◆定光寺(瀬戸市)紅葉と本堂(室町時代後期の建築)
瀬戸市は、豊かな自然と歴史を持つ地域として知られますが、中でも秋の定光寺の紅葉は圧巻の一言です。
このお寺は、尾張徳川家初代藩主・義直のお廟のある古刹で、一年の中で特に紅葉の時期は多くの訪問者で賑わいます。
毎年のように秋に訪問していますが、秋の色鮮やかな景色と歴史の息吹を感じるお出かけ先におすすめのスポットです。
近くにある「愛岐トンネル」の渓谷の秋も素晴らしいです。
定光寺の紅葉の見頃がいつからか、見どころ、駐車場アクセス、ライトアップについて。
そして愛岐トンネルの秋の公開の日程・駐車場などについてお届けします。
【動画】定光寺の紅葉/愛知県瀬戸市/Autumn leaves of Jokoji Temple/Seto City, Aichi Prefecture Japan
定光寺・紅葉の見頃はいつから
◆定光寺紅葉 本堂
定光寺の紅葉の見頃は11月上旬から11月下旬まで。
2022年11月10日に訪問したときの写真がこれですが、本堂の前のもみじは、8分ほど赤くなっていました。
見頃を迎えたという感じです。
紅葉のはじまりは、先の方から色づいていきますが、黄・緑のコントラストがあるのもステキです。
定光寺・紅葉の見どころスポット
紅葉の見どころスポットを紹介します。
- 本堂前と境内
- 参道の階段脇
- 霊園管理事務所の駐車場付近
- 境内西側にある高台の展望台
本堂前と境内の紅葉
◆定光寺 境内の紅葉
本堂の前のもみじは大きく、枝ぶりたっぷりとして特に見事です。
また境内にはいくつも紅葉があり、静寂で鮮やかな姿をみられます。
参道階段周辺
参道の階段周辺にも紅葉の木々がたちならび、階段をおおうように色づきます。
霊園管理事務所の駐車場付近の紅葉
◆定光寺 霊園管理事務所の駐車場付近
霊園管理事務所の近くは道の向こうに木々が茂り、色づく紅葉のシャッタースポットです。
境内西側にある高台の展望台の紅葉
◆展望台付近の紅葉
定光寺の無料駐車場が展望台にありますが、その付近の紅葉も素晴らしいです。
◆定光寺の境内西側にある高台の展望台 景色
広々とした景観がひらけているので、その景色とともに東屋でのんびりと過ごしてみました。
遠くに名古屋駅のビル群が見えます。
定光寺・もみじまつりとライトアップは?
◆定光寺 紅葉
定光寺の紅葉の時期にもみじまつりがあるかどうか調べてみましたが、おまつりはないみたいです。
そしてライトアップについても、ありませんでした。
鮮やかな紅葉と展望台からの景色は、日中に楽しみましょう。
天気がよいと、紅葉も鮮やかですし、展望からの景色は格別です。
定光寺へ・駐車場とアクセス
駐車場
駐車場は無料で100台分ほどあります。
定光寺を目指すと「定光寺霊園管理事務所」の駐車場にたどりつくかもしれません。
そこにはトイレがあり、駐車場にもなっていますが、観光用ではありません。
トイレの横から20mほど上がる車の道があり、行くと無料駐車場が広がっています。
◆定光寺 無料駐車場 普通車160台
駐車場の奥が見晴らしの良いところで、少しあがると東屋があり展望バツグンです。
定光寺公園の第3駐車場の目の前に、参道の階段があります。
徒歩で参拝・観光なら定光寺公園第3駐車場をめざしてください。
※展望所に小さな茶屋が一件あるのですが、営業していませんでした(2022年11月10日)。
アクセス方法
定光寺は最寄り駅「定光寺駅」から徒歩15分ほど。
駅から120メートルの標高差を登っていきます。
参道の階段はかなりの急階段(100段以上)です。
健脚の方は階段下の駐車場にとめて、本堂を目指していくと、階段脇の景色を楽しみながら上がっていけます。
<車でのアクセス>
- 東海環状自動車道「せと品野IC」から約15分
定光寺もみじまつりについて
◆定光寺 紅葉
定光寺もみじまつりは例年11月上旬から12月上旬まで開かれていましたが、
2023年の確かな開催は確認できませんでした。
2022年11月10日(木)に実際行ってきましたが、それらしい催しイベントや屋台などはありませんでした。
またライトアップについてもないようです。
定光寺・宗派と義直公墓所
宗派と国の文化財
◆定光寺の門と本堂
「定光寺」は、愛知県瀬戸市定光寺町にある臨済宗妙心寺派の寺院です。
山号は応夢山(おうむざん)。
門を入ると、目の前に本堂が威厳をはなっています。
本堂は「無為殿」で、室町時代後期の建物、国の文化財に指定されています。
尾張藩祖徳川義直公の廟所も、国の文化財に指定されています。
◆門前にある観光案内
開山の経緯、命名について、義直公がここを墓所として決めたいきさつなどが書かれています。
このあたりも紅葉がみられます。
義直公の墓所・拝観可
◆定光寺 尾張徳川家初代藩主・義直公墓所
尾張徳川家初代藩主・義直公の墓所には有料で立ち入ることができます。
◆義直公墓所拝観料
- 拝観料は大人100円・子ども50円
そばに義直公(源敬公)の略歴が記してあります。
家康の第9子だったこと、幼名五郎太、のちに義直と改名。
徳川御三家の髄一として政治を執ったと書かれています。
超立派な方だったので、庶民はとてもお目もじすることはできなかった方ですね。
厳重な守りを通ってお廟にたどり着きます
右手は崖っぷちの坂道を上ります。
「獅子門」が厳重に囲われ、さらにのぼっていくとまたも立派な門につきます。
門の内側には、すき間のない板に囲われた建物があり、
建造物そのものを守るための囲いが頑丈です。
そしてようやくたどり着く、源敬公廟です。
※定光寺は定光寺公園の中心的存在で、公園の専用駐車場があります。
◆愛知県の紅葉スポットをランキングで紹介しています!
