「トヨタ博物館」では人出の多い日曜や祝日などに、イベントを開催しています。
この日は日曜日で、ちょうど「走行披露」のイベントがありました。
場所は第一駐車場、走行を見るだけでなく、走行車のボディやエンジン、重量や特徴など詳しい説明がありました。
このイベントを知らなかったのですが、何やら人だかりができているのを発見して屋外にでました。
館内でアナウンスがありましたが、聞き取りにくかったので、何時からどこでというのが分からなかったので・・・
事前にイベント情報が公開されているので、それを確認して皆さん来ているのかな。
今日走りが見られるのは、以下の三台、「1918年アメリカ フランクリンシリーズ9」「1955日本 フライングフェザー」そして「1960年アメリカ シボレーコルベア」です。
名前だけ聞いてわかるわけもない私ですが、走行会場にはたくさんの人だかりです。
古い車ですが、ちゃんと走っているではありませんか。走っている様子は動画におさめておきました。
解説も詳しく丁寧
三台が全部走った後で、スタッフさんが走行車の詳しい解説をしてくださいました。
皆さんすごく熱心に聞き入っています。
そのあとですぐそばで見学させてもらうことができました。
1917年のアメリカ製フランクリン、空冷の6気筒エンジン搭載の車で、ハンドルやホイールが木製なのです。早稲田大学で保管されていたものを、譲り受けて整備をしたそうです。
大人気のアメリカ製フランクリン
空冷の6気筒エンジン
ね、木製でしょ。すごい。これで走ってました。
それから、日本製の「フライングフェザー1955年」、排気量350CCの超軽量の車ですが、当時はまだ受け入れられず、200台余りの生産で終了してしまったといいます。
今でこそ小型化ですが、1955年にこんなに小さい車もあったのですね。
フライングフェザー日本製1955年はリアエンジンで、超軽量
マニアの方たちがじっと見ていました。
そしてもう一台、本日走行した車が、アメリカ製で1960年のシボレーコルベアです。
革新的な設計と多彩なラインアップで人気を博したそうですが、初期モデルの安全性が指摘されて9年間の製造にとどまりました。
この問題を契機に消費者運動の機運が高まり、アメリカでは安全性や環境保護の法律規制につながったそうです。
細部まで見学させてもらうことができました。
「トヨタ博物館」ではこうした珍しい車の「走行披露のイベント」だけでなく、様々ないイベントが開催されています。
あらかじめ調べて、イベントに合わせて見学するのが一番いいですね。⇒「トヨタ博物館の企画展・イベント情報」を確認してみてください。
「トヨタ博物館」のアクセスや駐車場については、こちらにまとめました。⇒トヨタ博物館へのアクセス・駐車場・入場料・休館日
(よっちゃん)
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