「高山市政記念館」は明治から昭和43年まで使用されていた市役所の建物。
景観保存地区内の南端にあります。
建物は総檜作りで立派です。
特に天井は曲線の入る格天井が見もの。
建物や備品のすばらしさを見学してきました(無料)。
「高山市政記念館」営業時間
- 営業時間:午前8時30分から午後5時
- 休日:無休
-
入場料:無料
高山市政記念館の建物と備品
◆高山市政記念館内部
ガラス窓から明るい光が差し込む資料館の内部。
格天井(ごうてんじょう)は四隅の角がなく曲線で造られた珍しい天井です(大名のお屋敷みたい)。
◆高山市政記念館・資料や機器の数々
明治時代の古い資料や機器をはじめ、私たちの年代では懐かしい、と思える機器までがずらりとならんでいます。
◆初期のパソコンPC98 UV
◆資料の数々
◆高山市政記念館・昭和10年代の観光地
城山公園展望台や昭和初期の盆踊り、観光地としての案内パンフレットでもあったのでしょうか。
昭和10年代の観光地として、城山公園・高山祭・国分寺・原山、大尾根スキー場・乗鞍岳・松倉観音・平湯温泉とあります。
◆議員控え所
畳の部屋は議員の控え所でした。
金庫・電話ボックスなど
◆金庫
頑丈な金庫や電話ボックス。
◆大正時代の電話ボックス
電話ボックスももちろん木製ですりガラスですね。
◆土蔵
大正3年に350円をかけて造られた土蔵。
堅牢で今もくるいが生じず当時の技術の素晴らしさが書かれています。
◆広い廊下
広い廊下に張り出したひさし。
歩いていて、どこにもきしみ音がせず、普通の家屋とはわけがちがうち密な造りです。
「ガラス障子」が導入されているのも、当時としては先進的な建物であったということです。
アクセスと駐車場
JR 高山駅より徒歩12分
駐車場は近隣の有料駐車場を利用
付近の観光名所
見どころ満載の高山ですが、お役所に興味があれば、「高山陣屋」はどうでしょう。
「高山陣屋」は徳川幕府が直轄領とした飛騨においたお役所で、江戸時代からの建造物が日本で唯一現存しています。
ここから徒歩3分ほどの距離、行ってきたので紹介します⇒「高山陣屋・陣屋とは//料金時間/うさぎの釘隠し/朝市の時間も(岐阜県)」
中央付近の駐車場にとめて2.5時間で高山散策してきました⇒「高山散策・古い町並みをぶらり/おすすめランチ/駐車場(岐阜県高山市)」
※2020年8月5日(水)訪問
岐阜県高山市神明町4丁目15 高山市政記念館
岐阜県高山市神明町4丁目15 高山市政記念館
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