◆松平郷園地の天下茶屋
豊田市の松平郷園地(まつだいらごうえんち)には、ここ「天下茶屋」しか食事をするところがありません。
「天下茶屋」というお店の名前にもひかれて、のれんをくぐってみると、想像以上の美味しいお蕎麦に出会えました。
天下統一を果たした家康公が、当時の寿命をはるかに超えて長生きできたのも、麦飯ととろろのおかげといわれています。
それほどの栄養価と消化吸収のよさを持つ麦飯とろろを、ぜひ味わってみたくなったのです。
天下をとった家康にちなんだ命名「天下茶屋」
◆松平郷園地の天下茶屋入り口
こんもりと木々が茂った入り口付近は、ひっそりとしています。
でも門をくぐると、大きなお茶屋さんがあります。
鈴の音がする戸をあけて入ると、そこは待合所。
あじさいと夏の風物がしつらえてあり風情のある雰囲気です。
武家屋敷風のたたずまいが立派な食事処で、休息所としても利用できます。
暗かったので写真が上手く撮れていません。
平日ですいていたので、すぐに次の扉をあけて店内に入り座ります。
天下茶屋で注文したメニュー
◆天下茶屋で麦飯とろろ定食
麦飯とろろ定食1000円と
◆天下茶屋でざるそば
ざるそば750円です。
蕎麦はつるっとしていますが、噛みごたえあり。
ぼそぼそではなく、ちょうどよい感触で風味もよかったです!
個人的にはこれこそ蕎麦!という色がするのが好みです。
とろろはだし汁がとても上品で控えめな味。
昔ながらの味を再現しているのかもしれません。
蕎麦のたれに混ぜることで、蕎麦ととろろが一体になって、口の中で芳醇な味に。
とっても美味しい!!
麦飯にかけたとろろは、さらっとしたとろみで麦のゴツゴツ感がなくなります。
麦飯といっても白米の割合が多く、噛みごたえがほどよくあって、これも美味しい!!
そしてこれも忘れずに注文しました。
◆天下餅
天下餅、300円。
お団子ひとつが二口分はある大きさです。
あんも醤油だれも絶妙に旨い!
家康と麦飯とろろについて
家康がどうして長寿だったかという理由の一つが、この麦飯とろろだったそう。
天下餅の由来は、「織田がつき羽柴がこねし天下餅 座りしままに空は家康」ということです。
が、家康もただ座って待っていただけではありませんよね。
2023年はNHK大河ドラマで「どうする家康」をやっていますが、天下とりまでの長い闘いと葛藤はいかばかりか。。。
でもうまく言いえていますね。
武家屋敷風休息所「天下茶屋」の時間お休み
- 営業時間:午前10:00から午後4:00まで
- 定休日:水曜日
- 電話番号::0565-58-3725
松平郷のおみやげなら陶器?野鳥の写真?
◆天下茶屋店内
天下茶屋の店内は、おみやげにもいいようにとの配慮?で、陶器の小鉢などが展示販売されていました。
松平郷にはおみやげやさんはないので、何か買って帰るとしたらここしかありません。
他には店主さんが撮った、野鳥のベストな瞬間の写真。
木の枠に入れてあり300円でしたよ。
ぼけた写真になってしまいスミマセン。
◆天下茶屋のお庭
きっちりと手入れされた「天下茶屋」の庭。
ほっとできる静かな庭です。
そうそう地元野菜がいくつかと、野草や漬物が販売されていました。
松平郷園地 天下茶屋/家康気分で麦飯とろろと天下餅/体験口コミ(愛知豊田)まとめ
ふるさと市場開催
地元で取れた朝採り野菜の販売、温かいおじいちゃんやおばあちゃんとのお話もきける、ふるさと市場が開かれます。
お出かけは土日にして、温かい雰囲気の中で地元産でほっこりと。
- 営業日:毎週土曜日と日曜日 冬季間(1月から3月)は閉鎖
- 時間:午前8時から午後3時まで
- 人気は焼き芋
あじさい以外にもハナショウブや紅葉も
◆6月松平郷園地 あじさい
あじさいを観に行った松平郷園地、これは散策路に咲く自然な姿のあじさい。
少し前ならハナショウブも鮮やかだったようです。
歩く道の脇には、大きなもみじの木がたくさんありましたから、秋の紅葉の頃はまた一段と鮮やかな風景が楽しめそうです。
松平郷の全体をめぐるには、半日ほどかけて歩きやすい靴で行く計画を立てるとよいと思います。
私たちはあじさいだけが目的でしたが、あじさいは数は多いわけではありません。
ただ、国の史跡として管理されているさまざまな史跡とともに、
自然豊かで静かな風景と、松平家の歴史をたどり、平安の時代を築く礎に想いを馳せることのできるところ。
ゆったりした気分にひたれるいいところです。
「あじさいまつり」などのイベントはありませんが、風景のよさが後押ししてくれて、紫陽花スポットとしては、大好きな場所になりました。
松平郷園地のあじさいのこと、地図や駐車場やのことはこちらにまとめました。
松平郷園地 所在地:豊田市松平町
豊田市松平町
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