◆愛知県蟹江町の「龍照院本堂」
愛知県蟹江町の「龍照院」は、奈良時代に行基菩薩が草創したと伝わる寺院。
十一面観音像は国の重要文化財に指定、木造大日如来坐像と鰐口は、蟹江町指定有形文化財に指定されています。
「龍照院」のある地域は「須成」という地域で、約100日にわたって続く「須成祭」が有名なところです。
◆龍照院
豊臣秀吉お手植えの銀杏があるということで、拝見してきました。
「龍照院」の本堂左に、宝物殿、秀吉お手植えの銀杏とあります。
豊臣秀吉お手植えの銀杏
◆龍照院にある豊臣秀吉お手植えの銀杏
本堂の左の道を奥に進んでいくと、奥まったところにその銀杏はありました。
豊臣秀吉がお手植えされたということで、樹齢約400年の大木です。
幹の上の方、緑の葉にかくれそうですが、幹の一部がたれた乳状になっています。
肉眼でみるとかなりの大きさです。
こうした垂れた乳状の銀杏を、「乳銀杏」と呼ぶようですね。
「この実を食べると母乳の出がよくなる」と言い伝えられています。
管理人の住む名古屋にも「乳銀杏」があり、やはり豊かな母乳に恵まれたとう逸話があります。
この神社「多奈波太(たなばた)神社」といいます。⇒「多奈波太(たなばた)神社の【乳イチョウ】安産縁結びと七夕祭り(名古屋市北区)」
なんでも銀杏はこぶが垂れさがることがあり、「霊力の宿る木」と言われています。
珍しいものなので、じっくり拝見させてもらいました。
龍照院の梵鐘
境内には時代を刻んだ梵鐘などが鎮座しています。
龍照院の梵鐘は、土台の石も何やら特別な石が埋め込んであります。
◆龍照院の境内にある弘法大師像
◆巴御前ゆかりの寺の記念碑
木曽義仲没後、妻の巴御前がこの寺に身を寄せ、菩提を弔うために大日堂を建てたということです。
十一面観音菩薩像の公開日
国の重要文化財である十一面観音菩薩像の公開日は、毎月18日。
誰でも観覧できます。
2016年ユネスコ無形文化遺産に指定された「須成祭」は「蟹江観光交流センター祭人」が詳しいです⇒「【蟹江町観光交流センター祭人】須成祭を体感/ランチ可/駐車場(愛知県)」
2019年10月下旬訪問
愛知県海部郡蟹江町大字須成字門屋敷上1364番地 龍照院
愛知県海部郡蟹江町大字須成字門屋敷上1364番地 龍照院
スポンサーリンク
コメント