◆道の駅 織部の里もとす
「道の駅 織部の里もとす」は、安土桃山時代の3英傑(信長、秀吉、家康)に仕えた武士・茶人・陶人である古田織部の出生地、岐阜県本巣市にあります。
この名前は織部の故郷を記念して名付けられ、国道157号沿い、本巣トンネルの南側に位置します。
標高は50mと平地とほぼおなじ気温で過ごすことができます。
10月中旬に車中泊をした体験談と、ランチのクチコミ、道の駅織部の里もとすの特色や周辺の観光地などを詳しくお話します。
道の駅 織部の里もとすを通る単線の鉄道
◆樽見鉄道樽見線 織部駅から北へ出発
道の駅 織部の里もとすから見える「樽見鉄道」は、岐阜県の大垣市、瑞穂市、揖斐川町、本巣市を走る、第三セクターの鉄道です。
大垣駅から終点の樽見駅まで34.5km、全駅19駅あります。
「道の駅 織部の里」は「織部駅」で下車し、目と鼻の先です。
無人の駅で、停車時刻は以下のようになっています。
◆織部駅 時刻表
道の駅 織部の里もとすで車中泊・体験クチコミ
◆道の駅織部の里もとす・駐車場と駅舎
「道の駅 織部の里もとす」で10月中旬の平日に車中泊してきました。
2024年も10月中旬に車中泊をしてきました。
駐車場の規模と台数
駐車場場は広く、小型車134台、大型車8台、身障者用3台、妊婦用1台、EV2台。
大型車は入り口付近にスペースがあり、隔てるものなく普通車のスペースとなります。
ですから、大型車に近い所はアイドリング音が大きく気になることがあります。
フラットか、夜間の通行量は?
◆道の駅織部の里もとす 山門からみた駐車場
普通車の駐車スペースは、地面がフラットの場所も1/3ほどありますが、後は緩やかな坂となっています。
初めてとめる場合は、平坦なところをよく見極めてとめる必要があるかと思います。
また柿の販売シーズンは、早朝より業者の方が搬入されるので販売所の近くはやめた方が良いです。
国道157号に沿って施設はありますが、夜間の通行量はさほど多くないと思います。
また信号がないのでスムーズに通過していく車ばかりです。
道の駅周辺の環境
道の駅織部の里もとすの周辺は、一方が山、一方が鉄道と空き地で、鉄道の向こう側に少しの民家があります。
近くにはコンビニはなく、スーパーもありません。
トイレの設備
◆トイレ入り口付近
男子10器、女子9器で和洋があります。
女子の方は洋便器(温水シャワー付き)は2器であとは和式ですが、手洗いは自動で快適に使えます。
◆男子トイレ
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場はありません。
車中泊した感想
実際に10月中旬の平日に車中泊してみた感想ですが、ときどきアイドリングをするエンジン音がありましたが、そう気になるほどではなかったです。
駐車場のスペースが広いので、15台ほどお仲間があったようですが、特に気になるようなことはありませんでした。
温泉が近くにないので、私たちはこの日は午後3時ごろに、揖斐川町の春日モリモリ村というところの薬草風呂に入ってきました。
近くの日帰り温泉施設は、5.8キロはなれた「根尾川谷汲温泉」があります。
2024年10月の折には、車で15分ほどの同じく本巣市の政田下西浦にある「ぬくい温泉」を利用しました(天然温泉)。
ランチ食事・お弁当
◆レストラン和美庵
ランチは「レストラン和美庵」にていただけます。
メニューとおすすめ・食べたもの
◆レストラン和美庵 メニュー(2024年10月)
メニューは定食が中心で1250円~1500円。
そば、うどん、丼物、そしてお子様のメニューがあります。
定食のご飯は大盛りにできます(注文時にきいてくれました)。
おすすめのメニューは地元のブランド豚「文殊にゅうとん」を使った生姜焼き定食です。
この日食べたランチは、天ぷら蕎麦定食、
◆天ぷら蕎麦定食
お蕎麦は冷水でしゃきっとしまって、歯ごたえ十分でとても美味しかったです。
そばつゆはかつおダシが、しっかりときいていています。
ごはん大盛りで頼んでます。
織部焼の小鉢が使われていますね。
そして豚カツ定食です。
◆豚カツ定食
トンカツは地元のブランド豚「文殊にゅうとん」なのどうかはわかりませんが、脂ののり方がよいとても旨味のあるお肉でした。
ソースは甘味とコクがあり、名古屋人にとっては好みの味です。
お味噌汁は具だくさんで、地元の根菜類がたくさんはいっていて栄養豊富そう。
営業時間・お休み
- レストラン営業時間:11:00~15:00
- 喫茶営業時間:8:30~16:00
- 定休日:水曜日
モーニングサービスあり
レストランでは、開店の8時半から11:00までの間、ドリンク代 のみでトーストやサラダなどが付くモーニングサービスがあります。
お値段は500円からで、トーストセットと日替わりパンのセット。
焼きたてのパンを提供するパン工房がありますよ。
ランチに焼き立てパンもいいですし、お土産にも。
