「養老の滝」の観光、軽くかんがえていました!
一番近い駐車場から出発したとしても、帰りつくころには息切れしそうです。
体力のない人は、ふもとからの観光はやめた方がよいところ。
と脅すわけではありませんが、
年配者・体力のない人・幼児連れは「滝に一番近い駐車場」からの観光がおすすめ。
滝を見るだけなら30分もあればすみますが、少しだけ足を延ばして、「養老神社」「菊水泉」をみてきましょう。
三か所回って約60分のハイキングコースがおすすめで、バッチリ取材してきましたよ!
※ちなみに、ふもとの方には大きな駐車場がいくつもあります。 そこからは1.2キロあるいは1.6キロを上ることで滝を見ることができます。 全行程がかなりの上り坂のため、年配者や幼児は厳しいです。 |
養老の滝に一番近い駐車場からの60分おすすめコース
時間に余裕がない、また幼児連れ、年配者は、滝に一番近い駐車場「養老の滝駐車場」に停めましょう。
行先は
- 養老の滝
- 養老神社
- 菊水泉
そして駐車場にもどります。
約200メートルで養老の滝につき、行きは下りで、戻りはすべて登坂になります。
見学・写真撮影をいれて、もどるまで約60分ほどです。
足元は舗装されていないところもあり、一部急坂も。
滝に一番近い駐車場へ行く道
「養老の滝駐車場」の案内があったらとにかく上方向に車をはしらせましょう。
道案内に「一番滝に近い駐車場」という目印はないからです。
滝に一番近いというのは、最も上流の意味です。
駐車場の案内がある岐路からは、道がとても狭くなっていて、普通車同士のすれ違いはかなり困難。
GW中で混雑していたので、片道通行で規制されていました。
滝に一番近い駐車場の料金と設備
◆養老の滝に一番近い駐車場・左は売店
滝に一番近い駐車場の駐車料金は1,000円。
◆養老の滝に一番近い駐車場・売店を右手にしてみたところ
100台分とめられ、仮設トイレが奥にあります。
土産物店・飲食店が数件並び、登山の入山届出所にもなっています。
駐車場から養老の滝への入り口。
舗装した道で降りていきますが、途中足元の悪いところも一部あり。
「湯本館」という旅館が見えてきて、ふもとの景色が開けます。
案内版養老の滝へ100メートル、駐車場からは200メートルくらいで滝につきます。
「養老薬師」の祠(ほこら)。
「養老の滝」観光
養老の滝が見えてきました。ざざーーっという音が聞こえてきます。
落差32m、幅4mの滝。
ここは岐阜県設置の養老公園で、揖斐関ヶ原養老国定公園に属する地域。
勢いよく流れ出る水、ほとばしる水しぶき。
涼やかな風が吹てきます。
細かいしぶき、ミストがほとばしって、しっとりした空気が充満していますよ。
「養老の滝」は滝百選・名水百選にも選ばれる素晴らしい名瀑です。
水がお酒になった「親孝行の養老孝子伝説」の故事が残っています。
奈良時代の元正天皇が 万病を治す薬の水ということで 行幸されました。
養老の滝の水の効能は「続日本紀」に天皇のお言葉があり、書かれていました。
この美水の効能に喜ばれ、元正天皇は元号を「養老」と改められたほどです。西暦717年。
◆養老の滝にある「田中大秀養老美泉弁碑」
◆養老の滝、絵馬奉納
お願い事などの絵馬を奉納することも(300円)。
「養老の滝」のミストをたっぷり浴びて、清々しい気分を満喫したら、「養老神社」へ向かいましょう。
とその前に、屋台が一件と東屋に自販機があるのをチェック。
◆養老の滝にある屋台(フランク・かき氷・えびせんべい)
ベンチが数か所あり、腰かけて休憩も可能。
養老公園の地図もあるよ。
では次にいきましょう。
滝から約500メートル下の「養老神社」、「養老の滝・菊水泉」があります。
流れ出る水は石灰岩層を浸透してきたので、炭酸分・ミネラルを含み爽やかな甘みがあるそう。
長寿・若返り・健康の名水でも知られていますよ。
養老の滝から養老神社・菊水泉へ
養老の滝を下り始め振り返ると、虹がかかったか後光がさしたかのような光が。
やっぱり霊験あらたかな滝のようです。
ちなみに撮影時間は午後1時頃。
◆養老改元の詩碑
養老と改元された詩碑。改元された経緯が記されていますね。
元号を変えてしまうほどの名水だったということなので、「令和」に変わったばかりの今、灌漑深いものが。
今日は5月5日で「令和」に変わって5日め。
観光客がとても多いのは、「元号」つながりだったのでしょうか。
養老の滝から養老神社への道は、幅もあり平坦に整備されて歩きやすいですよ。
お手洗いもあり。何か所か道すがらに。
養老神社と菊水天神
養老神社と菊水天神ののぼり、石製の鳥居をくぐってお参りしてきます。
◆養老神社
◆養老神社の正面
私たちは上から降りてきたので、左の鳥居から境内に入ることになりました。
◆元正天王行幸と醸泉の碑
天皇ご自身が、肌がきれいになり傷がいえたと、美水の効能を実感なさったそうです。
白髪は黒くなり、病気がことごとく治ったということです。
老を養うことから、「養老」という元号に改めることとされた、という経過が書かれています。
養老の水を使った「養老サイダー」で実感できるかも?
養老の滝・菊水泉
養老神社のすぐ横に「菊水泉」はあります。
病気平癒のご利益のある「菊水霊泉」。
この泉の水はさわったりできません。
養老神社の参道の階段下に流れてきているのを、持ち帰ることができます。
「飲用可」とは書かれていませんでした。。。でも飲んでしまったよ。。。
これでおすすめコースの見どころはおしまいです。
駐車場へ戻るには、ここからすべて登坂です。
養老神社のふもとに売店
神社のふもとには売店が数件建ち並びます。
◆大黒屋
昔ながらの売店の大黒屋さん。
養老サイダーと養老ラムネが目を引きます。
あの菊水泉のお水を使っているのですよね、きっと。
しゃれた「ひょうたんランプ館」。
自家栽培のひょうたんでランプなどを見られると。入館料100円。
お土産や食事ができるお店が数件あるので、ここで休憩がよさそうです。
私たちはランチのため「清水」さんに立ち寄りました。
串団子が人気でした、食事は座敷でできます。
養老の滝のランチ(食事)・お土産のことはこちら⇒「養老の滝でランチ(食事)/お土産/休憩/見晴らし最高の滝見亭(岐阜養老町)」
では上り坂を上がって、戻りましょう!
帰り道は15分ほど。
岐阜県養老郡養老町高林1298−2 養老の滝
岐阜県養老郡養老町高林1298−2 養老の
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