大垣のおすすめ観光ルートは二つあって、大垣駅の南側の駅に近い「愛宕神社」からの道です。
- 「奥の細道むすびの地記念館」への水門川沿いのルート
- 「むすびの地」への 美濃路を歩くルート
いずれも2キロちょっとの距離で、どちらも見どころの多い観光ルートです。
涌き水のでる噴水などが随所にあり、暑い季節でも気持ちよく歩けました。
1の「愛宕神社」⇔「奥の細道むすびの地記念館」のルートは⇒「「奥の細道むすびの地記念館」駐車場/付近の景勝地と四季の広場へ(岐阜県大垣市)」
で紹介しています。
ここでは2の「愛宕神社」⇔「むすびの地」のルート、美濃路を歩いた様子です。
大垣駅近くの「愛宕神社」から出発した美濃路ルート
◆1川沿いのルートが地図の左、今回紹介は右側の黒い点々のルート
◆大垣駅近くの「愛宕神社」
大垣駅から徒歩1分のところにある「愛宕神社」から出発します。
南に歩き始めると、タワーになった涌き水がすぐに。
たっぷりの冷たい涌き水ですがすがしいです。
またすぐに涌き水の設備、近くに芭蕉の石碑と、東屋があります。
◆美濃路ルートにあるの「矢立初の句碑」
◆美濃路ルート、名古屋口門・大垣城東総門跡
「名古屋口門」と書かれた大垣城東総門跡、ここから美濃路を歩くことになります。
美濃路について
関ヶ原合戦で勝利を収めた徳川家康、江戸に幕府を開くと五街道の整備を行いました。
「美濃路」は中山道と東海道をむすび、垂井から大垣の城下町を抜けて、墨俣から尾張へと入り、熱田の宮の宿で東海道に通じています。
江戸時代には朝鮮通信使や茶壷道中などもこの街道を通るなど重要な道だったといいます。
大垣駅からの美濃路ルートの後半
◆美濃路ルート、美濃路大垣宿問屋場跡
「美濃路大垣宿問屋場跡」には看板など往時をしのばせるものが。
中には入ることはできず、これらの資料を眺めるのみ。
◆美濃路ルート、美濃路大垣宿本陣跡
ほどなく大垣宿の本陣跡につきます。
拝見したいと中にすすんだものの、土日祝の10時から15時までの開館でした。
月から金曜日はお休みです、無料。
◆朝鮮通信使に関する記録の石碑
美濃路大垣宿本陣跡には、朝鮮通信使が通った記録なども残されています。
美濃路の宿場町は、宮宿から垂水宿の間に7宿があり、美濃路大垣宿は江戸時代徳川幕府の「宿駅伝馬制度」によって設けられた、大垣城下の宿場で美濃路最後の宿場でした。
美濃路沿いの宿場に加え、大垣城、戸田市十万石の城下町として繁栄し、当時美濃では最も大きい町だったということです。
明治天皇行在所跡(明治11年1878年10月22日)でもあるそうです。
土日祝に行って、中でぜひ確かめてみてね。
とても整備の行き届いた道を快適に歩けます。
今も商店があちらこちらにあって、広く商売が盛んだったのですね。
◆ (株)つちや本店 岐阜県大垣市俵町39
歴史のある立派な商店もあります。
広い間口にうだつ、正面の装飾はなんというのでしょう?
「柿羊羹」と書かれています。
販売していたのかな?通り過ぎてから寄ればよかったと後悔してます。
※後で調べたところ、柿を使った和菓子の名店で(株)つちや本店、創業宝暦五年だそう。
◆美濃路ルート、大垣城西総門跡(京口門跡)
◆大垣城西総門跡(京口門跡)にかかる京橋
ここから「水門川」にさしかかります。
ここまで約2キロの道のりです。
終点の「むすびの聖地」まではあと2~300mで、この付近は「四季の森」「住吉灯台と船町港跡」、「むすびの地」などの名所スポットがあります。
◆京橋から南の名所スポット
見どころがたくさんあるのでこちらのページに詳しく書きました、駐車場のことも⇒「「奥の細道むすびの地記念館」駐車場/付近の景勝地と四季の広場へ(岐阜県大垣市)」
美濃路ルートには、ほかにも立ち寄れる名所はありますから、ゆっくり見学してくださいね。
私たちが訪問した日は9月上旬の午後1時半ごろで、暑くて急ぎ足になってしまいました。^^
そして、水門川沿いに歩く「四季の路」のルートは、芭蕉の句碑も多く自然を存分に鑑賞できる路になっていますよ。
足に自信がない・時間がないという人は「四季の路」(ミニ奥の細道)をぜひ歩いてみてね。⇒「大垣観光は水門遊歩道「四季の路」ミニ奥の細道体験2.2キロ(岐阜県)」
観光マップはJR大垣駅の案内所か「奥の細道むすびの地記念館」でゲットしてくださいね。
岐阜県大垣市高屋町1丁目 大垣駅
岐阜県大垣市高屋町1丁目 大垣駅
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