織部薬膳弁当も人気
全国でも珍しい「鉄道駅」のある織部の里もとす。
ここには道の駅弁である「織部薬膳弁当」が販売されています。
本巣市周辺では「薬草」が昔からとれる地域で「薬草料理」をいただける飲食店がいくつもあります。
ただ道の駅で薬膳のお弁当が買えるのは、とても珍しいです。
ジビエ料理
◆ジビエ料理工房
「道の駅 織部の里もとす」には、ジビエ料理もあるんです。
◆ジビエ料理メニュー(2024年10月)
地元本巣市で捕獲し食肉加工された鹿肉を使ったジビエ料理です。
鹿肉の串焼きや、コンベニソンのオープンサンドが人気だそうで、鹿肉カレーも挑戦してみたいですね。
他ではなかなか味わえない鹿肉料理、お試しを。
織部の里もとすのお土産・柿と織部焼
10月からは柿のシーズン・甘柿の産地
織部の里もとす周辺は、岐阜県でも多数の柿を生産していて、10月から収穫が始まりずらりと並びます。
柿は20種類ほどあり、甘柿では太秋、早秋、早生富有柿、富有柿、渋柿では蜂屋と富士がメイン。
◆柿の種類と特徴、食べごろ
柿の糖度が高くて甘いと評判のため、お昼ごろ行ってみたら、渋柿が残っているだけで甘柿はほぼ完売していました。
柿の購入が目当てなら、8時半の営業開始をねらって10時ごろまでがおすすめ。
今回は車中泊後の朝9時頃に買いに行き、早生富有柿などを購入しました。
渋柿は吊るし柿にして、冬のおやつにする方が多いようで、まとめ買いされる方が多いです。
落ち着いた織部焼の器がそろう
◆織部焼コーナー
手頃な価格で、織部焼の小鉢や小皿、カップなどが買えます。
織部焼きに詳しくなりたい方は、織部焼、織部風の茶室及や茶道などを知ることができる「織部展示館」にも寄ってみるとよいですね。
織部展示館・無料
道の駅「織部の里もとす」内にある織部展示館は、安土桃山時代に活躍した武将・茶人・芸術家である古田織部を紹介する施設で、
古田織部という歴史上の重要人物を通じて、安土桃山時代の文化や芸術、特に茶道や陶芸について学べる貴重な施設となっています。
展示の主な内容は以下の通りです。
※撮影不可
<古田織部の紹介>
古田織部の人物像を様々な角度から紹介しています。
安土桃山時代に武人や茶人として活躍した織部の生涯や功績について学ぶことができます。
<織部焼の展示>
織部焼の実物を見ることができます。
織部焼は、個性的で深みのある色が特徴的な陶器で、食器や茶道具など様々な形のものが展示されています。
<茶室の展示>
織部が茶人としても有名だったことから、茶室も再現展示されています。
当時の茶道文化や織部の美意識を感じ取ることができます。
<体験イベント>
毎年5月には織部流茶道の顕彰お茶会が開催され、先着200名に無料でお茶が振る舞われます。
また、織部流茶道体験ツアーも実施されており、着物・袴を着用して茶道を体験できます。
道の駅織部の里もとすの営業時間
- 営業時間:8:30~17:00(直売施設)(その他施設等により営業時間が異なります)
- 定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)年末年始/臨時休業することもあります
道の駅 織部の里もとす 周辺観光
◆ギャラリーになっている山門
なぜここに山門が?立派な山門がここにあり、2階はギャラリーになっています。
無料ではいれますよ。
この秋の訪問でギャラリーに入ることができました。
地元の愛好家の方たちによる、古田織部の焼き物の特徴をいかした自由な作品が並んでいました。
◆道の駅富有柿の里いとぬき・富有柿センター・食べごろの時期・ランチ・車中泊
【戦国武将 × 茶人 × 陶芸家!?】 古田織部が教えてくれる、自由で粋な生き方
戦国時代を生き抜いた武将でありながら、茶道の世界で革命を起こした茶人、そして独自の陶器を生み出した陶芸家としても知られる、まさに異色の経歴を持つ人物です。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康… 戦国時代を代表する三人の天下人に仕え、戦場を駆け抜けたかと思えば、千利休に師事し、侘び茶とは一線を画す自由奔放な「織部流」を確立。
さらには「織部焼」と呼ばれる、型破りなデザインの陶器を生み出し、後世の芸術にも多大な影響を与えました。
彼の生き様は、まさに「型破り」。
常識にとらわれず、自分自身の美意識を貫き通した姿は、現代社会を生きる私たちにとっても、大きな刺激と学びを与えてくれます。
この記事では、古田織部という人物の生涯を辿りながら、戦国武将、茶人、陶芸家… 様々な顔を持つ彼の魅力に迫っていきます。
- 波乱万丈な戦国時代を生き抜いた武将としての人生
- 師・千利休を超え、独自の茶道「織部流」を確立した茶人としての人生
- 「織部焼」を生み出した、革新的な陶芸家としての人生
これらを通して、古田織部の自由な生き方、美意識に触れ、自分らしく生きるヒントを見つけてみませんか?
