桜と紅葉の季節に行くのが最も楽しめる宗教テーマパークの「五色園」。
五色園大安寺にある「宗教テーマパーク」はあり得ない楽しさと驚きでした!!
お坊さんたちの大きな人形が、笑いあり涙ありの名場面を繰り広げ、今にも動き出しそうです!
地元新聞に取り上げられていたここ「五色園(ごしきえん)」という公園には、色鮮やかなコンクリートの人形が、木々の合間で活躍しています。
「東海珍名所九十九ヵ所巡り」という本にまさに「珍名所」のトップを飾って紹介されていますよ。
五色園に100体もある人形たち。20万坪という広大なお寺の敷地の中の公園にあって、どこを歩いたら見つかるのかな?と心配でしたが、入り口の地図を頼れば、ほぼ見つけることができました。
初めてであった五色園の人形は、これ、「オオッ!」と思わわずのけぞりそうになりました。
もくじ
聞きしに勝る迫力!大きいし動き出しそう!
五色園大安寺の公園の中は歩くことはもちろんですが、車での乗り入れが可能で、道幅も駐車場も整備されています。
無料で入れますので、とりあえずまっすぐに車を進めると、いきなりこんな人たちに出会えます。
どんなスポットにきているのか、およそ自覚していたのですが、予告もなく現れる人形たちの大きさと極彩色の強烈なパンチに、二人とも「オオ!」
背丈は人の1.3倍ほどですが、体格が大きい。
すごく自然な表情なのに、屋外で座っているのがなんとも不思議な感覚になります。
看板がありこの場面の解説があります「月見の宴」となっています。
この解説を読んで、「そうそう親鸞聖人にまつわる逸話を人形たちに語ってもらう公園だったんだ。」と思い出して、あらためて人形たちを見てみました。
「日本で唯一のお寺のテーマパーク」「日本で初の宗教テーマパーク」とされています。
人形の大きさは2メートルほどとされています、実物はもっと大きく見えます。
身長178センチのゴロマルがとなりに座って肩に手を置いていますが、体の幅もみながっしりと大きいです。
動きだしそうなのも面白いです。これから園内を回りますが、すごく期待が膨らみます。
公園全体が広いので、どうなっているのかおよそをつかんでおくといいです。
五色園の全容はどうなっている?
入り口の手前のところにあった五色園の案内地図を見てみると、駐車場のPマークがいくつもあり、みどころスポットが10数か所あるのがわかります。
車でまっすぐ進むと、主なスポットを見ることができるようです。
面白かったところをピックアップしてみると・・・
対面して真剣に話し合うお坊さんたち。私も参加して。
木洩れ日の中、真剣なまなざし、何を話しているのか?詳しいことは解説を読むとして、
この話し合いに駆けつけるお坊さの動きがすごい!
顔つきもスゴイ!
一体一体の動きと表情が工夫されていて、圧倒的な存在感があります。
ボランティアの方たちによって、補修や塗り直しを行って維持されているそうです。
まだまだ序の口の2場面がすぎたところ、気を引き締めて?次に向かいます。
9月の初旬の今日は、ツクツクボウシがずっと鳴いています。
陽ざしが強いですが、紅葉がわずかに色付いています。
自分で見つけて驚いて!
こちらは色が少しあせていますが、「弁円悔悟」という場面。
弁円さん平謝りで反省し心を入れ替える。
ほほえみながら優しく諭す親鸞聖人。
弁円は心を入れ替えて弟子になるそうですよ。
こちらは「門前石枕」の場面、心地よく休憩中の様子、
スイレンで埋まる池にある弁財天、色彩鮮やか
どうも縁結びの神様のようなのですが、解説が読めず残念・・・
池の向こうには、巨大な像が二体、見下ろしていらっしゃる様子。近くまでの道もあるようです。
細い小道も、公園内は桜の木、紅葉の木が多く、四季折々に美しく彩られるそうで、特に桜の名所にもなっているそうですよ。
五色園の名の由来も、四季それぞれの美しさを観ることができる風光明媚さからついたそうです。
ジャングルジムもありますよ。かなりの規模。
「川越えの名号」という場面、光が差しにく木々に囲まれたところに。
つい話かけたくなってしまうほどの、自然なしぐさのお坊さんたち。
「剃髪会得」の場面
門の向こうの女性二人は、神妙な顔つき
五色園大安寺本堂
五色園内の人形・仏像に感心していて忘れていましたが、ここはお寺です。
お寺の前の駐車場に車を停めると、右前方が広いお墓になっていました。
お墓を整備中で、工事のクレーンが動いていました。宿坊にもなっていて宿泊研修OKだそう。
五色園大安寺本堂、立派なお堂です。
100体もの人形を配した発想はスゴイですね、当時のご住職が昭和9年に以来したそうで、製作は浅野祥雲さんとおっしゃいます。
巨大な立像で今の五色園を見守っておられます。
では、最後に、強烈な印象だった「日吉丸矢作橋出世の緒」の場面、動きだしそう。
いたずらでゴロマルが中に紛れ込んでいます。↑
最後にここでも紛れ込んでみたかったそうで。↓
五色園大安寺の所在地など詳細
愛知県日進市岩藤町一ノ廻間932-31
午前8時から午後5時まで、年中無休 入園無料
コンクリート像造形家の浅野祥雲さんが昭和9年に創設とされています。
桜の季節が特にキレイで、カエデがたくさんあったので紅葉の季節にも。
緩やかな坂道が続きますので、車よりはハイキングがよさそうです、次回はそうしたいです。
自販機はなかったはずなので、飲み物お弁当をもって、すべてのお人形を見つけたいものです。
星ヶ丘から名鉄バスが出ていて、巡回バスも五色園に停まります。
東名高速道路は名古屋ICから車で10分です。
ナビに入れるときは、五色園でなく日進市大安寺と入れた方がよいです。(日進市五色園といれたら、1キロほど離れた接骨院かなにかの店舗に案内されてしまいました)
とっても心ワクワク、楽しさと驚きが満載の五色園でした。
ここは「東海珍名所九十九ヶ所巡り」大竹敏之著 の本のトップに紹介されています。 本そのものが奇抜で面白いですよ!
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