◆光則寺 あじさい小路
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光則寺(こうそくじ)は、あじさいで有名な長谷寺から徒歩3分にある、隠れた紫陽花の名所です。
鎌倉のお寺の中でも、草木の種類が圧倒的に多いのが魅力。
文永11年(1274) 頃、5代執権北条時頼の家臣・宿屋光則の屋敷を寺に改めたのが始まりです。
あじさいの観賞に6月中旬にでかけたおりの様子と、株数や境内の見どころ、駐車場情報などをお話しします。
光則寺・あじさいの時期
◆光則寺 鎌倉 あじさいと石塔
本光寺のあじさいの見頃の時期
光則寺あじさいが開花するのは、5月の上旬からで、中旬から見頃をむかえます。
最も見頃になるのは、5月中旬~6月上旬にかけて。
開花状況を知りたいと思ったのですが、直近の開花案内はみあたりませんでした。
光則寺のあじさいの数と種類
境内には約200種の山あじさいが咲き、600ほどの鉢植えです。
そのうちヤマアジサイが450鉢、それ以外のアジサイが150鉢ほど。
地植えで大ぶりの株もあり、梅雨の気候の中でも涼やかな情景を作り出しています。
光則寺・拝観時間
- 拝観時間:8:00~17:00
- お休み:なし
- 問い合わせ先:0467-22-2077
光則寺・拝観料
◆光則寺 門 入場料
拝観料は門にお賽銭箱があり、そちらに。
- 大人(高校生以上)100円
光則寺・あじさいの見どころポイント
光則寺のあじさい鑑賞の見どころポイントを紹介します。
- 600鉢もの鉢植えのあじさい
- 本堂横の庭園のあじさい
- 土牢石段の脇のあじさい
山肌に沿うような野趣のある様子も光則寺ならではです。
メインは600鉢ものあじさい
◆光則寺 あじさい
あじさいの見頃は5月下旬から6月上旬と、近くのあじさい名所よりやや早めです。
早咲きのものが多いからのようです。
6月18日に訪問したところ、やはり終わりがけの花が多かったように思います。
◆光則寺 鉢植えのガクアジサイ
境内には全国から集められた、ヤマアジサイやエゾアジサイなど約200種のあじさいが鉢植えで並べられ(600鉢)ています。
1つ1つの鉢に花の名前や解説が書かれています。
◆光則寺 鉢植えのあじさい
青葉の彩りの下にあじさいの花が咲き、鉢植えの株は小ぶりで清楚です。
ガクアジサイの種が多いので派手さはありませんが、静かな境内に彩りを添え、初夏ならではの景色をみせてくれます。
土牢脇と庭園のあじさい
帰ってからわかりましたが、6月中旬頃には土牢石段の脇にもあじさいが見られるそうですが、その見どころをのがしました。
本堂横の庭園のあじさいは、多くの草木の間に自然な姿をみせていました。
あじさい鑑賞の所要時間
あじさい鑑賞にかかる所要時間は30分ほどです。
光則寺の見どころは?
見どころ1・裏山の土牢
光則寺は文永11(1274)年創建の日蓮宗の寺院。
日蓮聖人が佐渡へ流された際に、弟子の日朗上人が幽閉されていた寺としても知られていて、境内の裏山にはその時に使用された土牢が今も残ります。
見どころ2・約200種類の草木
◆光則寺境内は四季の山野草と茶花でいっぱい
境内のいたるところに、山野草が生き生きと青葉を茂らせています。
門のところに四季の山野草と茶花マップがあり、
◆光則寺 四季の山野草と茶花マップ
これを参考に、草木巡りも楽しめます。
◆光則寺 山野草と茶花
多くの種類があり、名称の札がかかるものも。
◆光則寺境内 散策路 あじさい
境内の散策路は歩きやすく整っています。
散策路の脇のあじさいは、ほかの草木と一体となって咲きのびやかな印象。
春から初夏にかけては、梅、カイドウ、ハクウンボクなどが特に美しいそうです。
見どころ3・本堂前のカイドウ
本堂前には樹齢約200年になるカイドウがあり、市天然記念物に指定されています。
見どころ4・雨ニモマケズの詩碑
◆光則寺の文学案内版
法華経の信者だった宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩碑が境内にあります。
また杉聴雨の歌碑もあります。
光則寺・駐車場とアクセス方法
駐車場
光則寺に専用の駐車場はありません。
光則寺に一番近い駐車場はこちら。
◆光則寺に一番近いコインパーキング
光則寺から徒歩1分のところにある「ダイレクトパーク鎌倉光則寺前」。
台数は5~6台分ですが、長谷寺にもほど近いです。
付近の駐車場は狭いところが点在していて、あじさいのシーズンには観光客であふれかえる地域のため、車での移動は時間に余裕をもってお出かけを。
光則寺へのアクセス方法
- 江の島鉄道「長谷」駅より徒歩6分
- JR「鎌倉駅」東口バス乗り場から「長谷観音・大仏方面行き」で「長谷観音」下車徒歩4分
光則寺の雨の日は?穴場?服装は?
光則寺の雨の日は、雨に濡れたあじさいの花が輝いて、独特のしっとりとした雰囲気になります。
雨の日はお出かけする人も少なく、あじさいと新緑、そして雨の特別な風景を楽しむことができます。
大雨でない限り光則寺のあじさいを楽しむには案外、穴場かも?!
雨の日は気温も下がります、服装や足もとの準備を整えてお出かけください。
雨上がりが特におすすめ
また光則寺のあじさいは、特に雨上がりに美しさを増すと言われています。
雨滴があじさいの花びらに残り、より一層鮮やかな色合いを引き立てます。
光則寺の雨の日に準備したいもの/注意事項
- 雨にぬれてもいいレインブーツや靴
- 大き目のビニール傘(あじさいの風景が見やすい!)
- 朝晩は気温が下がることがあるので、薄手の羽織ものを
- 透明の大き目の傘で相合傘がいい!カップルにはむしろおすすめの雨
光則寺(鎌倉)あじさいの時期2024/時間料金/体験クチコミ/雨あがり/アクセス【動画あり】まとめ
あじさい寺で有名な長谷寺から徒歩3分にある「光則寺」は、あまり知られていないですが、境内を彩る静かで清楚なあじさいが魅力的です。
あじさい目当ての訪問者は少ないので、混雑せずゆっくりと鑑賞できます。
飲食店お土産店はありません。
◆開門早々に長谷寺のあじさいも鑑賞してきました
◆徒歩数分先の鎌倉の大仏も拝観してきました
◆鎌倉のあじさい名所ランキング
◆鎌倉の観光に便利で安いパークアンドライド
※2022年6月18日訪問・20230511更新
◆光則寺 所在地:神奈川県鎌倉市長谷3丁目9−7 下の行のワンクリックでコピーできます。
神奈川県鎌倉市長谷3丁目9−7
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