◆長谷寺(鎌倉)眺望散策路からの景観
あじさいの名所の鎌倉の長谷寺。
眺望のよい「眺望散策路(あじさい路)」からは、三浦半島や相模湾も一望できる素晴らしい景観です。
あじさい40種類以上、約2500株が斜面を覆うように植えられ、境内はあじさいの花園に。
見頃の時期は混雑のため、整理券がくばられています。
2022年6月中旬に出かけたので、待ち時間や料金、景観などを報告しますね。
長谷寺(鎌倉)のあじさい・見頃時期
◆長谷寺(鎌倉)金の提灯
2022年は本尊造立1300年の記念で、金色の提灯が掲げられています。
長谷寺・あじさいの見頃
長谷寺のあじさいの見頃は、5月末から6月下旬。
最も見頃を迎えるのは6月中旬です。
長谷寺のあじさい・拝観時間
開門時間は夏季、冬季とあり、
- 夏時間(3月~9月):8時から午後5時(閉山午後5時半)
- 冬時間(10月~2月):8時から午後4時半(閉山午後5時)
開門時間が早まる6月の土日
あじさいの見頃の期間は、開門時間が早まります。
- 拝観時間:開門 08:00 (6月の土日は7:30~)閉門 17:00 (閉山 17:30)
長谷寺のあじさい・拝観料
◆長谷寺のあじさい鑑賞・クリアファイル(小)いただく
- 拝観料:大人400円 小学生200円
6月のあじさいの鑑賞期間中は、密を避けるため拝観とは別途「あじさい鑑賞券」が必要になります。
- あじさい鑑賞券300円(小学生以上、当日購入、6月8日(水)より有料)
待ち時間がある場合について
◆長谷寺(鎌倉)あじさい鑑賞券購入に並ぶ人
密をさけるために混みあうときに「あじさい路」への制限がかかります。
あじさい鑑賞券を買うのにまず並びますが、観賞券に番号が振ってあります。
◆長谷寺(鎌倉)あじさい鑑賞の待ち番号
この日は6月18(土)で、朝7時半から開門時間。
ちょうど7時半についたのですが、あじさい鑑賞券を手にしたのが7時48分でそのとき「40分待ち」と表示がありました。
手にしたのは173番。
掲示板は170番までの人がはいっていいとなっています。
つまり6月のピークの土曜日だったことで、7時半の開門前には長蛇の列だったようです!
待ち時間はお寺の外へいっていい
待ち時間については表示され、一度お寺の外へ出ることができます。
17:00より前までに戻り、あじさい入場券の番号が過ぎていればすぐにあじさい路へ行くことができます。
◆長谷寺あじさい鑑賞 待ち時間
あじさいを鑑賞し終えて出るときの待ち時間ですが、
午前9時28分の時点で、170分待ち(2時間50分待ち)!
入り口で混雑状況を説明している案内人がいましたが、続々と詰め掛けてきていました。
長谷寺あじさい ・眺望散策路
◆長谷寺(鎌倉)あじさい路の案内図
長谷寺のあじさいの見どころは「眺望散策路」別名「あじさい路」。
境内で一番高い位置にもうけてある散策路です。
紫陽花の見所「眺望散策路」
◆長谷寺あじさい路・眺望散策路の入り口
散策路の入り口からすぐに階段になり、上り坂が続きます。
◆長谷寺あじさい路・眺望散策路
道を取り囲み、紫陽花が色とりどり華やかに咲いています。
かなり急坂もありますが、足元は舗装され歩きやすいです。
◆長谷寺あじさい路・眺望散策路
展望近くにさしかかり、三浦半島が見えてきました。
◆長谷寺あじさい路・眺望散策路 あじさい
◆長谷寺あじさい路・眺望散策路 あじさい
いろいろな種類のあじさいがあります。
◆長谷寺あじさい路・眺望散策路 あじさい
みなさん思い思いに写真をとり、景観を楽しんでいます。
◆長谷寺あじさい路・眺望散策路 あじさい
展望まであがるとわかりますが、思った以上に急な斜面にあじさいが咲いています。
◆長谷寺あじさい路・眺望散策路 あじさい
40種類以上もあるので、それぞれ個性的なあじさいがきれい。
◆長谷寺あじさい路・眺望散策路 あじさい
◆長谷寺あじさい路・眺望散策路 あじさい
曇っているので、海と空がかすんではっきり見えないのが残念です。
