トヨタ博物館は本館の数々の歴史ある車がメインテーマではありますが、新館も見逃せません。
なにしろ新館には日本のモータリゼーションの歩みと生活文化の変遷が、ぜーんぶ分かってしまう展示があるんです。
開花期の明治から、誰もがマイカーを手に入れられるようになるまでの生活文化資料に目を見張ります(自転車の変遷もよかった)。
展示車両だって実車が31台、模型9台の迫力です。思わず「懐かしい~♪」と和む車両も。
無料で入れることもうれしい、それに一階には家族連れに優しい設備があり、ミュージアムショップとカフェテリアも充実。
本館のついでに寄るもよし、新館だけ行くもよしの優れた施設だと思います。メインは二階で・・・
トヨタ博物館の新館二階
トヨタ博物館新館は二階がメインの施設です。本館から続く渡り廊下を行くと、新館の二階に到着します。
キレイなお嬢さんがにこやかに迎えてくれます。
新館二階には、モータリゼーションの歩みと生活文化の移り変わりを、特色ある年代で区切って全部で6ゾーン構成で展示されています。
最初のAゾーンでは、「明治から昭和初期の前史ゾーン」まだモータリゼーションが産声を上げたころです。
そしてBゾーンでは「晴れた、空」というテーマで1945年から50年の戦後のゾーン。
Cゾーンでは「自動車はまだ遠い夢」1950年から60年のゾーン、庶民にとっては自動車は遠い夢だったころです。国産のゾーン。
次のDゾーンは1960年から65年の「成長ゾーン」車が身近になってきました。
Eゾーンではマイカーを手に入れた頃で、「1965~75年のマイカーゾーン」
そして最後のFゾーンではステップアップする時代を「1975年からの多様化ゾーン」として構成して展示されています。
年代別の写真は前後しているものがあるかもです、<m(__)m> 「懐かしい物」がいっぱいで、ついつい思い出話に話がはずんでしまいました。
トヨタ博物館新二階図書館
新館の三階には図書館とギャラリーがあります。
この日は日曜日でしたが、ギャラリーはお休みでした。隣の図書館はやっています。
図書館に入ってみると、館内には所せましと「車の本」がずらーりとならんでいます。
車専門の図書館というわけなので、専門書を読みたい人というのは限られていますよね。
それでも若い学生さんが三人、熱心に読みふけっていました。
車好きの男性なら、きっとゾクゾクするような本が並んでいるのでしょうね。
トヨタ博物館新館一階
新館一階は子どもの遊べるスペースが用意されています。
また大ホールが二部屋あって、各種会合にはうってつけの場所になっています。
授乳室があり、「ちっやい工房」という子ども用のものづくりスペースがあります。夏休みなどに企画がされているようです。
またカフェテリアでお茶とロールケーキなどをいただけるようになっています。
さらにミニチュアカーをはじめトヨタ博物館のオリジナルグッズが買えるミュージアムショップがあります。
そしてイギリスのクラッシックカー二台に乗ることができます。スイフト9HP 1905年
ローバー 6HP 1907年イギリス
実際乗ってみました。映画の中にでてくる砂ぼこりの道をガタガタと走っている気分?とにかく本物なのです。
出口付近には、近未来カー?今すでに走っている地域もあるかもしれませんが、これは見るだけ。
海外の車のナンバープレートもじっくり見ると面白い。
というわけで、「トヨタ博物館」の新館にも、懐かしく面白い展示品がずらりです。
特に私たちみたいな年代には、懐かしさが込み上げてくるものが多いですが、若い世代にも子供たちにも面白がってもらえるんじゃないかな?
入場無料で雨でも遊べるところ、大駐車場ありで穴場かも。
「トヨタ博物館」のすぐ横が新館です、休日の確認は⇒トヨタ博物館へのアクセス・駐車場・入場料・休館日
イベントも随時開催していますよ、走行披露を見ました⇒トヨタ博物館のイベント「走行披露」を見てきました
ついでにランチのときは本館レストラン(入場無料)⇒トヨタ博物館のランチ・レストランとカフェテリア
(よっちゃん)
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