◆竜吟の滝
名古屋から車で約1時間、中央自動車道瑞浪ICから国道19号を中津川方面へ約15分、
そこに竜吟の滝があります。
竜吟の滝のある一帯は、「竜吟峡」または「竜吟の森」ともよばれています。
滝を見つつ沢沿いに手軽なハイキングもでき、新緑や紅葉の景観も素晴らしいところ。
夏ならミストを浴びてしばし避暑気分にひたれるところです。
7つの滝や竜吟の滝の伝説、ハイキングコースや駐車場情報をまとめて紹介。
竜吟の滝・7つの滝
竜吟の森には7つの滝がありこれを竜吟の滝と呼んでいます。
最大の一の滝は、高さ16mで、豊かな緑に生えて清々しい眺めが爽快です。
落差16mある一の滝、岩棚に当たりながら落水する二の滝をはじめ、三の滝、えびす滝、あんま滝、昇竜の滝、梵天の滝と7つの滝が連続する景勝地です。
ハイキングコース
この周辺は竜吟峡として知られており、その北に位置する竜吟湖まで続くハイキングコースが整備されています。
竜吟峡では、落葉広葉樹が多く生い茂っており、四季折々の自然を満喫することができます。
また、シデコブシやヒトツバタゴなど、貴重な植物も見ることができます。
山コースの2.9キロと沢コースの2.4キロ
◆竜吟峡のハイキングコース 地図(瑞浪市HPより)
竜吟峡の滝を先に見るには、自然ふれあい館から沢コースに入るとまもなくです。
沢コースは2.4キロ、山コースは2.9キロと、起伏があるものの適度なハイキングコースです。
また、滝コースの3キロも合わせていきたいコースです。
地図を見ると、滝コースのそばに駐車場があるので、そちらに車を移動させてのハイキングも可能です。
竜吟の滝の伝説とは
◆龍 イメージ
竜吟峡の滝に伝わる滝の伝説は、
かつて、雄竜が不動川の一の滝を、雌竜が二の滝をそれぞれの住処とし、鳴き声を交わして穏やかに過ごしていました。
しかしある年、大干ばつが村を襲い、焼けつく夏の日差しにより田畑は乾ききり、稲や作物は枯れようとしていました。
村人たちは窮地に立たされ、不動川の竜への雨乞いを決意。
そして満月が輝く8月の夜、村人たちは一心に祈りを捧げました。
そして月がちょうど頭上に来た時、突如として一の滝の水が大きく湧き上がり、天を裂くような鳴き声が響き渡り、雄竜が空へと昇っていきました。
その後を追うように雌竜も高い鳴き声を上げて空へ舞い上がりました。
そして二匹の竜が天空で螺旋を描きながら飛び回ると、突如として大粒の雨が降り始めました。
その後、干ばつは二度と訪れず、村は水に恵まれた土地となりました。
その滝は「竜吟の滝」と名付けられ、今でも村人たちを守り続けています。
「瑞浪市HPより」竜吟峡の滝伝説を簡約しました。
竜吟の滝でランチはできる?
「古民家カフェ橘」がおすすめ
明治時代に建てられた国登録有形文化財の建物を活用したカフェ。
時間が経つのを忘れるほどの心地よい空間です。
ブランド豚「瑞浪ボーノポーク」や地元産野菜をたっぷりの月替わりランチが好評。
手作りスイーツもあります。
- 所在地:岐阜県瑞浪市大湫町463-1
- 営業日:金土日月11時30分から16時
- お休み:火水木曜日
- 駐車場:あり無料
竜吟の滝の近くには、瑞浪市内にあるレストランがいくつかあります。
例えば、「デイリー瑞浪ゴルフクラブレストラン」があります。
また、竜吟峡周辺には、ご当地の食材でのグルメ情報もあり、竜吟の滝から1、5キロ圏内に充実しています。
竜吟の滝の駐車場とアクセス方法
竜吟の滝の駐車場
駐車場は滝まで徒歩5分の「瑞浪市自然ふれあい館」の駐車場を利用しましょう。
無料で15台分あります
- 入館料:無料
- 営業時間:9時から17時
- お休み:月曜・祝日の翌日、及び年末年始
- 問い合わせ先:0572-63-0015
竜吟峡へのアクセス方法
- 瑞浪ICから車で15分
- JR釜戸駅から徒歩20分
瑞浪市自然ふれあい館
瑞浪市自然ふれあい館は、竜吟の森を訪れる誰もが気軽に立ち寄れるログハウス。
駐車場入口から竜吟峡を160メートルほど歩いた一の滝近くにあります。
竜吟の森に親しんでもらうための展示や講演会などが企画されています。
竜吟峡の入り口のドラゴン21
竜吟峡の入り口に「ドラゴン21」モニュメントが。
これは竜吟峡にまつわる雄竜と雌竜の伝説をもとに、まちづくり事業の一環として町民の方々が制作したものです。
高さ5.6メートルもあり、今まさに卵から飛び出そうとしている勇ましい竜をデザインしたものです。
- 自然ふれあい館へのアクセス:JR釜戸駅から1.1キロメートル、中央道瑞浪ICから8.9キロメートル
竜吟の滝の体験クチコミ
春に出かけたところ、モミジの新緑がまばゆく、滝をめぐる沢沿いのハイキングがとても気持ちよく歩けました。
自然の中を歩くことで心がリフレッシュされたようで、気分爽快です。
特に滝の近くでは迫力ある水の音を聞きながら、自然の力強さを感じることができました。
竜吟峡のハイキングコースは整備されていて、案内板もわかりやすくて安心して歩けます。
写真愛好家や自然の好きな方には、とても気に入る場所になると思います。
暑い季節なら、周囲の緑が鮮やかで、滝の水が輝いているのがよくわかるはずです。
今度は夏に訪れて、滝の近くで水しぶきをあびてみたいなと思います。
竜吟の滝(竜吟峡)・ハイキングコース紹介/伝説/駐車場アクセス/ランチ 瑞浪市・まとめ
滝の前でしばらく座って風景を眺めているだけで、心が穏やかになりました。リフレッシュしたい時にぴったりの場所です!
近くの観光名所・中山道の宿場町 大湫宿(おおくてしゅく)
江戸と京都を結ぶ中山道で。難所続きの山中にある宿場として賑わった大湫宿。
皇女・和宮も降嫁の際に宿泊した大湫宿です。
家並や細く曲がった通りに面影が残ります。
静かな山里の景色の中、往事のにぎわいをしのぶことができます。
<関連ページ紹介>
◆世界一の狛犬!美濃焼・ギネス認定(瑞浪市)
◆小里川ダムを見学・時間・道の駅おばあちゃん市から徒歩5分
竜吟峡 所在地:瑞浪市釜戸町1069-307
瑞浪市釜戸町1069-307
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