※2022年11月10日再訪問で更新・20231030確認再更新
定光寺の雨の日は?穴場か?服装は?
定光寺の雨の日は、これまた幻想的!で穴場!
雨の日はお出かけする人も少なく、定光寺と紅葉、新緑、そして雨の幻想的な風景を楽しむことができます。
大雨でない限り定光寺の緑や紅葉を楽しむには案外!穴場かも?!
雨の日は気温も下がります、服装や足もとの準備を完璧にしてください。
定光寺の雨の日に準備したいもの/注意事項
- 雨にぬれてもいいレインブーツや靴
- 大き目のビニール傘(定光寺の風景が見やすい!)
- 春や秋、冬には気温が下がりますので日中でもコートやジャンパーなど羽織ものを
- 客足は減りますが小雨程度なら土日には渋滞があるかも
- 透明の大き目の傘で相合傘がいい!カップルにはむしろおすすめの雨
愛岐トンネル群の「秋の特別公開」は紅葉の穴場
◆愛岐トンネル 紅葉
紅葉の名所、そして穴場的存在の愛岐トンネル。
秋の紅葉シーズンに「愛岐トンネル群の秋の特別公開」が開催されます!
愛岐トンネル群というのは、庄内川渓谷に沿って1900(明治33)年の開通当時の姿をとどめる4つの赤レンガトンネル群です。
玉野川渓谷と紅葉の 「廃線路の自然・渓谷の秋」が楽しめるとあって、すでに31回目を迎えます。
2023年の特別公開の期間・時間
- 秋の特別公開:2023年11月25日 ~ 2023年12月03日
- 開門と閉門:午前9時半から午後3時(入門午後2時)(土日は朝9時開門)
- 予約不要
入場料・場所
- 入場料:100円(保険料など含む)
- 開催場所:旧国鉄中央線3号~6号トンネルと配線跡地(約1.7km)
- ※ JR名古屋駅より約30分。無人駅のため、往復切符か交通系ICカードのご利用が便利です。
- 所在地:春日井市玉野町
- 問い合わせ先:080-9492-5458(愛岐トンネル群保存再生委員会)
駐車場・お弁当
会場付近に駐車場はないので、JR中央線の利用を。
期間中は場内でお弁当や飲料水の販売があります。
当日は懐中電灯を持って参加しましょう、ペット入場は不可です。
ちびっこ向けの手作りアクティビティーがいくつかあり、家族そろって楽しく遊べるそうですよ。
2023年の「愛岐トンネル群の秋の特別公開」のマップ、ワクワクのイベントは「愛岐トンネル群保存再生委員会のHP」をみてね。
定光寺の紅葉/見頃はいつ?トンネル/駐車場とライトアップ/雨では?(瀬戸)【動画あり】まとめ
風が葉を揺らすたび、真っ赤な葉と緑の葉のコントラストが鮮やかに広がり、まるで絵画のような風景が目の前に広がります。
古刹のシルエットと紅葉が重なり合い、日本の秋の風情を深く感じさせてくれます。
愛岐トンネル群の紅葉狩りとともに、ぜひ訪れてみてください。
定光寺のことは⇒「せと・まるっとミュージアムの定光寺のページ」を。
定光寺 所在地:愛知県瀬戸市定光寺町373 下の行のワンクリックでコピーできます。
愛知県瀬戸市定光寺町
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