◆海岸と前島がつながったトンボロ干潟
愛知県西尾市の東幡豆海岸には、潮干狩りのできる干潟があります。
そこは潮が引いたとき海底が現れて、前方の「前島」と海岸がつながり歩けるように。
潮が満ちると海で島とは隔たってしまいますが、この現象を「トンボロ現象」といいます。
前日夕方来たときは、海しかわかりませんでしたが、今朝は打って変わった光景に。
◆前日夕方は海だけ(駐車場方向から見ている)
潮の満ち引きによって景色ががらっと変わるのは、とても神秘的です。
トンボロ干潟(西尾市東はず海岸)潮干狩り
トンボロ干潟と潮干狩り会場
◆トンボロ干潟と潮干狩の会場
ちょうどこの日潮が引きかけているときで、砂浜(砂洲)が見えていました。
写真の時刻は午前10時18分。
幅数メートルで前島とつながっています。
すでに何人かが、一番砂が白くくっきりしているるところでアサリとりをしているのが見えます。
干潮時刻が午前11時50分ということなので、あと1時間半ほどかけてさらに砂洲が広がるわけです。
漁の期間がすでに最終近くになっているので、「アサリは少ないです」と看板がありました。
前島でBBQができる
緑がこんもりと美しい「前島」に赤い屋根がみえますが、そこでBBQができます。
前島への渡船は干潮時間の3時間前から、漁協所属船が随時運行。
※天候等により変更/中止することあり。
前島には休憩施設(有料)・トイレがあり、炭火バーベキュー(有料)ができます。
※6月以降のバーベキューは予約が必要。
潮干狩り(東はず海岸・前島)の料金・期間
◆西尾市東はず海岸の潮干狩り案内所
東はず海岸の潮干狩り料金は、
- 入漁料金1200円(約2㎏入る)
- 追加料金は入漁袋以外1 kg 800円
7月20日(月)に訪問したのですが、この日の干潮時間は11時50分。
9時50分から潮干狩りができたようです。
そしてこの日の漁の時間は午後2時とかかれていました。
つまり約4時間が潮干狩りのできる時間帯となりますね。
東幡豆の潮干狩り期間
- 東はず海岸と前島での潮干狩り期間:令和4年3月18日(金)~令和4年8月12日(金)。
- 前島への渡船料金(往復):大人900円 子供450円 幼児無料
潮干狩りができるのはひと月のうち約2週間だけで、時間もマチマチです。
ですから干潮時間を確実に確認しておでかけくださいね。
「東はず海岸潮干狩り日程」に表示されている時刻は干潮時刻で、その約2時間前から潮干狩りはできます。⇒「2022年(令和4年)東はず海岸潮干狩り日程」
西尾市の潮干狩り5か所
西尾市では3月から7月ごろまで、三河湾に面した5ヶ所で潮干狩りができます。
三河湾のアサリはポッチャリ型で甘味あるということですよ。
潮干狩りが楽しめる時間帯は日付・場所によって異なります。
全国でも数少ないトンボロ海岸
トンボロ現象のある海岸は全国でも珍しいです。
私は初めてみて驚きました。
島があることで波が穏やかになり、島と海岸を挟むように波が押し寄せるのだそう。
そのため底の砂が打ち寄せられ少しもりあがるようになって、海底が浅くなります。
それが干潮のとき見えて島と海岸がつながる現象が現れるわけです。
長い年月をかけてできあがる自然の営み。
そして干潟に生息する生き物を観察できるチャンスでもあります。
東はず海岸・潮干狩りでとれる貝類
あさり以外にも、
- バカガイ
- サルボウガイ
- シオフキ
- カガミガイ
- ハマグリ
- 牡蠣牡蠣
- マテガイ
- ニシ
- ツメタガイ
といった多種類の貝がとれ、どの貝も美味しく食べられるそうですよ。
トンボロ干潟・駐車料金とアクセス
東はず海岸・駐車料金
◆西尾市東はず海岸の潮干狩り、駐車場
トンボロ干潟の潮干狩り会場をすぐ目の前にした駐車場、一回500円。
東はず海岸潮干狩りへのアクセス方法
電車の場合
<名古屋方面から>
名古屋鉄道西尾線/蒲郡線経由で「東幡豆」駅で下車(約1時間30分)
<豊橋方面から>
「豊橋」駅からJR東海道本線で「蒲郡」駅まで 名古屋鉄道蒲郡線に乗り換え、「東幡豆」駅で下車(約45分)
車の場合
<東京方面から>
東名高速道路「音羽蒲郡IC」からオレンジロード、国道23号線、国道247号線を通って東幡豆町へ(約40分)
<大阪方面から>
東名高速道路『岡崎IC』から国道248号線で蒲郡まで行き、そこからは国道247号線で東幡豆町へ(約50分)
東幡豆海岸・ランチ(食事)
飲み物の自販機は一台ありましたが、トンボロ干潟のところに飲食店はありませんでした。
が、2022年は土日のみキッチンカーが何台かでます!
長時間の滞在には、飲み物・食べ物も含め、炎天下での準備をおわすれなく。
西尾のトンボロ干潟で潮干狩り/料金と時間・期間/駐車場(愛知)【動画あり】まとめ
東はず海岸の潮干狩り期間は、令和4年3月18日(金)~令和4年8月12日(金)。
トンボロ干潟の周辺には「前島」のほか「沖ノ島」という無人島があり、どちらも船で渡ることができます。
「前島」は干潮時に歩いて渡ることも可能。
潮干狩りの注意点
- 素足やビーチサンダルでは怪我をしやすいので、運動靴などの 怪我をしにくい履物を。
- 海の生き物の中には、ハサミや鋭い歯を持っている、トゲや毒を持っていることも あるので、むやみに触らないように。
と、西尾市観光協会のホームページの注意事項です。
西尾市観光協会の「潮干狩りを楽しもう」のページで、潮干狩りの持ち物や会場の案内があります⇒「潮干狩りを楽しもう」
トンボロ干潟の詳細や潮干狩りについて⇒「西尾市観光協会のトンボロ干潟の案内ページ」
干潮時刻を確認して、日除け対策をして楽しみましょうね。
連絡先:西尾市西尾市東幡豆小見行20番地3 東幡豆漁業協同組合 0563-62-2068
※2020年7月20日(月)訪問 2022年4月12日再々更新
◆海鮮やうなぎの食事・海産物のお土産は近くの一色さかな広場がおすすめ⇒「【一色さかな広場】海鮮丼かうなぎか?朝5時朝市からにぎわう(愛知県西尾市)」
近辺の動画です
トンボロ干潟(西尾市東幡豆海岸) 所在地:愛知県西尾市東幡豆海岸 下の行のワンクリックでコピーできます。
愛知県西尾市東幡豆海岸
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