篋印塔のある「やぐら」
- 伝北条時頼墓
◆明月院の見どころ案内版
聖観世音菩薩が祀られている本堂。
密室守厳像が安置されている仏殿・宗猷堂(開山堂)。
鎌倉エリアで最大級といわれるやぐら。
あじさいを背景に、じっくりと拝見できます。
境内の季節の草木・花
境内には四季折々に草木・花が咲き、趣ある情緒をかもしだします。
春先にはシダレザクラやレンギョウ、ボケ、モモなど。
夏はアジサイのほかに、ハナショウブ・イワタバコ・ナツツバキなどが。
冬はスイセン、ツバキ、ロウバイが境内を彩ります。
明月院の本堂後庭園公開・期間時間料金
◆明月院 本堂後庭園特別公開中
堂後方の庭園は、6月の花菖蒲開花期と12月の紅葉期のみ公開されます。
- 受付:9時半から16時まで
- 拝観料:別途500円
夕方が比較的すくようです。
明月院へのアクセス方法と駐車場
◆明月院 花手水
明月院へのアクセス方法
<電車での行き方>
- JR北鎌倉駅より徒歩10分
<車での行き方>
- 車利用の場合:横浜横須賀道路、日野ICより20分、朝比奈IC15分
明月院の駐車場
- 拝観者用の駐車場:なし
近くのコインパーキング料金目安
◆タイムズ建長寺西駐車(鎌倉市山ノ内1492)
私たちが明月院のあじさい鑑賞のために利用した駐車場は、明月院から徒歩13分の「タイムズ建長寺西」で、建長寺からほど近いところです。
- 月から金の最大料金:2000円税込(当日24時まで)
- 土日祝:2500円税込(当日24時まで)
基本料金30分330円(全日)なので、3時間を超えると最大料金になる計算です。
明月院から徒歩5分以内のコインパーキングは、30分200円でした。
が、台数は少ないので、運が良ければとめられるかもという感じです。
明月院だけでなく他のあじさい観光も含めて、3時間をこえるようなら一日上限のある駐車場にとめるのが得策です。
※明月院付近の駐車場は、入るのに車で待つほどの車道の広さがありません!
明月院通りの車両通行禁止・期間
◆明月院通り車両通行禁止案内
明月院前通りは、6月1日から1か月間の土日、9時から17時までは地域関係車両を除いて通行禁止になります。
明月院のあじさいの混雑をさけるには
明月院のあじさい鑑賞は、北鎌倉でも最も人気のスポットのため、特に土日は終日混雑しています。
混雑を避けるためには平日のそれもできるだけ午前中早い時間、または夕方に訪問するのがおすすめ。
あまりに入場者が押しかけると入場制限がされるので、境内が全く身動きでなくなるほどではありません。
駅から近いにもかかわらず車での訪問者も多いため、駐車場は土日は混みます。
明月院・ランチ/食事とお茶
明月院の境内には、食事するところおよび自販機はありません。
門前(明月院通り)にうさぎまんじゅうのお店で休憩できます。
◆明月院通り 茶寮 風花さん
うさぎまんじゅうと飲み物のセットで、一服。
ランチ(食事)は、北鎌倉駅の西の通り沿いに何件かあり、そば処はじめおしゃれなお店がありますよ。
◆北鎌倉の名所マップ 案内図
近辺のお店においてある「北鎌倉名刹マップ」(北鎌倉駅にもあるはず)を手に入れると飲食店の紹介もあり、観光しやすいですよ。
明月院のあじさいの注意点
撮影時の注意
◆明月院・三脚一脚使用禁止
明月院内では、撮影時の三脚一脚の使用は禁止されています。
ペット同伴について
ペットは基本的にNGですが、キャリーバッグに入れ体がでなければOKのようです。
ベビーカー置き場
◆明月院ベビーカー置き場
明月院の境内は、石階段とゆるい坂道でベビーカーは動けません。
入り口そばに置き場があります。
明月院の雨の日は?穴場?服装は?
明月院の雨の日は、むしろ特別な一日となるかもしれません。
雨が降るとあじさいは一層生き生きと輝きを増し、ブルーの青もより色鮮やかになります。
雨の日はお出かけする人も少なく、あじさいと新緑、そして雨の特別な風景を楽しむことがでるのでは。
大雨でない限り明月院の緑やあじさいを楽しむには案外、穴場かも?!
雨の日は気温も下がります、服装や足もとの準備を整えておでかけください。
明月院の雨の日に準備したいもの/注意事項
- 雨にぬれてもいいレインブーツや靴
- 大き目のビニール傘(あじさいの風景が見やすい!)
- 朝晩は気温が下がることがありますから軽い羽織ものを
- 客足は減りますが小雨程度なら土日には渋滞があるかも
- 透明の大きめの傘で相合傘がいい!カップルにはむしろおすすめの雨
明月院/北鎌倉のあじさい寺2024見頃の時期/なぜ青い/混雑/体験クチコミ/駐車場と雨の日【動画あり】まとめ
「明月院ブルー」と言われる初夏の鎌倉の定番の絶景を見ることができました。
やはり開門早々に行って正解でした(6月17日金曜日)。
紫陽花が咲く土日には、入場制限で大行列ができるほどになるそうですよ。
国指定史跡の明月院・略歴
創建は1160年(永歴元年)にはじまり、その約100年後に鎌倉幕府5代執権北条時頼公により、この地に「最明寺」が建立される。
時頼は三十歳で出家、三十七歳で卒去。
その子北条時宗により最明寺を前身として寺を再興、大覚禅師が開山。
その後拡張され「関東十刹の一位」となる。
「明月庵」は「明月院」と改められ、支院の首位になる。
禅興寺は明治初年に廃寺となり、明月院のみ残して現在に至る。
あじさい開花状況や時間は⇒「鎌倉観光公式ガイドの明月院のページ」の「あじさいの対応について」を確認してください。
やはり晴れているとブルーがいっそうきれいに映えます。
明月院のあと、徒歩5分の「円覚寺」そして徒歩13分の「建長寺」のあじさいもみてきました。
◆明月院から徒歩5分の円覚寺のあじさい
◆明月院から徒歩13分の建長寺のあじさい
◆鎌倉のあじさい名所ランキング
◆鎌倉の観光に便利で安いパークアンドライド
※2024年5月23日最新更新
◆明月院(福源山明月院) 所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内189 下の行のワンクリックでコピーできます。
神奈川県鎌倉市山ノ内189
【動画】鎌倉あじさい6選/鎌倉の大仏様/6 selections of hydrangea in Kamakura/Big Buddha in Kamakura Japan
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