◆蟹江観光交流センター祭人の外観
愛知県蟹江町の観光交流センター祭人(さいと)は、「須成祭」を紹介している無料で見学できるミュージアムです。
「須成祭」の様子をVRで疑似体験でき、屋上から蟹江の町を見渡せ、また町の魅力をぎゅっと濃縮して紹介してくれます。
「須成祭」は、ユネスコ無形文化遺産に登録されたお祭りで、8月第1土曜日から約100日間にわたって数々の行事が続きます!
無料で3時間利用できるサイクリングで町をめぐるもよし、川沿いの散策で地酒を楽しむのもよし。
「蟹」や地元物産のイベントなどの企画も新鮮です。
- 須成祭ミュージアムの内容
- カフェ・ランチ
- 開館時間とお休み
- イベント
- 駐車場
- 無料レンタサイクル
親切な館長さんとスタッフさんにお話を伺えたので、詳しくお伝えしますね!
蟹江観光交流センター「祭人」の展示
一階は、交流スペース・カフェ・ショップ。
二階は、須成祭ミュージアム。
メインは須成祭ミュージアムで、お祭りに使用する道具の展示・ 映像技術を活用した展示・蟹江町発見クイズなど面白い構成です。
須成祭ミュージアムの展示や体験
◆二階への階段にグラフィック展示
二階のミュージアムへの階段で、まず須成祭の世界へと導かれるトンネルのような空間をあがります。
◆二階、須成祭蒔絵マッピング
二階に上がると須成祭ミュージアム。
須成祭の絵巻がパノラマ壁に再現されて、ボタンをタッチすると光が差し絵巻の一部が動きます。
お祭りが賑やかに行われている様子です。
須成祭についての詳細や役割の解説、
行事の主な流れと祭の歴史と継承についての解説、
約100日間にわたって行われる行事は、 6人の稚児を決めることから始まると。
須成祭の歴史は約400年余り。
織田信長や豊臣秀吉がこの地を訪れ須成祭について言及しているとあります。
須成祭は 疫病退散を願う牛頭信仰に由来するお祭りで、全ての行事を地域の人々の手で行うのが特徴。
多くの人々の信仰に支えられて受け継がれている貴重な財産なのです。
◆稚児の衣装
飾られている稚児の衣装は、これ以上ないほどの豪華な金の立体的な刺繍と御紋。
蟹江町を発見するクイズ、答えはのぞくとわかるよ。
車楽(だんじり)船行事や、夜を彩る巻藁船(まきわらせん)についての詳しい解説。
お祭の内容が豊富すぎます。。。
そして、お祭のメインを体感できるVR映像です。
須成祭をVRで体感
◆ミュージアム中央に設置されたVR体験スペース
2階ミュージアムの中央に設置された体験スペースには、椅子が三つ置かれ、VRの器具をつけてリアリティのある体感ができます。
巻藁船を間近に見る光景、宵祭りの空気、朝祭や出店の並ぶ賑やかな神社境内までも、その場にいるように体感できます。
その後館長さんとお話ができました。
連綿と続くお祭への熱意、町の発展を願う地元の方のお話などを伺えました。
このあと3階の屋上へとあがって、蟹江川や周辺の町の風景を眺めてきました。
三階屋上からの蟹江町風景
◆三階屋上からの蟹江川と風景
須成祭のメイン会場となる施設隣の蟹江川と付近の景色。
◆三階屋上からの風景
三階屋上からは全方向に町の様子を眺められます。
一階のカフェ・ショップ
◆一階、交流・カフェスペース
一階はカフェ 、地元オリジナルメニューあり。
◆一階カフェでランチがワンコインで
10月からワンコインでランチもできるようになったカフェ。
いちじくが名産品という蟹江ならではの「最愛のイチジクカレー」、スープ付きですね。
具がたっぷりの焼き豚チャーハン、ボリュームたっぷりの中華丼もワンコイン(税込)。
さらにランチ時は280円までのドリンクが、なんとプラス100円で追加できる!
