車中での長距離移動やアウトドア活動でのトイレ事情に不安を感じている方に向けて、簡易トイレの基礎知識や使い方、実際に私たちが使ってみたものを紹介します。
簡易トイレは種類が豊富で、選び方や使い方も簡単です。また、予算に合わせて選べる商品も多くあります。
車中泊やアウトドアでのトイレ事情に対する不安を解消できるでしょう。
車中泊でのトイレ問題
日産バネットバンを車中泊用に改造して、温泉旅を夫婦で楽しんでいます。
車中泊で旅をしているとどうしても問題になるのが車の中でのトイレ問題です。
昼間のドライブ中は、コンビニやスーパーでの買い物ついでにトイレがあるので済ませることができます。
日本の場合は、温泉もそうですけど、トイレ事情も非常に良い環境にあります。
夜の場合は、オートキャンプ場や道の駅などトイレの環境が整っています。
夜中に外のトイレに行きたくない!車中泊仕様の車に簡易トイレ
しかし!しかし!
若い人は夜にトイレに行きたくなることはあまりないと思いますが、
私たち夫婦のように還暦を過ぎると、どうしても夜間に一回ぐらいトイレに行きたくなってしまうんです。
夜中に起き上がって車外に出てトイレまで行くと目が覚めてしまって、睡眠不足で次の日が調子悪いんです。
そこで車の中に簡易トイレを設置しています。
現在は、大きな水洗式ポータブル簡易トイレを設置しています。
用を足すのには、使いやすくて良いのですが、大問題があるんです。
バネットバンの車体の中にこれを設置すると非常に場所を取ります。
車内でベッド展開をする時にテーブルの上や何やら片付けて、簡易トイレへ移動できるようにセッティングが必要です。
これが非常に面倒なので、今回は、折りたたみ式の携帯簡易トイレに変更したいと計画しました。
折り畳み式の簡易トイレ
今回導入したのがこちらのトイレです。Qbitさんから提供いただきました。
トイレを場所を取らないようにしようとちょうど考えていた時に、Twitterの方からお声をかけて頂きました。
Qbit 簡易トイレ 非常用トイレ 防災トイレ 非常用 防災グッズ 折りたたみ スツール 災害用
折りたたみ式で普段は椅子にもなります。インテリア的にもいい感じです。
車中泊仕様の車の中ではベッド展開をしてからついでにこのトイレを設置して寝ることができます。
今まで以上に車内のスペースが確保できて快適に過ごすことができます。
折り畳み式の簡易トイレのセッティングは簡単
パタンパタンと広げてセッティングするだけです。
凝固剤で固めるタイプの簡易トイレの処理
「Qbit 簡易トイレ」に付属のお試しセットで実験しました。
凝固剤と処理用の黒いビニール袋が入っていました。
実際に水を入れてみて実験しました。
説明では、500mlの水分を固めると書いてありましたが、少しずつ水分を投入してみると、なんと1500mlまで入れてみましたがいい具合に固まってましたよ。
もっと入るんじぃあないでしょうか?
