2020年(令和2年)の皇居の桜のお花見は公開取り止めとなりました、残念です。
新型コロナウイルス感染症の発生状況を踏まえた上での発表です。
皇居の坂下門から乾門(いぬいもん)までの約750メートルに、約100本の咲き誇る桜を見られる唯一のチャンス!
それが一般公開の一週間余の期間です。
昨年2019年平成31年は、3月30日(土)~4月7日(日)
入場時間は、御前9時から午後3時30分
3月22日に開花して、満開を29日ごろに迎えていました。
以下は2016年、平成28年の3月下旬に、皇居の花見に行ったときの体験談です。
お花見の体験談はこちら⇒「【皇居の花見】2019年は3月30日から一般に/混雑状況/体験談(東京都)」
に書きましたので、
ここでは入門前の「検査」と待ち時間を書いています。
2016年は開花が遅くなり、花見の一般公開は4月3日までとなりました。
初めて行ったので、驚くことがおおかったです。
入るまでの待ち時間は、10分ほどでした。
入る前、大きなテントが張ってあって、何列にも別れて検査がありました。
皇居の花見で検査、何があったかというと
毎年のことなのかと思いますが、私は初めて皇居の一般公開の花見に行ったのでびっくりしました。
門に近づくと、スピーカーから「かばんを開けて」とか「見やすいように・・・」と聴こえてきます。
声は砂利をふむ音にかき消されてよく聴こえませんでした。
前の方を見ると、白い大きなテントがあり、かばんの中をあらためている様子です。
◆皇居花見の前の手荷物検査のテント
なるほど手荷物検査なんだとわかり、バッグのチャックを開けて用意して検査を受けました。
検査は警察官三人一組で行われていて、何か所も検査場所があります。
皇居の花見、持ち物検査
並んでいたわけですが、待ち時間は10分なかったと思います。
まだ桜の咲き始めで、まだ人出がすくないからでしょうか?
私の番がきたので、大きく開けたバッグを机に置くと、警官が覗き込んで手で奥の方まで物をよけながら確かめます。
ペットボトルのお茶を入れていたので、
「飲み物を飲んでください」といわれ、一口ゴクリっと飲みました。
薬物とかはいっていないかを確かめていたんですね。
「カッターとか入ってないですね?」と聞かれて、「ないです」と答えて終わりでした。
厳しい表情の警察官さんたちを、こんなに近くにたくさん見たのは初めてでした。
相方は「爪切り」やひげを整えるハサミを持っていたので、いちいち取り出して顔をしかめられていました。
少し時間がかかっていましたが、無事終わりました。
尖ったものとか切れるものが疑われやすいのですね。
(って当たり前だとは思いますが、こんな仰々しい検査は初めてでした)
皇居の花見、ボディ検査
そして終わって歩き始めたとたん、また目の前に警官が並んでいます。
スピーカーからの声が、「女性は女性の警官に、男性は男性の警官に」と聴こえてきます。
そうか今度は身体検査か。
ここまでするんだ~なんて思いつつ、女性の警官の前に進みました。
身体検査は両手で肩、脇、腰をなでるように触られて、お終いです。
何十人もの警官がスタンバイして、警備や検査にあたっています。
約一週間余りのお花見の期間に、38万人とか43万人とかの人が来ます。
単純に計算して40万人÷8日間=5万人!
一日に約5万人もの人出です!
お花見している間も、立ち止まって見物できるような余裕はないです。
「前に進んでください」と随所で警官の人が声掛けしています。
物々しいお花見。
皇居ですもんね、何かあったら大変です。
安心してお花見ができる環境にしてくださっていることに感謝感謝。”(-“”-)”
おかげ様皇居を垣間見つつ、桜をめでる貴重な体験ができました。
もちろん歩いている通りにも警察官が沢山警備しています。
皇居の花見一般公開通りぬけは、ゆっくり立ち止まっていられないので、所要時間は15分ほど
「【皇居の花見】2019年は3月30日から一般に/混雑状況/体験談(東京都)」
まだ咲き始めの樹が多かったので少し物足りなさがありました。
そのため横の皇居東御苑も散策してきました。
東御苑の方が開花は進んでいて、5分咲きくらいの桜も多く、その他の花も観察できましたよ。
時間があれば東御苑でゆったりがいいですよ、飲食は禁止です。
東京都千代田区千代田1−1 皇居
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