ドリンクメニューも豊富にありましたよ。
スタッフさんによると、居心地がよいのでまったりとでき話に花が咲くこともあるそうです。
一階には地元の名産品のショップ、特にお酒とみりんがおすすめのようです。
地元のおせんべいや野菜、お米の販売もあります。
驚きの価格の理由は、「採算度外視」なのだそう。
野菜は名古屋のスーパーの6割ほどでした。
◆蟹江観光交流センター祭人の館長さんとスタッフさん
親切にお話をしてくださった館長さん(左)とスタッフさん、ありがとうございました。
開館時間・休館日
<開館時間>
- 9時から17時(最終入館は会館終了時間の30分前)
<休館日>
- 月曜日(祭日の場合は翌日)
- 年末年始(12月29日から1月3日)
観覧:無料
蟹江町秋のイベント
2019年秋のイベントを紹介します。
今年始まった「蟹蟹フェア」、11月2日(土)9時から14時。
観光交流センター祭人で食べられる「蟹グルメ」、香住ガニがたっぷり入った料理が280円から!
- 香住ガニのグラタン風デニッシュ280円
- 蟹蟹ラーメン500円
- 蟹デコすし500円
- 蟹ミソの甲羅盛り1,000円など
JRさわやかウォーキング併催イベントで数量限定だそうです。
この日は地元酒蔵のお酒の試飲販売、郷土料理「もろこ寿司」などの調理実演なども。
詳しくは⇒「蟹江町観光交流センター祭人のHP」で確認してくださいね。
無料でレンタルサイクリング
施設には、無料で使える自転車が3台あります(3時間OK)。
サイクリングコースは蟹江川を中心にした心安らぐ風景の見られるコースです。
- おすすめコースは11キロ
- ショートカットコースは4.5キロ
「自転車周遊マップ」を見ると、立ち寄りスポットや神社仏閣、食事できるお店の詳細がのっています。
◆蟹江自転車周遊マップ
このマップを手にすれば、蟹江町完全制覇、できますね。
観光交流センターに常備してありますよ。
無料駐車場
◆蟹江町観光施設利用者の無料駐車場
蟹江町の施設利用者用の駐車場は、「交流センター祭人」から徒歩5分ほど。
35台くらいとめられます。
日曜日の午後3時ごろは、車はまばらでした。
◆無料駐車場の隣は神明社
駐車場の隣は「神明社」です。
◆「蟹江観光交流センター祭人」から駐車場への地図
ナビには「須成東お宮」または「須成神明社」といれるとよいとのこと。
徒歩で5分。
この道は、19歳の頃の織田信長が清洲攻めの時に通っていた道だと伝えられていますよ。
蟹江町観光交流センター祭人館長さんの道案内動画発見したので載せちゃいます。
滞在時間
「蟹江観光交流センター祭人」滞在時間はおよそ30~40分ほど。
カフェでお茶やランチもかねれば1時間半は確保したい。
蟹江町豆知識
蟹江町は蟹江川をはじめ、日光川、善太川、福田川、佐屋川、大膳川という6本の河川が流れている。
「水郷のまち」を象徴する趣がある。
川と生活が密着し、水とともに育まれた自然豊かな風景が広がる。
真新しい「観光交流センター祭人」に新規イベントのワクワク感がある蟹江町。
ますます発展で素晴らしいですね。
2019年10月27日(日)訪問取材。
徒歩1分にある「龍照院」へお詣りしてきました、秀吉お手植えの銀杏、十一面観音像など⇒「蟹江「龍照院」秀吉お手植えの銀杏と言い伝え/十一面観音像公開日(愛知県)」
愛知県海部郡蟹江町須成川西上371 蟹江町観光交流センター祭人
愛知県海部郡蟹江町須成川西上371 蟹江町観光交流センター祭
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