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建中寺 名古屋/天王祭2023年6月/見どころ歴史や文化財/ご利益/駐車場/御朱印

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建中寺 名古屋

◆建中寺

名古屋市東区にある建中寺は、名古屋市東区にある浄土宗の寺院です。

初代の尾張藩主義直公(徳川家康公の9番目の息子)の菩提を弔うため、

また尾張徳川家先祖代々の菩提寺として、第二代尾張藩主 徳川光友卿が建立しました。

正式名称「徳興山 建中寺」。

名古屋にある徳川家のゆかりの寺社でも、特に有名なお寺です。

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建中寺の歴史・由緒

建中寺は、1650年に逝去した尾張藩主義直公(徳川家康公の9番目の息子)の菩提を弔うための御寺として、

二代尾張藩主 徳川光友卿により建立されました。

当時は約5万坪の広さがあり、本堂をはじめ諸堂伽藍十棟を建立、茨城県結城市弘経寺の成譽廓呑上人を招請して開山されました。

天明五年(1785)大曽根の大火の際、総門、山門を残して灰燼に帰しましたが、天明七年(1787)に尾張藩とご住職の努力によって創建当時のかたちに復興完成されます。

江戸時代の大政奉還により尾張藩は廃藩置県により愛知県の一部となり、明治五年(1872)に寺格を無本寺(別格本山)から知恩院の末寺へと降格となり今日に至ります。

第二次大戦の名古屋空襲をまぬがれて、堂塔伽藍は江戸時代の偉容を今にたたえ、

多くの建物が、愛知県指定文化財、名古屋市指定文化財、文化登録文化財などの指定を受けています。

現在は約1万坪の敷地を誇る広い境内です。

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見どころ・建中寺の建造物/文化財

建中寺 境内 名古屋

◆建中寺 境内

建中寺には貴重な建造物が多くあるので、歴史を感じるとともに建物の荘厳な姿をご覧ください。

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三門(三間重層門)

三門は、昭和60年に名古屋市指定文化財に指定され、創建当時のままで残ります。

三門というのは、空門・無相門・無願門の三解脱門の意味を持ち、佛教のさとりの境地を表すもの。

山門と表記することもあります。

二階には、釈迦牟尼仏を中心として十六羅漢の像が祀られているのだそうです(通常は非公開)。

本堂  建中寺の根本道場

名古屋市指定文化財で、平成11年に指定されています。

天明七年(1787)大火の後に再建されたもので、入母屋造り本瓦葺き、格調高い古式を保っています。

現在の名古屋市内の木造建築物としては最大のもので、間口十五間(27m)奥行十四間(25.2m)建坪二一〇坪(700㎡)と巨大です。

 本尊阿弥陀如来は、大火の時いち早く持ち出して無事だったとのこと。

書院(客殿)

昭和39年、建中寺の第34代徳誉上人が再建したもの。

名工大竹利左衛門の設計による、雄大で壮麗な建物です。

明王殿(不動堂)

昭和四十四年(1969)の再建で、本尊不動明王は、江戸時代から尾張徳川家戦勝祈願の秘仏として伝えられてきたという、大変貴重なものです。

奥に安置されている秘仏は非公開。

厄除け、開運、家内安全、交通安全、病即消滅、商売繁盛など霊験があらたか。

南側の部屋には不動堂を再建した、建中寺の三十五世愍瑞上人の木像が安置されています。

鐘楼(しょうろう)

