年間参拝者100万人の津島神社のある津島市(愛知県)。
ゲストハウスがある、お寺巡りができる、地元名産品の手作りツアーがあるなどで、話題が豊富な津島の町を歩いてきました。
散策に最適なのは、「津島の魅力定番めぐりコース」。
これは津島の主な観光名所を、さらっとめぐることができます。
名鉄津島駅スタートの総距離約3.6キロ、立ち寄りなしの所要時間約2時間です。
津島の探訪・さらっと散策
◆「津島の魅力定番めぐりコース」の地図
「津島の魅力定番めぐりコース」の案内地図は、津島神社の「観光センター」で入手できます。
「観光センター」は、津島神社の南の大鳥居を入って右手にあります。
◆津島神社境内にある津島観光センター
付近は津島神社境内の駐車場、北に進むと拝殿や本殿があります。
観光センターではお抹茶をいただくこともできますよ。(150円か200円)
この地図は名鉄津島駅スタートなので、駅にもおいてあるのではと思います。
津島の定番めぐりコース、内容
では定番のコースをざっくり見てみますね。
おすすめのルートは赤で線と矢印があり、西方向に進んで津島神社で折り返してきます。
私たちは車なので、天王川公園にとめて津島神社、津島駅以外の主な名所を見てきました。
散策ルートの距離としては3キロもなかったです。
主な観光名所・天王川公園
天王川公園は日本の歴史公園100選の一つで、藤がことのほか素晴らしいです。
春の藤まつりで二度訪問しましたが、種類も多く愛知県内で一位二位を争う人気の藤の名所です。
広い池、大きな広場、大型遊具があり、風景が美しい公園です。
普段は無料駐車場ですが、イベント時は有料になります。
藤まつりの詳細は⇒「【尾張津島藤まつり】見頃の期間は?駐車場/屋台/東洋一(愛知津島市)
」
主な観光名所・旧堀田家住宅
国の重要文化財に指定されている江戸時代の町家建築。
町屋特有の間取りと大規模で趣向を凝らした建築などを見ることができます。
- 開館日:土・日・祝
- 開館時間:午前10時から午後3時
- 料金:一般300円 小中学生100円
時間に間に合わず行けませんでした。。。
主な観光名所・津島神社
◆津島神社拝殿、七五三参りの家族
全国に3000ある津島神社の全国天王総本社。
織田信長ら戦国武将の崇敬を受け、秀吉の寄進した桜門、松平忠吉の妻の寄進した本殿は国の重要文化財。
「尾張津島天王祭」では津島神社の祭礼で、多くの神事・祭事が行われている。
令和元年、菊花展が開かれていました。(2019年11月2日土)
津島神社の駐車場やご祈祷予約については別途書きました⇒「「津島神社」・駐車場/ご祈祷の予約/秋に菊花展も(愛知県津島市)」
主な観光名所・津島銘菓の「あかだ」「くつわ」の店
◆津島神社の門前、左右に津島銘菓「あかだ」「くつわ」を扱う店
津島神社の門前にある津島銘菓を扱うお店。
「あかだ」「くつわ」という銘菓は、米粉を油で揚げたお菓子で、日本一固いお菓子といわれていますよ。
本当にスゴク固いです!!
