愛知県あま市にある「甚目寺観音」、尾張四観音の一つ。597年(推古天皇5年)の創建と歴史も古いです。
お寺の入り口にあたる門(上の写真)には、大きな屈強の仁王像が立ち見るものを圧倒します。
駐車場は仁王門の向かって右に10台分あります。
願い事はいろいろとお聞きくださるようで、重要な建造物あり、四国八十八か所巡礼の地もあります。
愛知県あま市の甚目寺観音の重要な建造物
仁王門をくぐると、まず目につくのが三重塔。
1627年に寄進により建立されたもので、力強さと優美さを兼ね備えた塔。
鎌倉時代の作と伝わる木造の愛染明王坐像は、高さ102センチの寄木造りで、腹部の空洞に高さ6センチの小像が納められています。
建物は国指定の重要文化財で、日本有数の高さです。
愛染明王は縁結びと耳の遠い人にご利益があります。
六角堂には1,000体もの地蔵菩薩が奉られ、特に子供の育成を加護し、学業成就、身体健康にご利益があります。
釈迦如来、右に薬師如来、左におそそ様が奉られています。おそそ様は女性の肌荒れ、赤ちゃんのあざの平癒に後利益があります。
甚目寺観音のご本堂
甚目寺観音のご本堂です。
お賽銭箱の前にはおまいりの仕方がかかれています。となえる言葉がわかり安心です。
日ごろの感謝をのべてから、お願い事をします。
本堂の左にびんづる様が。病気平癒の神様、あちこち撫でさせていただきました。
甚目寺観音の四国八十八か所巡礼
甚目寺観音の境内には、修行の道場があります。土佐の国(高知県)
見渡す限りの仏様です。番号があるので、順にお参りできるようになっています。
発心の道場 阿波の国(徳島県)
菩提の道場 伊予の国(愛媛県)
というように、四国へ行かなくても、巡礼と同じ修行ができるようになっています。
いまではお遍路さんの意味するところはいろいろあるようですが、明治期に整備されたと思われる甚目寺観音の仏様たちは、心のよりどころとなって親しまれてきたようです。
丁壬の方角が恵方にあたる年(丁・壬の年で最近では2007年、2012年)の節分には、たいへんな賑わいだったのを覚えています。
甚目寺観音の「手作り朝市」はとってもおしゃれと人気
毎月12日開催の朝市が有名になってます。(曜日関係なし)
出店店舗は毎月変わるようですが、若い人のお店が多く、販売しているものはとにかくおしゃれ感いっぱいのものが多いそうです。
開催時間は、平日10:30~14:00 土日・祝 10:30~14:00(小雨決行)
名鉄津島線甚目寺駅から徒歩5分のところです。
甚目寺観音 愛知県あま市甚目寺東門前24
愛知県あま市甚目寺東門前24 甚目寺観音
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