鐘楼は名古屋市指定文化財で、昭和60年に指定されています。

500貫(1923 kg) の梵鐘が吊るされています。

戦時中の供出を免れて現在に至ります。

毎年暮れには、一年間の罪障消滅と来る年の息災を祈る、除夜の鐘をつく人で賑わっています。

開山堂

開山堂は名古屋市指定文化財で、平成12年に指定されています。

火災消失の後天明六年(1786)に再建されたもの。

寄せ棟造り桟瓦(さんがわら)葺き総欅(けやき)造り。

本尊阿弥陀如来、建中寺の開山上人中興上人の木像を安置、代々のご住職の位牌が祀られているそうです。

経 蔵

経蔵は、名古屋市指定文化財で、平成11年に指定されています

文政十一年(1828)創建、平成十六年(2004)に平成の大修理が完成しています。

内部の八画輪藏内には、鉄眼禅師開版の黄檗版大蔵経五千八百巻が納められ、実際に輪藏を回転させることができるのだそうです。

側回りの八面の蟇股(かえるまた)に彫刻されている意匠は、縁起の良い福徳を将来するとされる独特の「宝ずくし文」です。

日本に伝わる十三宗の祖師像が安置されています。

宮大工のしゃれ心/埋木細工

本堂の柱の節跡にある、縁起物や動植物などをかたどったデザインに注目を。

節後の手当てしたあとが、こうもりや小判、ぶどう、桔梗などの型で可愛い模様で埋めてあります。

これは人目をひきつけるためではなく、要財にゆとりがなかたったためだそう。

当時の宮大工の「洒落心」が感じられますね。

埋木細工の種類はこんなにも。

本堂柱の埋木細工
蝙蝠こうもり 葡萄ぶどう
将棋 小判
宝珠 桔梗 空蝉うつせみ
四宝しほう 銀杏いちょう
猪目いのめ  

ぜひ探してみてください。

建中寺の御利益は

建中寺 葵の御紋

◆建中寺 葵の御紋

昭和の再建である不動堂の本尊・不動明王は、江戸時代から尾張徳川家の戦勝祈願の秘仏として伝えられてきました。

参拝のしおりによると、不動明王のご利益はこのように記されています。

  • 厄除け
  • 開運
  • 家内安全
  • 交通安全
  • 病即消滅
  • 商売繫盛

建中寺の時間・料金

  • 参拝時間:9:00~17:00
  • お休み:なし
  • 料金:無料 ※経蔵 大人300円 小人150円

建中寺の駐車場とアクセス方法

ドライブ旅行レジャー、若い女性二人

市バス・地下鉄のアクセス方法

  • 市バス:東区役所停留所東へ5分
  • 地下鉄:車道駅より北西へ10分

建中寺の駐車場

  • 参拝者駐車場:無料 普通車10台・バス2台

駐車場の心配なら駐車場予約サービス「akippa」を活用してみるのもよい方法です。

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建中寺のお祭り2023・筒井町天王祭・出来町天王祭

建中寺と情妙寺の前を本陣とする二輌の山車が、神事のあと無病息災、家内安全を祈願して奉曳(ほうえい)するお祭りです。

令和5年度天王祭の開催は、令和5年6月3日(土曜日)・4日(日曜日)です。

令和5年度天王祭の詳細は、「東区山車まつり振興会」に詳しく案内があります。

筒井天王祭の内容

6月第一金曜日の夜に宵祭、翌土曜日が本祭、日曜日に千秋楽と続きます。

市指定有形民俗文化財の「神皇車(じんこうしゃ)」と「湯取車(ゆとりぐるま)」が奉曳され、「人形囃子」とともにからくり人形実演があります。

ともに華麗な大幕を装い、賑やかに筒井町の商店街・住宅地を曳き廻されます。

天王祭は出来町でも行われ、3輌の山車がひきまわされされ、

筒井小学校の南で2輌の山車と3輌の山車が「出会い」を行い(山車の代表者があいさつを交わす)、からくり人形の披露や楫方(かじかた・山車を直接運行する人)の曲げ技を競い合います。

交差点で方向転換する山車の回転は、筒井町天王祭の最大の見せ場です。

お祭りの由来は、天保年間(1830年– 1844年)にこの地で疫病が流行し、それを鎮めるために津島神社(愛知県津島市)より御札を受けてから祀ったのが始まりとされています。

建中寺のお祭り・屋台は?

筒井町天王祭のまつり期間は、建中寺や建中寺公園でたくさんの屋台や出店があります。

非常に多くの人でにぎわいます。

建中寺のお祭り・10月なごやかまつり

建中寺の一帯は毎年10月に開催される東区民のおまつり「なごやか・まつり」のメイン会場になります。

ダンスパーティーなどのステージイベント模擬店の出店などがあり、とても賑わいます。

建中寺の御朱印・種類/時間

建中寺 裏門

◆建中寺 裏門

御朱印は、本堂の右側にある納経所でいただけます。

  • 「本尊 阿弥陀如来」
  • 「勝軍不動明王」
  • 「南無虚空蔵菩薩」

参拝時間:9:00~17:00※12時〜13時を除く

  • 御朱印代:300円

建中寺 名古屋/天王祭2023年6月/見どころ歴史や文化財/ご利益/駐車場/御朱印・まとめ

名古屋城から徳川園にかけてのエリアを巡る「文化のみち」寺めぐりコース(所要2時間)の主要ポイントになっている建中寺。

東海三十六不動尊霊場の第8番札所。

毎月28日は不動尊の縁日で盛大にご祈祷、護摩焚きが行なわれています。

立派な文化財の建造物や、徳川家の御紋、埋木細工なども見どころです。

周辺には城下町の雰囲気の残る老舗もあり、散策もおすすめ。

建中寺HP

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建中寺連絡先電話:052-935-3845

建中寺 所在地:名古屋市東区筒井一丁目7番57号 下の行のワンクリックでコピーできます。

 名古屋市東区筒井一丁目7番57号

 




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プロフィール
この記事を書いた人
よっちゃん

着付け師範として着物着付け教室を運営。温泉が健康にいいとスーパー銭湯や温泉巡りが趣味。温泉ソムリエの資格取得。旦那でカメラマン、運転手役のゴロマルとドライブしながら観光情報などお役立ち情報をまとめています。

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