現代においてもなお色褪せない、古田織部の魅力を再発見できる旅へ、あなたをご招待します。
激動の戦国時代を駆け抜けた織部:三人の天下人に仕えた武将
古田織部は、茶人や陶芸家としてのイメージが強いですが、もともとは戦国武将として、激動の時代を生き抜いた人物です。
織部は1544年、美濃国(現在の岐阜県)に生まれました。
美濃は当時、斎藤道三や織田信長といった有力武将が覇権を争う、まさに戦国の世の縮図のような場所でした。
17歳の時、織部は織田信長に仕え始めます。
織田信長といえば、桶狭間の戦いで今川義元を討ち、天下統一への道を切り開いた人物。
織部は、信長の家臣として桶狭間の戦いにも参加し、その後も信長の天下統一事業を支え続けます。
信長の使番として22年間仕え、信長の戦いの全てを共にしたとされています。
信長の死後、織部は豊臣秀吉に仕えます。
秀吉のもとでは、賤ヶ岳の戦いなどで武功を挙げ、1585年には「従五位下織部正」に叙任されます。
この「織部正」が、彼の通称「織部」の由来となりました。
秀吉の死後、天下分け目の関ケ原の戦いでは、織部は徳川家康側につき、勝利に貢献します。
その後、美濃不破に1万石の領地を与えられ、徳川幕府2代将軍・徳川秀忠の茶道指南役も務めました。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康… 三人の天下人に仕えた織部の人生は、まさに戦国時代の波乱万丈さを体現しています。
常に変化を迫られる厳しい環境の中で、織部は武将として、そして茶人、陶芸家として、自らの道を切り開いていったのです。
師を超えて:天下の茶人・古田織部の革新
古田織部は、武将として活躍する傍ら、茶人としても非凡な才能を発揮しました。
千利休の高弟として茶道を学び、「利休七哲」の一人として名を馳せた織部は、利休亡き後には「天下の茶人」と称されるほどの腕前を誇りました。
利休から学んだ侘び茶の精神を継承しつつも、織部は型にはまらない、自由で斬新な茶道「織部流」を確立しました。
織部流は武家茶道の一派として、秀吉の命により利休の侘び茶に対抗する形で発展し、「公の茶」として知られています。
「人と違うことをせよ」という利休の教えを体現した織部は、「織部好み」と呼ばれる、独特な茶器や茶室を好みました。
例えば、歪んだ沓茶碗や竹筒のような茶入など、従来の茶道の常識を覆すような斬新なデザインが特徴です。
織部好みの茶室は、利休が好んだ小さく暗い茶室とは異なり、明るく開放的な空間が特徴です。
多くの窓を設け、自然光をふんだんに取り入れることで、茶室全体に明るさと開放感をもたらしました。
これは、格式ばった茶道ではなく、参加者同士が心から交流を楽しめる空間を創り出したいという織部の思いが反映されたものと言えます。
利休の侘び茶が静寂と簡素さを追求したのに対し、織部流は「動の中の美」を重視し、自由闊達で華やかな茶の湯を展開しました。
これは、織部が仕えた豊臣秀吉の意向も影響しています。
秀吉は、利休の茶道が町人向けであると考え、武士にふさわしい、より華やかで格式高い茶道を求めていたのです。
織部流では、清潔さも重視されました。
道具を畳に直接置かず、手ぬぐいで手を清める作法など、清潔さを保つためのルールが設けられました。
また、濃茶・薄茶を問わず同じ茶器で回し飲みすることはせず、一人一碗を用いることも特徴です。
織部流は、形式や作法よりも、参加者同士の交流や楽しみを重視する、自由で革新的な茶道でした。
型破りの美を追求!「織部焼」に息づく自由な精神
古田織部は、茶人としてだけでなく、「織部焼」と呼ばれる独自の陶器様式を生み出した陶芸家としても、その名を知られています。
織部焼は、美濃焼の一種として、1605年頃に岐阜県土岐市を中心に生産が始まりました。
織部焼最大の特徴は、なんといってもその斬新なデザインにあります。
