レトロ電車館は、長年名古屋市内で活躍してきた市電・地下鉄の車両が展示されています。
運転席に座れたり、シュミレーターで運転士体験ができます。
実際に運行していた電車だけに、当時を知る者にとっては懐かしさいっぱい。
子供向きの体験や遊べるコーナーもあります。
予約やアクセス方法、駐車場、料金など口コミ報告します。
レトロ電車館・予約と料金
◆名古屋市交通局日進工場
レトロ電車館は、名古屋市交通局日進工場の北側にあります。
レトロ電車館・予約方法と時間
入館には電話での予約が必要です。
- 予約先の電話:052-807-7587
- 予約の受付時間:休館日を除く午前10時から午後4時まで
- ※休館日は水曜と12月29日から1月3日まで※
当日の予約についてはかかれていませんが、当日電話して行ってきた家族があるので、定員に満たなければOKのようです。
レトロ電車館・営業時間/お休み
- 開館時間:午前10時から午後0時30分まで、午後1時30分から午後4時までの2部制
- 休館日:毎週水曜日(水曜日が休日の場合はその直後の平日)、12月29日から1月3日まで。※その他状況により臨時休館する場合あり。
午前の部か午後の部のどちらかを選んで、その時間帯ならいつでも来館や退館してOkです。
レトロ電車館・入館料
- 無料
レトロ電車館・アクセス方法/行き方
レトロ電車館の最寄り駅は地下鉄「赤池」駅です。
- 地下鉄鶴舞線「赤池」駅下車(2番出入口)徒歩約7分
駐車場
数台分ありますが、数が少ないため名古屋市のホームページには、公共交通機関を利用してきてくださいとあります。
料金は無料です。
また、大型観光バスの駐車スペースはありません。
レトロ電車館に展示の車両
展示されている車両は、
- 名古屋市を走っていた市電の代表的な車両(1400型、2000型、3000型)3両と
- 昭和32年の地下鉄開業当時に名古屋・栄町間を走った100型車両の2両とその台車
です。
展示車両は実際に車内に入って見学することができますよ。
地下鉄100型(107号車)
◆地下鉄電車 100型車両
黄色い地下鉄電車の100型車両、建物の一番左側に展示。
昭和32年の地下鉄開業時に、名古屋駅から栄を走った車両で、当時の技術の粋を集めて製造されています。
ボディーの濃い黄色はとても目をひく色で、画家の杉本健吉さんが暗い地下を菜種色(ウィンザーイエロー)で走り抜けるようにと選ばれた色なんだそうです。
昭和60年に引退するまで、地下鉄東山線といえばこの黄色い車体の地下鉄がずっと走っていました。
若いころに通学通勤でお世話になった懐かしい車両です。
地下鉄100型(107号車)乗車体験
車内に乗り込んでみました、懐かしい座席です。
これが見ていただけの運転席の計器やハンドルです。
◆運転席の計器など
当時は決して入ることのできなかった運転席にも入れるので、ハンドル触って動かしてみました。
乗務員席に座って前方確認!?
実際動いていた当時のままの再現なので、大きさも質感も目の前で実感できます。
停止する装置の解説もあります。
これは東山線の黄色い電車、通称「黄電」と呼ばれて親しまれていたこと、そして昭和32年初めて名古屋に地下鉄が通った当時の改札口の様子の写真。
◆昭和42年に東山公園から星が丘の一区が開通した記念の写真
黄電の中には、歴史的な場面が写真にしていくつも保存されています。
路面電車の展示
◆展示されている路面電車
見かけなくなってすでに40年以上が経っている名古屋の路面電車。
昭和2年から運行し、昭和49年には廃止されてしまいましたが、名古屋まつりの際には「電飾電車」「花電車」として街を華やかにしていたこともあります。
◆名古屋市 路面電車
当時のままに新しく再現しています。
路面電車に乗車体験
◆路面電車 車内
子供のころ乗ったときのことを思い出しました、座席にひざをついて窓から外を眺めてましたっけ。
小さい子はみんな外の景色が走りすぎるのを見るのが大好きですからね。
路面電車は三両展示してあります。
停車駅の看板もそのままに。
展示の路面電車の中には、電車の走る街の風景や、七五三の利用者、初詣のときの利用風景などの写真があります。
乗務員席でハンドルを操作することもできますよ。
名古屋の路面電車の仕組みや歴史
レトロ電車館には、車両展示だけでなく、昔のポスター、記念の写真などなど、路面電車の歴史を知るうえで欠かせない展示品がたくさん掲示されています。
これは昭和30年の電車バス記念乗車券のポスター。
記念すべき第一回名古屋まつり(当時は名古屋商工まつりといったそうです)のものでした。
他にも、昭和32年の名古屋港開港50周年記念祭をお知らせするポスターとか、昭和46年の大みそかの徹夜運転のお知らせポスターなども。
昭和の時代をずっと走ってきた路面電車、ある程度の年齢以上の方は、なつかしさいっぱいで胸がキュンとなってきますよ、きっと。
もっとマニアックに路面電車のことが知りたい人、展示はこれだけではありません。
市電の運転手さんのレバー、主幹制御器というそうです。これ触ってOK。
◆運転士さんのレバー 主幹制御器
市電の車両部分の展示。
これは触れてはいけないです。
◆市電の車両部分の展示
路面に敷かれた丸八の板石もあります。
◆丸八の板石
レトロ電車館の展示、路面電車の市電2000型の特徴をみると、
無音電車とよばれていたそうですよ。
車輪にゴムを挿入して騒音や震動を少なくしてあるのです。
電車の音が静かすぎて危ないので、「警笛を大きく!」という批判も出たそうです。
子供が遊べる楽しい設備
運転士さん体験ゲーム
テレビゲームのコントローラーのようなものを使って、市内の実在の路線を選んでシミュレーターで走ります。
加速、ブレーキの制御、ダイヤを守りながらのゲーム。
男の子はすごく楽しんでいますね。
リジナル電車デザインゲーム
ペーパークラフトがもらえるゲーム。
以下の設定事項をいれて、オリジナルの電車を作るというもの。
- 任意の名前
- 顔写真でオリジナル電車の中に!
- 背景
- 車両の色
- 車両の形
できあがると一人一枚印刷して、ペーパークラフトとしてお土産にもらえます。
レトロ電車館・所要時間
全体を見てまわって、40分から1時間くらいかと思います。
電車が好きな人は、あと1時間ほどかかるのでは。
レトロでんしゃ館/名古屋赤池/予約/アクセス駐車場/粗品グッズ口コミ (名古屋市市電地下鉄保存館)まとめ
実際に走っていた黄色い地下鉄と路面電車の展示と乗車もでき、昔の資料も満載です。
乗ったことのある人には、懐かしくてしかたないノスタルジックな場所です。
電車が好きな人は楽しめると思います。
私が行ったときは、車掌さんの衣装なども着用できました。
レトロ電車館の中には飲食できるお店はありません。
レトロ電車館 所在地:日進市浅田町笹原30 名古屋市交通局日進工場北側 下の行のワンクリックでコピーできます。
日進市浅田町笹原30
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