MOA美術館(熱海市)には無料で観られる庭園があります。
そこには尾形光琳の終の住み家の復元屋敷をはじめ、茶道具を観賞しながら抹茶をいただける「一白庵」などがあり、庭園の厳かな雰囲気を存分に楽しむことができます。
無料開放の庭園の入り口は、上の写真の「唐門」で神奈川県大磯町の三井家別邸の城山荘内にあったものです。
日本建築が立ち並ぶ「茶の庭」と名づけられた庭園で、新緑や紅葉など四季折々の風情を感じることができます。
茶の庭に出る前に地図があるのでそれを見てから行くといいです。
ここでは歴史を感じる本物の建築物をみることができます。また四季折々の風情も素晴らしいとのこと。
今日は梅が満開の2月10日です。
MOA美術館無料開放の日本庭園
まずはその落ち着いた風情をゆったりたのしみました。
「そばの坊」11時から15時営業していてそばをいただけます。
歴史的な建造物、おおわらびてがたの金具のついた「片桐門」豊臣秀吉の重臣、片桐且元ゆかりのもの。
茶室、岡山藩家老 伊木三猿斉の荒手屋敷に設けられていた茶席「大炉の間」だそうです。
MOA美術館の無料開放の庭園にある抹茶どころ「一白庵」で、梅満開。
MOA美術館・復元された尾形光琳屋敷
広いお屋敷でした。お屋敷内に通路もあります。
尾形光琳が自ら描いた図面と大工の仕様帳、茶室起し絵などをもとに復元されています。
1712年ごろに京都の新町通り二条下ルの地に屋敷を建て最晩年の5年間を過ごしたところです。
二階の絵所で尾形光琳晩年の最高傑作、国宝「紅白梅図屏風」を描いたと推測されています。
お屋敷内の台所。
中庭を臨む渡り廊下
あがることはできませんが、屋敷内の通路を歩いて観賞できます。
3月からのリニューアルではここはそのまま保存されるのかもしれません。
他にもレストラン「桃山」、ミュージアムショップ、能楽堂などへは無料で入ることができます。
MOA美術館のリニューアル期間は、2016年3月7日から2017年2月までですが、その間もこちらは開放されているといいなあ。
MOA美術館の駐車場などのことは→リニューアル前最後の展覧会MOA美術館・駐車場・長ーいエスカレーターで
MOA美術館
MOA美術館
(よっちゃん)
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