大胆な形状や色使い、自由な発想は、従来の焼き物の常識を覆し、見る人に驚きと感動を与えました。
<織部焼の特徴>
- 歪んだ形(「へうげもの」):わざと歪ませた形や非対称なデザインは、織部の「人と違うことをせよ」という美意識を反映しています。
- 緑色の釉薬:織部焼といえば、鮮やかな緑色の釉薬が特徴です。
- 大胆な文様:幾何学模様や草花模様など、大胆かつ斬新な文様が施されています。
- 自由な発想:型にはまらない自由な発想から生まれた、個性的な作品が多く存在します。
これらの特徴は、織部が茶道において追求した「動の中の美」 を、そのまま陶器の世界に持ち込んだかのようです。
<織部焼誕生の背景>
織部焼が生まれた背景には、茶の湯文化の隆盛と、織部自身の美意識が大きく関わっています。
織部は、茶道具として使うために、自らデザインした茶碗を数多く作らせました。
既存の茶碗に飽き足らず、より自由で個性的な茶碗を求めた結果、織部焼という新しい陶器様式が誕生したのです。
また、織部は美濃地方の多くの職人や陶工を指導し、美濃地方の陶芸産業の発展にも大きく貢献しました。
<現代における織部焼>
今日でも織部焼は、その芸術性の高さから、多くの人々に愛されています。
美術品としてだけでなく、食器としても広く使われており、食卓に彩りを添えています。
織部焼は、古田織部の自由な精神と革新的な美意識を今に伝える、貴重な文化遺産といえるでしょう。
古田織部の美意識:「破調の美」に宿る革新と自由
古田織部の美意識を語る上で欠かせないのが、「破調の美」という概念です。
これは、完全な均整や整然とした美しさではなく、あえて不完全さや歪みを表現することによって生まれる、より深みのある美しさを意味します。
彼の美意識は、茶道、陶芸、そして生き方全体に一貫して表れていました。
1. 茶道における「破調の美」
千利休の侘び茶を学びながらも、織部は、型破りで自由な「織部流」を確立しました。
それは、茶室の空間構成、茶道具のデザイン、茶の湯の作法に至るまで、随所に「破調の美」が表現されています。
-
明るく開放的な茶室:利休が好んだ静寂で簡素な茶室とは対照的に、織部は、明るく開放的な空間を好み、多くの窓を設けて自然光を取り入れるスタイルを提唱しました。 これは、茶室をより自由で親しみやすい空間にしたいという織部の思いが反映されたものです。
-
歪みや非対称性を活かした茶道具:織部好みの茶碗は、あえて歪んだ形や非対称なデザインが特徴です。 また、竹筒のような茶入など、従来の茶道の常識を覆すような斬新なデザインも好みました。 これらの茶道具は、不完全さの中にこそ美しさを見出すという、織部の美意識を体現しています。
-
型にとらわれない自由な作法:織部流は、形式や作法よりも、参加者同士の交流や楽しみを重視する、自由で革新的な茶道でした。 これは、茶道を通して人と人との繋がりを大切にするという、織部の人間観が反映されたものと言えます。
2. 陶芸における「破調の美」
織部焼は、大胆な形状や色使い、自由な発想が特徴です。
わざと歪ませた形や非対称なデザイン、鮮やかな緑色の釉薬、大胆な文様など、従来の焼き物の常識を覆す斬新な作品を数多く生み出しました。
織部焼は、まさに織部の美意識を体現した陶器と言えるでしょう。
3. 生き方全体における「破調の美」
織部は、戦国武将、茶人、陶芸家と、様々な顔を持つ人物でした。
激動の戦国時代を生き抜き、三人の天下人に仕えながらも、常に自分らしさを失わず、独自の道を切り開いていきました。
彼の生き様そのものが、「型破りであること」「人と違うことを恐れないこと」「変化を楽しみ、常に新しいものを創造していくこと」というメッセージを私たちに伝えているかのようです。
4. 現代における織部の美意識
現代社会においても、多様性や個性が尊重されるようになってきています。
そんな時代だからこそ、常識にとらわれず、自分自身の美意識を貫き通した織部の生き方は、私たちに多くの示唆を与えてくれます。
