丸山ダム(岐阜県)を展望台よりみてみると、足がすくむ高さです。
高さ98.2メートル、幅は百数十メートルに及ぶ大きさです。
放流するとこんな凄まじさです!
この放流は、う回路を造ることになったので、もう見られないのではと思います。
丸山ダム展望台からの写真だと小さく感じられますが、イエイエ、木の柵の下は絶壁の草むらです。
この丸山ダムのすぐ下流に「新丸山ダム」を造って、さらにパワーアップをはかる事業が勧められています。
新丸山ダム事業計画で地元と下流にさらに安心感
丸山ダムは、岐阜県加茂郡八百津町と可児郡御嵩町との境、木曽川水系木曽川に建設されているダムです。
洪水調節・不特定利水・水力発電を目的とする多目的ダムですが、これを新計画では、20.2m嵩上げします。
そうすることで、丸山ダムが持っている二つの目的(洪水調節・発電)をパワーアップするのが目的です。
そして さらに、下流の河川環境を保全するという新しい目的が加わるそうです。
この事業にともなって、家屋を49棟移転したそうです。
「新丸山ダム」の堤頂の長さは、340メートルにもなり、これは新幹線13両分に。
工事はまだ始まって間もないようで、ダムの水を迂回させる工事がこの夏からおこなわれ、2019年までかかる見通しです。
その後新丸山ダムの本格的な着工のようで、完成ははっきりわかっていないみたいです。
とはいえ将来にわたっての、洪水調節と発電をパワーアップ、未来の人たちの豊かな暮らしに欠かせない事業なのですね。
土曜日なのに、工事のトラックが行きかい、一部通行止めになっていました。
展望台は今のところ自家用車で行けます。
丸山ダム展望台の付近
丸山ダム展望台へは車で行けます。展望台のすぐ脇に止めることができます。
20段ほどの階段を上がっていくと、展望台があります。
ここからダムを見下ろしたのが最初のこの写真
展望台のあたりのあちこちに、マムシが出るから草むらに入らないようにと注意があります。
さらに、松などの木々のそばに、「蜂の巣注意」の表示もあります。
それだけ自然がいっぱいのところです。
展望台からの景色は、どこまでも続きそうな山々が見渡せます。
これから何年もかけて、丸山ダムからの景観は変わっていくんですね。
新ダムは丸山ダムのすぐ下流に一部を接する形でできあがる予定です。
ドライブがてら時々見学に行くというのもいいですね。
土曜日にもかかわらず暑い中お仕事されている皆様には、たいへんなこととお察しします。
道に迷ってしまいお尋ねしましたが、丁寧に教えてくださりありがたかったです。
岐阜県加茂郡八百津町八百津1422-5 丸山ダム
岐阜県加茂郡八百津町八百津1422-5 丸山ダム
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