日本新三景、日本三大松原のひとつ、そして国の名勝でもある「三保の松原」
へ何度目かの観光に。
今回は新しくできていた「神の道」を通って行ってきました。
「神の道」は御穂(みほ)神社から三保の松原へと続く道で、道の左右が大きな松で覆いつくされている道です。
三保の松原から見る富士山は何度見ても素晴らしい!
「神の道」を通ればその感動もひとしおに違いない!のですが、車を三保の松原入り口の駐車場(無料)にとめると、いったん引き返すことになります。
三保の松原のすぐそばの「御穂神社」
「御穂神社」から三保の松原へは、徒歩で数分です。「御穂神社」は三保の松原の「羽衣の松」に関係する神社として知られています。
とりあえず今回の旅が晴天に恵まれ無事に終えられますようにと祈願して。
御穂神社の中から鳥居ごしに三保の松原へ続く「神の道」を見てみました。
道一本はさんで神の道がはじまります。ここからが「名勝三保の松原」です。
大人が五人ならんでいっぱいくらいの幅の道です(橋みたいになっています)。
まっすぐに海岸へと続いています。
この左側の道の突き当りが、無料駐車場になっています。広いですよ。
そこに車をとめてから、神の道を戻ってきてもいいとは思います。
三保の松原の無料駐車場のことは→「三保の松原駐車場と資料館・富士を望む景勝地の歴史を垣間見て(静岡県清水区)」
羽衣伝説
数分歩いて三保の松原の砂浜近くにつきます。
駐車場や土産物店があります。
ここには羽衣伝説のこと、謡曲羽衣の解説など、知っておきたいことがわかります。
地上に舞い降りた天女が浜辺の松に掛け忘れた羽衣を、漁夫白龍に拾われてそれを返してもらうために天人の舞を舞うというのが「羽衣」伝説です。日本人なら知らない人はいないくらいですね。
謡曲では天女は漁夫から羽衣を返してもらい、愛鷹山や霊峰富士山を見下ろしながら昇天していきます。
その様は一服の絵のようで、能の中でも最もすぐれた曲として愛好されてきました。
英語の解説もありますし、世界遺産になってからは、観光地としての整備が進んでいます。
いよいよここから石階段がゆるやかに上がり、海岸、名勝三保の松原はすぐそこです。
名勝三保の松原
三保の松原の海岸すぐそばの、巨大な松、松、松・・・
強い潮風にさらされて、うねるように成長しています。
砂浜に出ると、富士山がきれいに見えました!
三保の松原の「羽衣の松」、大切に囲われています。
羽車神社があります。
御神木を羽衣の松とした神社です。農耕海洋安全、縁結びにご利益があるそうです。
御祭神様、再建までの経緯について詳しく書かれています。神の道の向こうにあった御穂神社との関係も。
羽車神社に背をむけるように振り向くと、海岸が広がり大海原です。
この日強い風が吹いていました。いつ来てもたいてい強風です。
2016年12月の光景です。
これからますます観光名所として知名度があがると思います。
自治体もいっそう力を入れているみたいで、もっと離れた駐車場の整備や店舗の整備が進んでいましたよ。
今度はこの岬の先の方まで足をのばして、海洋科学博物館にいってみたいな。
駐車場のことはこちら⇒「三保の松原駐車場と資料館・富士を望む景勝地の歴史を垣間見て(静岡県清水区)」
何年か前に訪れたときの雪化粧の富士山と、「神の道」がまだ整備中だったころのこと⇒「三保の松原(静岡県清水区)日本新三景からのぞむ雪化粧の富士山」
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