◆剣の宝庫 草薙館から南神池をみる
刀剣の展示施設である「草薙館(くさなぎかん)」が2021年10月3日熱田神宮にオープン。
刀剣にまつわる絵画や文書資料だけでなく、重要文化財や 国宝の実物の日本刀を拝見できます。
また特大サイズで有名な二つの「真柄(まがら)太刀」もみられ、その体験コーナーもありますよ。
まずは料金と時間、休館日から。
剣の宝庫 草薙館の料金・時間
草薙館料金
- 大人:500円
- 小中学生:200円
◆宝物館との共通券
- 大人:1,000円
- 小中学生:400円
※地下鉄バスなどの利用券で割引あり
草薙館拝観時間
- 時間:午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで)
- 休館日:毎月最終水・木の前日の火曜日 年末12月25日から31日
剣の宝庫 草薙館の場所
◆剣の宝庫 草薙館 エントランス天井にある武者のオブジェ
剣の宝庫 草薙館は、熱田神宮の西門を入りすぐ右手になります。
東門から徒歩3分、南門から徒歩3分の距離。
目の前には整備された「くさなぎ広場」があり、庭園を見ながら休憩できます。
剣の宝庫 草薙館・展示内容
◆剣の宝庫 草薙館 展示の刀 パンフレットより
鎌倉時代を中心に立派な刀が展示されています。
撮影は禁止。
一口(ひとふり)ずつ説明があり、じっくりと見学ができます。
熱田神宮所蔵の刀剣
熱田神宮には、武士・軍人・刀匠ほか市井の人から奉納されてきた約450点もの刀剣を所蔵しているそうです。
中でも特に目を引くのは、
- 国宝の「来国俊(らいくにとし)銘短刀」
- 「熱田三剣」と呼ばれる脇差し「痣丸(あざまる)」「蜘蛛切丸(くもきりまる)」「熱田国信(くにのぶ)」
国や県の文化財指定刀剣は30点を超えます。
刃文が微妙に異なる刀身の表と裏が見えるように、独立ケースで陳列。
刃長222センチの「太郎太刀」と167センチの「次郎太刀」を常時公開し、神宮が所蔵する名刀を月替わりで展示されます。
まばゆい光を放つ刀剣の数々に釘付けです。
◆剣の宝庫 草薙館 刀剣の各部の名称
刀剣の各部の名称を知っていると、解説がいっそう理解しやすいです。
(刀剣の各部の名称はパンフレットに)
解説コーナー
鍛造工程や草薙剣(くさなぎのつるぎ)を解説するコーナーあり。
真柄太刀の重さを体感できるコーナー
◆特大サイズで有名な二つの「真柄(まがら)太刀」を体験できるコーナー
特大サイズで有名な二つの「真柄(まがら)太刀」は実際見たものを、大きさ重さをそっくりに体験できます。
◆「真柄(まがら)太刀」体験コーナー
いやはや見ただけでも大きい!!のに、手にして実感できるとあって、みなさん真剣な表情で気合を入れて持ち上げて。。。
みるものの、私なんてピクリとも動きません。
ゴロマルはどうでしょうか?
◆「真柄(まがら)太刀」体験コーナーにて
長さが2メートル数十センチ、重い方の刀に挑戦。
えいやっと腰をいれてようやく上がりました。
重さ8キロと10キロなのですが、たいしたことないと思うと大間違い。
戦でいったいどうしたらこんな大太刀をふるえるのでしょうか。
もちろん体験コーナーのものは、高く持ち上がらないようにされています。
◆体験コーナーにて
私はこちらの日本刀で。。。重量感、すごい。
合戦ファンの方には、またとないチャンスです。
くさなぎ広場が目の前
◆熱田神宮 くさなぎ広場
2021年7月1日に開苑された「くさなぎ広場」が草薙館のとなりにあります。
南神池周辺を改修して、東屋やベンチ、昔いきかっていた船が造成されています。
◆くさなぎ広場・右が剣の宝庫 草薙館
◆「剣の宝庫 草薙館」と「くさなぎ広場」
食事のできる宮きしめんも、くさなぎ広場に面しています。
「剣の宝庫 草薙館」料金時間・まとめ
令和の代替わりを記念して建設された「剣の宝庫 草薙館」。
施設の名称はご神体の草薙剣にちなむものです。
所要時間は25分から(まさに真剣!な人は1時間以上)
オープン間もないので平日にもかかわらず大勢の人が来ていました。
日本を代表する貴重な剣の博物館へぜひ。
熱田神宮の駐車場の詳しいことは⇒「熱田神宮 駐車場/料金無料の利用時間/混雑避けて駐車する地元民のおすすめ2021年」
※2021年10月21日訪問
熱田神宮 剣の宝庫 草薙館 所在地:名古屋市熱田区神宮1-1-1 下の行のワンクリックでコピーできます。
名古屋市熱田区神宮1-1-1
コメント