彼の「破調の美」は、不完全さや変化の中にこそ、真の美しさや面白さがあるということを教えてくれます。
それは、現代社会を生きる私たちにとっても、より自由で豊かな人生を送るためのヒントになるのではないでしょうか。
古田織部:現代に生きる「破調の美」とそのメッセージ
古田織部の革新的な精神と美意識は、現代においても色褪せることなく、私たちに様々なインスピレーションを与え続けています。
織部流:現代への継承
織部流は、現代においてもいくつかの流派によって受け継がれ、その教えは脈々と受け継がれています。
特に福岡藩や長府藩では熱心に伝承されてきました。
現代の茶道界においても、古田織部の美意識は高く評価されており、その影響は様々な形で見て取ることができます。
織部焼:時代を超えて輝く価値
織部焼は、その大胆なデザインと高い芸術性から、現代においてもコレクターや美術愛好家から高い評価を受けています。
また、食器としても人気が高く、食卓に彩りを添える存在として愛されています。
美術館やギャラリーでは、古田織部や織部焼に関する展覧会が定期的に開催されており、多くの人々が彼の作品に触れる機会を得ています。
古田織部美術館:美濃の地で出会う「破調の美」
京都には、「古田織部美術館」があり、織部焼をはじめとする彼の作品や資料を鑑賞することができます。
古田織部から学ぶ:現代を生きるヒント
古田織部は、私たちに多くの示唆を与えてくれる存在です。
以下に、現代社会において、古田織部の人物像や作品から得られるインスピレーションをまとめます。
-
第2の人生を豊かに生きるヒント: 古田織部は、武将として活躍しながら、茶道や陶芸といった全く異なる分野においても才能を開花させました。 彼の生き方は、「年齢や経験にとらわれず、いつでも新しいことに挑戦できる」ということを教えてくれます。 定年退職後や子育てが一段落した後など、人生の転換期を迎えた時、古田織部の生き方は、新たな目標に挑戦する勇気を与えてくれるでしょう。
-
新しいことにチャレンジする勇気: 古田織部は、常に新しいものを求め、従来の常識にとらわれない、自由な発想で作品を生み出しました。 彼の革新的な姿勢は、「失敗を恐れずに、新しいことに挑戦することの大切さ」を教えてくれます。 現代社会は、変化の激しい時代です。 古田織部のチャレンジ精神は、変化を恐れず、積極的に行動を起こすことの大切さを教えてくれるでしょう。
-
自分らしさを表現することの大切さ: 古田織部は、「人と違うことをせよ」という利休の教えを体現し、常に自分らしさを追求しました。 彼の作品や生き様は、「周りの目を気にせず、自分自身の個性を大切にすること」の大切さを教えてくれます。 現代社会では、画一的な価値観に流されがちですが、古田織部は、私たち一人ひとりが持つ個性や才能を大切にし、自分らしく生きることを推奨していると言えるでしょう。
道の駅 織部の里もとす/織部焼/車中泊体験クチコミ/鉄道/柿/食事レストラン・まとめ
道の駅 織部の里もとすで10月中旬に車中泊した体験談です。
大型車とはなれたフラットな場所が快適な車中泊の決めてになると思うので、初めてなら明るいうちに確認しておきたい。
レストランは夕食の時間には営業していませんから、あらかじめ用意しておく必要があります。
温泉は車で5・8キロ先にありますし、朝8時半からモーニングサービスの利用もいいかも。
かなり快適な車中泊ができました。
虫は洗面所に何匹かいる程度です。
<関連ページ紹介>
◆道の駅富有柿の里いとぬき・富有柿センター・食ごろの時期・ランチ・車中泊
◆地震断層観察館・本巣市・特徴・営業時間・体験クチコミ
◆道の駅うすずみ桜の里・ねお・車中泊・温泉・特産品・クチコミ
所在地:岐阜県本巣市山口676 下の行のワンクリックでコピーできます。
岐阜県本巣市山口676
スポンサーリンク
コメント