あとは、袋を縛って捨てるだけです。
携帯トイレのバージョンも
折り畳み簡易トイレ無しで、小水のみ、男性が用を足したいときに便利な小さいバージョンもあります。
これなんかでは、車の中でも場所を取らないのでいい感じです。
車中泊や、長距離ドライブ、キャンプでも活躍しますね。
登山なんかでも、女性の場合はトイレの無いところでは困ることが多いので、これなんかを活用すれば、ちょっと物陰に隠れてできそうですね。
リュックサックの中に安心材料としてもっていくといいですね。
今回は、水洗式のポータブル簡易トイレから、折り畳み式簡易トイレと携帯トイレへの移行をこころみてみました。
これで車内が広くなります。
ついでに簡易トイレ、携帯トイレについて調べたことをまとめておきます。
簡易トイレ、携帯トイレの選び方
簡易トイレ、携帯トイレは、災害や車の渋滞など様々な事情でトイレが使用できない場面で役立つアイテムです。
簡易トイレには、持ち運び可能な便座のある小型トイレや、組立て式の便器に袋をつけて使用するものがあります。
簡易トイレの袋には、凝固剤や防臭剤が入っているものが多く、液体を固めたり臭いを抑えたりする効果があります。
簡易トイレの後処理方法は、商品によって異なりますが、一般的には袋をしっかりと結んで密閉し、指定された場所に捨てるか保管するかします。
簡易トイレの種類
便器で使えるトイレ
避難所や自宅の便器に袋を被せて使用するタイプです。
トイレの水が止まったときでも、袋を被せれば便器に座って用を足すことができます。
これなら災害時でも、トイレの個室が使えるので、人の目を気にせずに済みます。
携帯トイレ
避難先や車内などの限られたスペースで使ったり、可能なら地面に置いたりして使う簡易トイレです。
セッティングに時間がかからないため、サッと取り出してすぐに使用できます。
コンパクトサイズなので持ち運びも簡単です。
簡易便器付きのトイレ
段ボールやプラスチックなどの部品を組み合わせて便器を作るタイプです。
洋式の便器が作れるので、便器に座って用が足せます。
ただし、組み立てや収納に時間がかかる場合もあります。
簡易トイレ、携帯トイレの選び方
簡易トイレの選び方は、以下のポイントに注意しました。
タイプで選ぶ
簡易トイレには、便器設置式、携帯式、組み立て式などのタイプがあります。
用途や場所に合わせて選びましょう。
凝固剤で選ぶ
簡易トイレには、排せつ物を固める凝固剤が必要です。
固まる速さや量によって使い心地や処理のしやすさが変わります。
袋で選ぶ
簡易トイレには、排せつ物を入れる袋が必要です。
袋の色や素材によって、においや漏れの防止や見た目の良さが変わります。
処理のしやすさで選ぶ
簡易トイレは、使用後に汚物の処理や汲み取りが必要です。
処理のしやすさや頻度によって、手間やコストが変わります。
以上のポイントを参考にして、自分のニーズに合った簡易トイレを選んでください。
簡易トイレ、携帯トイレの消臭方法は?
- 消臭剤を活用する:消臭液や凝固剤を便器や排泄物に振りかけて、ニオイを抑えます。
- フタをしておく:便器やバケツにフタをして、ニオイが漏れないようにします。
- こまめに捨てる:排泄物はこまめにゴミ袋に入れて処分します。
- 換気をする:トイレの空気を入れ替えるために、定期的に窓やドアを開けて換気します。
- 重曹とお酢を使う:重曹とお酢の反応で尿石を溶かし、ニオイの原因を除去します。
消臭剤を活用する方法が一般的です。消臭剤には、消臭液や凝固剤などがあります。
消臭液は、便器や排泄物にかけてニオイを中和します。
凝固剤は、排泄物を固めてニオイを閉じ込めます。
簡易トイレの汚物処理方法は?
携帯トイレの一般的な方法は、汚物袋に凝固剤を振りかけて固め、口をしっかりと結んでゴミ袋に入れて処分します。
キャンピングカーで使うような水洗式の簡易トイレでは、汚水タンクを外して、自宅トイレに流すか専用の排水口に接続して排水します
簡易トイレ、携帯トイレの後処理のしやすさで選ぼう
簡易トイレを後処理のしやすさで選ぶとしたら、以下のような点に注目すると良いでしょう。
- 凝固速度:簡易トイレには、尿や便を凝固させるための吸収剤が入っています。凝固速度が速いほど、ニオイや漏れの心配が少なくなります。
- 防臭力:簡易トイレには、ニオイを抑えるための防臭剤が入っています。防臭力が高いほど、使用後のニオイが気になりません。
- 汚物袋の長さ:簡易トイレには、排泄物を入れるための汚物袋が付いています。汚物袋が長いほど、使用後に結びやすくなります。
汚物袋が長すぎると、床に触れて汚れたり、収納時にかさばったりする可能性があります。
簡易トイレには、汚物袋を交換するための方法が異なります。
汚物袋を交換する際に手を汚さないようにするためには、手袋や除菌シートなどを用意すると良いでしょう。
車中泊やアウトドア、災害時にも!簡易トイレの選び方と使い方まとめ
車中泊での簡易トイレ、携帯トイレの使ってみたものをまとめました。
簡易トイレ、携帯トイレは、種類が豊富で、予算に合わせて選べる商品も多くあります。
車中やアウトドアでのトイレ事情に不安を感じている方は、ぜひ簡易トイレ、携帯トイレを活用して快適な旅やアウトドアを楽しんでください。
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