でも展望からは、ほんとうに素晴らしい景観です。
◆長谷寺あじさい 経蔵の屋根と
「あじさい路」の眺望
あじさい路の山頂からは、紫陽花越しに由比ヶ浜が見渡せます。
孤を描く砂浜に山々を遠く見渡せ、紫陽花越しの景色はなんてすてきなんでしょう。
階段を上ってきた疲れも忘れてしまいます。
長谷寺境内のあじさい
境内の鉢植えのあじさいも見事
◆長谷寺 鉢植えのあじさい
境内には鉢植えの紫陽花が並ぶ一角も、見ごたえがあります。
◆長谷寺 鉢植えのあじさい
ガクアジサイが早くからさいています。
「地蔵堂」近くの卍池のあじさい
◆長谷寺 卍池の水面を彩るあじさい
剪定したあじさい花を、卍池に浮かべた装飾。
寺社にある「花手水」のような雰囲気があって、きれいです。
お気に入りのあじさいスポット
◆長谷寺 良縁地蔵とあじさい
長谷寺の境内には三体連なっているお地蔵さまが、3か所あるそうで、二か所みつけました。
全て見つけることが出来れば良縁に恵まれるそうです。
長谷寺の境内にも、いたるところにあじさいが植えられ、花を咲かせています。
◆長谷寺 仏足石と水面のあじさい
6月中旬でまだこれからという株もあり、お気に入りスポットを探すのも楽しい。
◆長谷寺 境内 あじさい
弁天窟に寄る
◆長谷寺 弁天窟 鳥居と紫陽花
あじさい路へ待ち時間があったので、先に「弁天窟」へ寄ってみました。
山門を通り右手の方向にあります。
長谷寺「弁天窟」
◆弁天窟内の弁財天
「弁天窟」には五穀豊穣などにご利益のある「宇賀神(人頭蛇身)」がお祀りされています。
この「弁天窟」で弘法大師が修行したとされています。
洞窟は暗く灯りはあるものの、足元は滑りやすいです。
壁面に音楽や弁舌を司る「弁財天(女神)」が 祀られ、またその従者である16童子のお姿もくっきりとあります。
奥にはトンネルが続き、身長160センチの私でも腰をかがめないと通れません。
◆長谷寺 弁天窟 奉納用の小さな弁財天
奥へ進むと弁財天と周りに小さな弁財天が並んでいます。
奉納弁財天300円。
多くの人がいたので怖さはありませんが、暗くひんやりとした洞窟でした。
弁天窟は長谷寺の人気のスポットのようですね。
御本尊「十一面観世音菩薩(長谷観音)」を拝観
長谷寺の御本尊のある「観音堂」、「十一面観世音菩薩」が安置されています。
「十一面観世音菩薩」は高さ9.18mの大きさで、日本最大級。
2022年12月18日(日)まで本尊造立1300年を記念して、「本尊全身総開帳」が開催されています 。
観音様の全身を拝むことができるとても貴重な機会。
また例年は12月18日のみに行われる「御足参り」 も期間中は毎日開催されています。
「御足参り」は観音様の大きな足先に直接手を触れてお参りすることができる特別な機会です。
「本尊全身総開帳」期間・時間
- 時間:通年 9:00~16:30(受付は9:00~16:00)
- 志納金:¥1,000(授与品を含む)
- 期間:2021年3月18日から2022年12月18日まで
本尊全身総開帳の詳細は確認してください⇒「特別参拝御足参り詳細」
食事(ランチ)海光庵
鎌倉の街並みや由比ヶ浜のパノラマを楽しめる、お食事処「海光庵」。
記念メニュー
観音様の記念すべきおめでたい年に花を添える、四季折々の「限定デザート」が用意されていますよ。
「お寺のカレー」は、スープ付き1000円。
煎り大豆で丁寧にだしをとった、10数種類のスパイスをブレンドしたカレールー に、お肉ではなくこんにゃくを炒めた長谷寺ならではのまろやかな味わいのカレー。
窓際に座れば、目の前に広がる由比ヶ浜の絶景を独り占めしながらのランチができるんです。
あじさいの時期でなければ、ランチとともに拝観がいいですね。
観音堂近くの「見張台」で一休みも
疲れたときは、観音堂近くの「見張台」に。
テーブルと椅子が あり、気持ち良い風に吹かれて休憩できます。
ここから鎌倉の街並み、由比ヶ浜 また三浦半島まで見渡すことができます。
売店(不定期)、自動販売機あり。
