岐阜県郡上市の郡上八幡の施設の中でも「国の登録文化財」になっている「旧庁舎記念館」は、カフェやランチができ、お土産も手に入ります。
昭和11年建築の二階建て、屋根は当時最新技術のトラス工法が採用されている、庁舎として長く使われていた建物です。
建物の外観です。地元の職人さんが建てたそうですが、その技術の高さが登録文化財の決め手だとか。
無料で休憩できるので、ちょっと休憩にもってこいの施設です（場所は飛び込みで有名な新橋のすぐそば）。
観光案内所でもあり、食堂あり、お土産どころでもあります。
カフェもあるので、家族連れもカップルも、入りやすいところです。
郡上八幡「旧庁舎記念館」のお土産
この日はGWだったこともあり、人出が多く空いている席はほとんどありません。
込み合っていましたが、大きなくっきりとした色使いの鯉のぼりがやたらに目につきます。
鯉のぼりの染めは、郡上八幡に420年前から続く、渡邊染物店の本藍染です（岐阜県重要無形文化財）。
くっきりと染色されて、柔らかな素朴さのある染物で、展示もされていますが、小物は販売されています。
お手頃なお土産としては、本藍染のコースターがよさそうです。
のれんやテーブルクロスかな？
今では本藍染をする職人さんは日本でも数少なくなっていますから、貴重品です。
本藍染は濃い藍色が特徴で、防虫効果があるので着物を包む風呂敷などにして用いられてきました。
千鳥柄のもの、柔らかな鮎の染物など。
何時間も歩いていて疲れていたので、空いた席にすかさず腰かけさせてもらって、地元の飲み物を。
「ながらサイダー」と「飛騨牛乳」サイダーはやや甘め、牛乳はさらっとした味わいです。
お土産になりそうな、洋菓子一個150円くらいのものや、漬物、そのほかお土産がとりそろえてありました。
そろそろ帰る時間になったので、この地方で生産されている明方（みょうがた）ソーセージを、この旧庁舎記念館で購入。
「明方（みょうがた）ハム」のテレビCMを何度も見たことがあるので、気になっていたのです。
ここで販売されていたのはこのフランクフルトソーセージだけで、6本入りと3本入り。
6本入り税込み1,000円を購入
国産豚肉のみのしょうゆ味のドイツ風本格フランクフルトソーセージっということで、焼いて食べてみました。
本当はハムかウィンナがよかったのですが、これはソーセージ。皮がとっても固いというか歯ごたえがありましたよ。
個人的にはしょうゆ味はなくてもいいかと思いましたが、中はジューシーで外はパリパリ、おいしかったです。
郡上八幡旧庁舎記念館のカフェとランチ
この日はGWだったので込み合っていて、食堂の方がいっぱいでした。
お昼をずいぶんすぎていましたが、お店の人が困ったような顔で「今は一時間待ちです」と話していました。
ドリンクだけでなくスィーツもあるというおいしそうな看板とメニューですが、人気のスポットなのか食事をするのは大変のようでしたよ。
食べ歩きも、城下町歩きも、清流を見ながらの散策も、見どころいっぱいの郡上八幡、人気上昇中の町なんですね。
岐阜県郡上市 八幡町島谷520番地の1 郡上八幡旧庁舎記念館
岐阜県郡上市 八幡町島谷520番地の1 郡上八幡旧庁舎記念館
お土産はここだけでなく、ほかの施設でももちろん用意されていますよ。ただランチできるところは少ないです。
徒歩圏内で郡上の町は楽しめるスポットが多いのが特徴です。晴れた日にぜひお出かけを。
古い町並みがずらりと並ぶ城下町散策→「郡上八幡古い町並み散策・歩くだけで癒される（岐阜県郡上市）」
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郡上観光の駐車場→「郡上八幡観光の駐車場情報・一日500円郡上おどりのときはアップ（岐阜県郡上市）」
（よっちゃん）
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