◆熊野那智大社 拝殿
熊野那智大社は、田辺市の熊野本宮大社、新宮市の熊野速玉大社とともに熊野三山の一社。
那智の滝とともにぜひ参拝したいと思っていて、ようやく先日訪問できました。
無料駐車場からは急階段が続きますが、車で神社専用駐車場まであがることもできます。
参拝の際の駐車場のこと、ランチや所要時間などについて、体験談をお伝えします。
熊野那智大社へ・参道階段をあがる
◆熊野那智大社 青岸渡寺への参道案内
熊野那智大社・青岸渡寺へ行く参道は、駐車場から間もなくの郵便局の横の道を行きます。
案内があるのですぐわかります。
◆那智山参道入り口
参道は歩きやすく整備されていますが、かなり急な坂道。
しばらく上ると
◆那智山参道の意書き
参道の注意がきは「残していってええのは足あとだけやで」と関西弁がやんわりと。
◆那智山参道にある土産物店
参道の途中には、碁石やすずりなどを販売するお店がいくつもあります。
すずり造りを実演している人も。
◆那智山参道にはトイレ案内も
参道には平坦な道もあり、階段もありで、若い人は問題なく上がれるでしょう。
参道にはトイレ案内もちゃんとあります。
◆那智山参道 熊野那智大社の鳥居が見えてくる
参道をあがること約9分で「熊野那智大社」の手前の鳥居をくぐることができました。
◆熊野那智大社の手水舎
◆熊野那智大社の大鳥居
手水舎の次にまだ階段があり、ようやく大鳥居をくぐることができました。
参道を上がり始めて約12分。
熊野那智大社のご利益
◆熊野那智大社 御由緒
由来やご利益などの要約はホームページから引用させていただきます。
古来当社はご祭神「熊野夫須美大神」の御神徳により「結宮(むすびのみや)」と称され、人の縁だけでなく諸々の願いを結ぶ宮として崇められました。
那智御瀧は自然を尊び延命息災を祈る人が多く、また八咫烏の縁起によりお導きの神として交通・海上の安全の守護を祈り、さらに御神木の梛の木は無事息災をあらわすものとして崇められています。
熊野の自然と共に神々の恵み深い御神徳のある神社であります。
(熊野那智大社のHPより)
熊野那智大社では人の御縁、願い事に御縁がありますように、また八咫烏(やたがらす)をまつる神社では交通安全をお祈りしてきました。
八咫烏(やたがらす)の神社
◆境内にある八咫烏の神社
境内からの景観を鑑賞
◆熊野那智大社境内と景色を見られるベンチ
境内は砂利で埋め尽くされ、熊野の山々が見下ろせる景観の良い場所には、ベンチが据えられています。
清々しい景色が見られますよ。
巫女さんたちが清掃とともに消毒をされています。
那智の樟(くす)のご胎内めぐり
◆境内にある那智の樟(くす)
天然記念物の那智の樟(くす)は樹齢約850年、 みきの周り約8.5m。
熊野三山造営の勅使として参った平重盛の手植えの樟と伝わっている。
根幹部の空洞を通り抜ける胎内くぐりができる、初穂料300円 ・絵馬500円。
那智青岸渡寺
◆熊野那智大社のとなりにある「青岸渡寺」
青岸渡寺本堂
◆「青岸渡寺」本堂
「那智山青岸渡寺」は、西国霊場第1番札所。
◆青岸渡寺の全景地図
青岸渡寺の全景は那智山いったいの広大な敷地ですね。
那智の滝方向に見える赤い「三重の塔」まで行き、道を下ると「那智の滝」につながっているようです。
三重の塔からの絶景ポイント!
◆「青岸渡寺」の三重の塔から那智の滝が
本堂から下ること数分で三重の塔があり、ここから那智の滝の水の落ちるさまがよく見えます。
絶景ポイントとして、観光ガイドさんが案内しているのを耳にして行ってみました。
下から滝を見上げるより、これは素晴らしい景色です!
この「三重の塔」まで来たら、引き返して駐車場にもどるか、滝の下の駐車場まで降りて、車の走る道を戻るかになります。
◆那智山の参拝道案内図
私たちはこのまま下りて、「那智の滝」を観にいきました。
下りですが、けっこう距離があります。
那智大社・那智の滝近くのランチ
那智の滝、熊野那智大社周辺のランチは、先の階段の参道と、駐車場がならぶ車道にお店があります。
歩いて行く範囲では、とうどんやそば、そして熊野三山でしか買うことができない「もうで餅」の珍重庵で軽食になります。
那智の滝がある「那智山」を下りて那智勝浦町に行くと、新鮮なまぐろを食べることができるお店が数多くあるので、そちらに移動するのもよいですね。
熊野那智大社への駐車場
◆熊野那智大社への駐車場(無料)
無料駐車場について
熊野那智大社へ行くには、神社の専用駐車場が一番近いですが、神社防災道路通行料800円が必要になります。
そこで無料の駐車場を利用する方法もあります。
那智大社から下りてきた位置(那智の滝より少し離れる)の駐車場は無料です。
◆熊野那智大社への駐車場(大型バス可能・バス停)と土産物店
大型車もとまれる広い駐車場でバス停の終点でもあります。
観光案内・土産物店があります。
ここからは参道の階段を上がるので、かなり急坂になります。
無料駐車場は他に、お土産を一定料金以上買うことで無料になる駐車場もありました。
有料駐車場につてい
◆熊野那智大社・那智の滝・那智山への有料駐車場
熊野那智大社の手前に「那智の滝」があり、有料駐車場がいくつも続きます。
那智の滝に近い所は500円で、少し離れると400円。
◆熊野那智大社・那智の滝・那智山への駐車場 400円
◆那智山参拝案内図
那智の滝に近いところから道沿いに駐車場があり、有料のところが続きます。
地図一番左の広い駐車場は無料で、私たちここにとめました。
アクセス
<JR紀勢本線 紀伊勝浦駅>
紀伊勝浦駅より熊野交通バスで那智山バス停まで約30分、タクシー20分
<車・駐車場>
神社駐車場30台(神社防災道路通行料800円が必要)
那智大社の所要時間について
那智大社の専用駐車場にとめてならすぐですが、那智山参道を上がって那智大社に参拝という往復なら、40分ほどでしょう。
となりの「青岸渡寺」の三重の塔まで行って引き返すということであれば、あと30分は余分に必要です。
足腰の丈夫な人はよいですが、かなりの急坂もあるので、景観を楽しみつつ休憩をいれる、余裕をもった参拝がおすすめです。
まとめ・熊野那智大社へ
全国約4,000社ある熊野神社の御本社でもあり、日本第一大霊験所根本熊野三所権現として崇敬の厚い「熊野那智大社」へ行くことができました。
「熊野那智大社」は「那智の滝」にほど近いので、駐車場一か所で合わせて観光できます。
駐車料金は「那智の滝」に近いところは500円、一番奥の「那智大社」の参道に近いところは広く無料。
機会を見つけて、熊野三山の熊野本宮大社、熊野速玉大社へも参拝に行きたいです。
那智大社の拝観料は無料。
この足で私たちは「那智の滝」に行きました。
※2020年11月16日(月)訪問
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 熊野那智大社
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 熊野那智大社
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