初心者でも野鳥の観察ができる「弥富野鳥園」は、まさに野鳥たちが集う楽園。
愛知県の南西部にある広大なかんがいや湿地に、渡り鳥がやってきます。
野鳥の宝庫として全国的にも有名ということで、施設内には鳥の生態や標本など、珍しい資料を見ることができます。
知識がなくても、十分鳥の観察ができ満足できる「野鳥園」です。
日によっては、専門の方に解説付きで湿地内を案内してもらえるようですよ。
- 弥富野鳥園の時間・料金
- 施設の設備
- 野鳥観察会
- 駐車場とアクセス
- 食事・ランチ・遊具
では詳しくお伝えしますね。
本館と公園は常時利用
◆弥富野鳥園の外観
「弥富野鳥園」の本館では、2階のパネル展示、3階の展望室で大型の双眼鏡を使っての野鳥観察ができます。
時間・料金
昭和50年5月開園
<開園時間>
9時から17時
<休園日>
- 毎週月曜日(休日の場合は翌日)
- 年末年始(12月29日から1月1日)
※野鳥は非常に敏感なので、驚かせないように観察を。
※ペットの持ち込みは不可。
<料金>
- 無料
弥富野鳥園の館内設備
まず3階に上がってみると、野鳥観察のできる大型の双眼鏡が4台あります。
椅子がある低い方の双眼鏡から覗いてみました。
手元に鳥の図鑑があるので、それで確認しながらも。
鳥の知識ゼロでも、番号の札と目印の建物、カモ・アオサギ・コサギなどがどこにいるかがわかるように窓の上の説明があるので、およそ確認できました。
「大型双眼鏡」を駆使することになるのですが、細かい操作を知らなくても、前の人がいい具合に合わせてくれているので心配はないです。
大型双眼鏡から見た、6番の札のある位置、数羽がとまっているのと、画面左上あたりに飛び立とうとするサギらしき鳥が見えています。
ピントが手前になっています。。。その向こうにカモかな?水面を泳いでいます。
水面を眺めると、数々の水鳥をとらえることができますよ。
毛づくろいする様子、水に潜る様子、ついついっと進んでいく様子など、近くで見ることができない光景が見られました。
空を飛ぶ鳥を、双眼鏡でキャッチするのはちょっと難しい。
丹念にのぞくと、樹木(葦?)の中にとまる鳥がいるのでしょうか。
季節によって飛来する鳥は違うので、その解説や鳥の写真などを見ながら、じっくり観察することができるようになっていますよ。
沼の方角を見たところ。
知識があれば、とても楽しめるかと思います。
弥富野鳥園の施設2階の展示
2階の展示室には野鳥の生態などを説明したパネル、はく製の展示があります。
パネル展示や骨の標本など。
羽の構造や胸骨のしくみの解説。
日本の海鳥の解説。
翼のこと、飛び方ことなど、細かく展示が続きます。
鳥の成長と巣のいろいろについての展示。
全国の主な冬鳥と旅鳥の渡来地(水鳥)の解説。
およそ日本の鳥に関することはすべて、この2階の展示や資料で分かるようになっています。
少しでも鳥の生態を知っていると、より楽しめる資料室かと思います。
鳥のはく製の数々。非常にきれい見事な保存状態です。
施設の外(小公園)からも野鳥観察できる
沼や池方面の一部からも観察できるようになっていて、ここで見られる鳥の「案内解説版」をたよりに、探せます。
野鳥観察路を歩いて、池の近くまで行けます。
周囲は芝生と樹林地、気持ちのよいところです。
突き当りには観察窓のうような四角い穴があいているので、のぞいてみると。。。
かなり近くで水鳥が見えます。
野鳥撮影会
弥富野鳥園の保護区内で、野鳥の撮影ができます(無料)。
- 令和元年10月20日(日)13時30分から15時
- 令和元年11月17日(日)10時30分から12時
予約不要
探鳥会
直近の探鳥会のお知らせ(2019年11月)
- 第6回ミニ探鳥会:11月3日日曜日10時半から12時
- 第6回探鳥会:11月17日日曜日14時30分から16時30分
開始時間までに本館玄関前に集合
予約不要
詳しくは確認してくださいね⇒「愛知県弥富野鳥園HP」
野鳥園に飛来した野鳥の観察データ
野鳥園に飛来した野鳥の観察データは、ホームページに載っています。
鳥の名称特徴が詳しく、画像も載っていますよ。
野鳥園の駐車場とアクセス
◆弥富野鳥園の駐車場と庭
駐車料金は無料
- 普通車47台
- バス4台
10月末の日曜日に出かけましたが、訪問者は3組ほど。
アクセス
<伊勢湾岸道を利用したアクセス >
- 名古屋方面からは飛島IC 西へ約3キロ
- 桑名方面からは弥富木曽岬IC 東へ約2キロ
<東名阪自動車道を利用したアクセス>
- 蟹江IC 南へ約12キロ
食事・ランチ・遊具
食事(ランチ)できる設備はありません。
飲み物の自販機は、駐車場と施設に各1台。
遊具というか休憩所ですね、これ一つです。
あと東屋が一つあります。
芝地、植林地、広場で構成された庭なので、子供を遊ばせるというところではないです。
広い庭から施設を見たところ。
芝地には、「野鳥の好む実のなる木」が紹介してあります。
メジロやヒヨドリ、ツグミなどが好んで食べる木は、昆虫の少なくなる晩秋から冬にかけて 木の実を採食するのだそう。
※授乳室なし
※トイレは施設内にも駐車場にもあり
広々とした景色の中で、野鳥の観察がじっくりできる「弥富野鳥園」。
大人も無心になって観察が楽しめるところで、観察会、撮影会に参加すれば、一層野鳥が好きになれそうです。
2019年10月27日(日)の訪問取材。
愛知県弥富市上野町 愛知県弥富野鳥園
愛知県弥富市上野町 弥富野鳥
スポンサーリンク
コメント