長谷寺で幼児さん連れは
ベビーカーは置き場に
階段が多くアップダウンのある長谷寺は、ベビーカーの移動はちょっと無理。
ベビーカー置き場に置いて、だっこ紐などで紫陽花鑑賞に行ってください。
オムツ替えを設置したトイレ完備
おむつ替え台のあるトイレが、二か所。
境内に入ってすぐの場所と駐車場脇にあります。
駐車場のそばのトイレには、コインロッカーが あります。
長谷寺の駐車場とアクセス
長谷寺の駐車場
◆長谷寺 有料駐車場
山門の手前左側にあります。
- 駐車場:30分 350円(30台分)
※自動二輪・原付・三輪バイク等は停められません。
◆長谷寺(鎌倉)近くの格安コインパーキング
長谷寺から徒歩数分のところにある「ダイレクトパーク鎌倉光則寺前」は、光則寺に行くにも好都合のコインパーキング。
収容台数5台くらいで少ないですが、混雑しない時期ならまずはここにいくとよいかも。
駐車場・営業時間
- 3月〜9月:8:00〜17:00
- 10月〜2月:8:00〜16:30
※営業時間を過ぎると、翌朝まで出庫できなくなります
アクセス方法
- 江ノ電の場合:江ノ電「長谷駅」下車、徒歩5分
- バスの場合:JR鎌倉駅東口からバス「長谷観音」下車、徒歩5分
- 車場合:横浜横須賀道から朝比奈I.C.下車県道204号にて30分
長谷寺の混雑状況
直近の混雑状況はこちらで確認できます⇒「長谷寺混雑状況」
ペットは?
「ペットの入山はお断り」しているとホームページにあります。
ただし、以下の約束を守っていただくよう記載がありました。
やむなくご同伴の場合はキャリーケース(ケージ)・キャリーバック・またはペットカートに入れた上、他の来山者に十分ご配慮下さい。
境内では全身を完全に入れた状態でふたやファスナーは開けないで下さい。
その場合でも諸堂・境内施設へはお入りいただけません。
身体障害補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)は全山ご同伴いただけます。
ペットの大きさや種類によってはご同伴をお断りする場合があります。
長谷寺(鎌倉)あじさいの見頃2022/予約と待ち時間/駐車場とアクセス・まとめ
あじさいの見頃の時期は、拝観料400円のほかに「あじさい鑑賞券300円」が必要。
2022年は混雑状況により人数制限がされます。
ベンチが何か所かあるので、しばらくなら待機することができます。
ただ待ち時間があまり長いようなら、一度お寺から出て17時までに再入場すればOK。
2022年12月18日(日)まで本尊造立1300年を記念して、「本尊全身総開帳」が開催されています 。
観音菩薩の御心にふれ、そのご利益を体感できる「観音ミュージアム」もあるのですが、この日はお休み。
あじさい以外の季節に、ゆっくりと訪れてみたい長谷寺です。
◆徒歩3分の光則寺もあじさい名所です⇒「光則寺(鎌倉)・あじさいと見所2022/時間料金/駐車場とアクセス方法(動画あり)」
◆徒歩数分で行ける「鎌倉の大仏様」にも拝観⇒「鎌倉の大仏(高徳院)・拝観料/歴史と見どころは?駐車場とアクセス」
◆鎌倉のあじさい名所ランキング⇒「鎌倉のあじさい・名所をランキングで紹介2022/見頃に行ってきました!」
※2022年6月18日(土)訪問
詳細の確認は⇒「鎌倉 長谷寺のHP」
◆長谷寺 所在地:神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2 下の行のワンクリックでコピーできます。
神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2
【動画】鎌倉長谷寺あじさい/待ち2時間!Kamakura Hasedera Hydrangea
【動画】鎌倉あじさい6選/鎌倉の大仏様/6 selections of hydrangea in Kamakura/Big Buddha in Kamakura Japan
スポンサーリンク
コメント