門前に三店舗あり、「松屋儀左衛門」という店い寄りました。
気さくなお母さんから手作り方法を聞いたりして、詳しいことはこちらのページ⇒「日本一固い?菓子/津島銘菓【あかだ】【くつわ】津島神社前の松儀で(愛知県)」
近くに御神木の大銀杏、樹齢400年。
昔津島神社の御旅所があったところで、「御旅所の大銀杏」として知られている大木です。
そのまま東にルートに沿って行くと、お祭紹介のスポットがあります。
ポケットパークは二か所
門前の通り、天王通りに「ポケットパーク」というスポットがあります。
三車・石採祭車が練り歩く秋祭りを紹介しています。
◆石採祭車 大政地区 にある3台の石採祭車の紹介
◆尾張津島秋祭りの紹介、天王川について
◆本町筋付近の「ポケットパーク」
本町筋付近にある、12番の表示の「ポケットパーク」では、天王祭の紹介が。
お祭のさかんな、伝統のあるまち津島。
加藤清正公社
◆加藤清正公社についての解説
ルート案内地図の8番になる「加藤清正公社」、戦国武将加藤清正を祀っている神社。
門、神楽殿、本殿からなる社です。
幼少の清正が住んでいた祖父の家があったところに、明治18年清正の遺徳を偲んで建てられた社。
幼い清正の才覚を忍ばせる逸話で、清正が鬼の面を持って葛(つづら)に隠れ、盗人を退散させた話が残っています。
大物は幼いころからその芽があったのですね。
津島市観光交流センター
元津島信用金庫の建物だった「津島市観光交流センター」。
津島の観光情報はここでもたっぷりと手に入ります。
津島市観光交流センターではこの日、御三味線の演奏会があったようです。
白い高い天井を活かして、尾張津島天王祭の車楽舟行事の一部が再現されていて華やか。
文化行事、交流に最適の館ですね。
尾張津島天王祭の山車などの模型が並びます。
解説や写真も並び、津島観光の拠点となっています。
天王川公園での盛大な藤まつりの解説なども。
◆津島市観光交流センター、喫茶スペース
喫茶スペースもあり、自動での挽きたてコーナーなどいただけます。
観光パンフレットがたくあんあって、「津島秋まつり」の冊子が一人一冊もらえますよ。
津島の観光には歩くのが一番。
非常に詳しい「津島散策マップ」というのがありました。
これを見ると、レトロな町並みや名所だけでなく、飲食店の営業時間、より詳しい案内図でわかります。
この地図は津島神社の観光センターにはなかったです。
入館無料(月曜休み)
本町筋・蔵の並ぶ小路
「観光交流センター」を出ると、蔵のある小路やレトロな雰囲気の道になります。
◆観光センター付近の小路
本町筋は、昭和になってからは「銀座街」と呼ばれた繁華街だった。
主要な通りとの交わりもあり、にぎわいのある時代が続いたそうです。
◆本町筋、津島神社参宮道の石標識
蔵のある家をお茶できるスペースにしています。
昭和以前の古い町並みとカフェの融合。
名所、立ち寄り所などわかりやすく表示されているので、散策しやすいです。
銀座街と呼ばれた小路ですが、営業しているお店は少なくなりました。
呉服店、茶道具などのお店が、まだ何件も営業してるのはほっとします。
空き家への出店希望をする人を対象とした見学会も随時開催しているようです。
さて津島の町歩きは、さらっと定番をめぐるというコースで行ってきましたが、祭のこと神社仏閣のこと、駅からの町並みなどをざっと楽しめました。
◆天王川公園のベンチにて池を見ながら
散策時の駐車場について
津島の町歩きには、名鉄津島駅から始めるのがよいです。
駅からスタートして主だった観光名所を一周する今回のコースは、3.6キロで約2時間。
見どころでじっくりと時間をとると、あと1~2時間は欲しいです。
コインパーキングを探すのですが、歩きたい近辺には少ないです。
そこで、天王川公園の無料駐車場にとめさせてもらいました。
藤まつりなどのイベント時は、有料になり混雑しますが、何もない期間は無料です。
津島の町歩きに⇒「津島まちなかナビHP」を調べてみるといいかと思います。
じっくり散策、観光拠点にというときは、駅からほど近い町屋や古民家を改修した3軒のゲストハウスがありますよ。
趣のある時間をすごして津島の祭を楽しむのに利用できるといいですね。
(津島神社の駐車場は参拝者用です)
2019年11月2日(土)に散策しました。
愛知県津島市神明町1 津島神社
愛知県津島市神明町1 津島神社
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