車中泊用のポータブル電源とソーラーパネル設置しました。
16年目、16万キロ走行の日産バネットバンの屋根にキャリア―をつけてソラーパネル設置しました。
車内に電気を引き込み、ポータブル電源に蓄電して利用する方法です。
最初に私が購入したポータブル電源とソラーパネルの解説です。
そのあとに、ソーラーパネル充電システムの仕組を簡単にまとめました。
車中泊用にポータブル電源とソラーパネル
準備したポータブル電源は、「Hypowellポータブル電源大容量PSE認証済み150000mAh/540Wh」というのを買いました。
今、Amazonでみたら売ってませんでした。
2020年に購入して車載冷蔵庫用に使ってましたが、車のシガーソケットからの充電だけでは冷蔵庫を1日中使うことができませんでした。
これにソラーパネルからの充電を加えて冷蔵庫を24時間稼働させることに成功しました。
車中泊ポータブル電源おすすめ選び方
車中泊用に冷蔵庫程度のものを動かすには、容量は多いに越したことはないですが、500W程度あれば、ギリギリといったところでした。
家電を動かす場合は、AC出力波形が純正弦波というのを選ぶ必要があります。
最近販売されているポータブル電源は、ほとんどこのタイプです。
ソラーパネルとの組み合わせを想定するのであれば、充電端子からの入力で12V~24Vというのが一般的です。
ソーラーパネルは100Wの18V出力でちょうど12Vのポータブル電源へ給電できます。
電気は電圧の高い方から低い方へ流れるので18Vから12Vの製品に給電するくらいでちょうどいいようです。
純正弦波で12V~24Vのポータブル電源はたくさん販売されています。
その他、Amazonで探してもたくさんの製品が販売されています。
車中泊用ソーラーパネルおすすめ選び方
車中泊用のポータブル電源への充電方法そして、車のシガーソケットからの充電もできますが、長距離走ってもなかなか満充電までできませんでした。
そこで、車の屋根に車中泊用のソーラーパネルを取り付けて、車中泊電源システムを構築しました。
今回の目的は、45Wの車載冷蔵庫を24時間稼働させることです。
購入したソーラーパネルは、100Wの18V発電のパネル仕様のソーラーを買いました。
同じスペックのソーラーパネルはたくさん販売されています。
値段的にも10000円程度で100Wのものが販売されています。
上のソーラーパネルは、パネルの中が区切られていて並列につながっています。
一部が影になっても他のパネルが発電するので影に強いと記載されています。
18V出力で12V充電用と表記があります。
値段も手ごろでこれもいいですね。
こちらもお値段手頃で12Vのポータブル電源への給電に良いですね。
500Wのポータブル電源への給電で100Wのソーラーパネルがあれば、晴れている日には、3~4時間で充分な充電ができました。
ソーラーパネルの選び方は、動かしたい電気器具のワット数以上で選べばいいと思います。
ソーラーパネル充電システムの仕組
ソーラーパネルとバッテリーを組み合わせて蓄電と給電システムを構築する時は、ソーラーパネル、チャージコントローラー、バッテリー、インバーターの順で機器をつなぎ合わせて電気製品を動かします。
- ソーラーパネル
- チャージコントローラー
- バッテリー
- インバーター
通常のポータブル電源は、2~4までのチャージコントローラー、バッテリー、インバーターが一体となったものです。
ですから、ソーラーパネルからMC4コネクターなどと言われるソーラーパネル用の配線をポータブル電源に差し込めば、メンドウな機器の設置はしなくて済みます。
電気の知識も必要なしです。
通常ポータブル電源は12V~24Vの製品が多いので、ソーラーパネルは12V用と表記されているものや、18V出力のものであればOKです。
電気は電圧の高い方から低い方へ流れるので18Vソーラーパネルで12Vのポータブル電源に充電するのがちょうどいいようです。
ソーラーパネルとポータブル電源をつなげるものは、ポータブル電源の付属品で間に合います。
製品によっては、ソーラーパネルからのMC4コネクターからの給電をするアダプターが付属していなくて別売の場合があります。
それも、必要なものをカタログを見て選べばいいでしょう。
MC4コネクター系のものはAmazonでもいっぱい販売されています。
下記のものはMC4コネクターからDC入力で給電するものです。
延長ケーブルがこんなのが販売されています。
こちらはMC4コネクターからアンダーソン型のものに変換するコードです。
だいたいこの2種類です。
車中泊ソラーパネル取り付け
車中泊用にソーラーパネルを車の屋根に設置しました。
フレキシブルの柔らかいタイプのソーラーパネルであれば両面テープなどで貼りつけている人が多いかと思います。
私の買ったものは固いパネル式のものです。
そのまま車の屋根に括り付けるわけにもいきませんので、キャリア―を付けました。
高さや幅の調整ができるので、車種を選びません。
雨どいのある車用です。
私の車中泊改造中の車は日産バネットバンで雨どい式の屋根です。
立体駐車場に入るように調整できた!
スーパーやショッピングモール、スパー銭湯などの立体駐車場はだいたい2メートル10センチまでの車高でないと入ることができません。
私の乗っている車中泊仕様の日産バネットバンは車高1メートル98センチです。
パネル式のソーラーパネルにキャリア―をつけると車高が2メートル10センチを普通は超えてしまいます。
そこで見つけたのが先ほどの高さと幅を調整できるキャリアでした。
ギリギリまで調整して、なんとか2メートル4センチにすることができました。
ハイエースやボンゴバンなど貨物仕様のバンタイプでは、キャリアとソラーパネルをつけると立体駐車場へ入るのはあきらめなければなりません。
しかし、今回の設備で何とか立体駐車場へ入ることができました。
車載冷蔵庫
車中泊では食料の保存が必要です。
1日~2日程度であれば、クーラーボックスに氷を詰めて何とか行けます。
3日以上だと、冷蔵庫があれば便利です。
毎日スーパーへ寄る必要もなくなり旅が楽になります。
私の買った車載冷蔵庫です。
チョッと大き目を買ってしまいましたが、40リットル入るので助かります。
これを24時間稼働させるのに、上記のスペックのソーラーパネルとポータブル電源で成功しました。
旅が快適です。
車中泊ポータブル電源ソーラーパネルまとめ
今回の車中泊用のポータブル電源へのソーラーパネル取り付けを自分でDIYするためにいろいろ勉強しました。
太陽発電の書籍も読みました。
こういった書籍を読みましたが、あまり詳しい知識は必要ないですね。
車中泊で電源確保のためには、ポータブル電源に予算を使って、それに合ったソーラーパネルを設置するだけです。
蓄電システムの難しいところは、今どきのポータブル電源が全部内臓しています。
このページの知識程度で充分です。
このページの下の方にソーラーパネル取り付けやポータブル電源を利用しているときの動画も載せています。
よろしければ、ご覧ください。
この記事の後、2023年9月にシステムアップして、2000W級のポータブル電源とサブバッテリーシステムを導入しました。
車中泊用の電源問題やソーラー発電、車中泊DIY系の記事は次のブログに今後は更新していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
【動画】失敗だらけのソラーパネル取り付け・こんな失敗しないでね!車中泊ポータブル電源・ハイルーフ立体駐車場OK!
【動画】車中泊サブバッテリー自作/家庭用冷蔵庫92L稼働!2000Wポタ電走行充電実験
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