◆自宅で足湯(足浴)中
温泉地や道の駅で「足湯」を見つけると率先して入る温泉ソムリエです。
お湯に数分~10分ほど足をつけているだけで、体が温まり足がフワッと軽くなります。
自宅でも簡単にできたらいいですね。
足をお湯につけるだけなのに、血行がよくなり疲労が回復。
リラックスできて熟睡にも効果が期待できます。
半身浴と同じような効果があるので、冷えが気になるときにおすすめ。
今日は自宅での足湯(足浴)について、効果的なやり方を紹介しますね。
自宅で足湯・簡単にできるやり方
「足湯」は膝から下をお湯につける入浴法です。
足首から下だけでもよいですし、ふくらはぎをつければより温まりやすくなります。
自宅で足湯のやり方
洗面器やバケツ、専用の容器にお湯をはり足をつけるだけです。
- お湯の適温は41度から42度
- 時間は10分から20分ほど
温度が下がらないよう、お湯を足すがポイントです。
※お湯の温度は、ちょっとだけ熱いかな?というくらいです。
自宅で足湯・用意するもの
自宅で「足湯」をするにあたり、用意するものは、
- お湯を入れる容器
- 足し湯をするためのお湯(ポットなどに入れて80度くらい)
- タオル2枚(容器の下に敷くものと足をふくもの)
- 水分補給用の水
- 椅子
冬はお湯の温度が下がりやすく、体も冷えやすいので、ひざ掛けや羽織るものを。
大きなタオルで膝から容器まで覆うと、お湯の温度が下がりにくいです。
足湯に使う容器
足湯に使う容器は、足湯専用の容器が一番使いやすいですが、バケツなどでも大丈夫です。
自分の足のサイズより大きい直径の容器で、深さが10センチくらいのものから利用できます。
ふくらはぎまで温めようとするなら、深さが35センチ以上のものが欲しいです。
足湯が冷めない方法
浅い容器はお湯の温度がさがりやすいです。
冷めないためには、「足し湯」をしましょう。
ポットなどに80度くらいのお湯を入れて、手の届くところに用意しておきます。
少しぬるくなったなと感じたら、その都度お湯を足していきます。
足湯は湯につけるだけでも十分効果はありますが、「温冷交互浴」をするとさらに効果がありますよ。
足湯の効果を上げる「温冷交互浴」
「温冷交互浴」というのは、お湯と水に交互に足をつける方法です。
さきほどの用意するものに、
- 水の入った容器
をお湯の入った容器の横に用意しておきます。
最初は「お湯」からはじめお湯に3回、その間に「水」を挟みます。
時間はお湯3分、水1分が目安です。
お湯につけているだけよりも血行がよくなり、全身がポカポカと温まり気持ちよくなりますよ。
足湯のメリットとデメリット
足湯をするメリット
足湯のメリットは、足を温かいお湯につけるだけで、心臓に負担をかけず体を温めることができます。
足や体が温かくなることで、副交感神経が優位になってリラックスできます。
全身の血液の流れがよくなるので、酸素を全身に送り届け、老廃物を回収し排泄する機能が高くなります。
足湯をするデメリット
足湯のデメリットですが、よく考えると
- 冷めたお湯に熱いお湯を足すとき、やけどしそうになる
- 足湯が楽なので、ほかの運動系の健康管理をしなくなることがあるかも
こんなところがデメリットと言えるかもしれません。
足湯(足浴)を自宅で・効果的なやり方/足湯のメリットデメリット(温泉ソムリエ)まとめ
お湯に足をつけるだけでも足湯の効果はありますが、
「温冷交互浴」にすることでさらに、抹消血管を広げ疲労物質(老廃物)を対外に出す作用があり疲労回復につながります。
余裕があれば、足の裏や足指をマッサージしてから始めると、足がさらに活き活きしてきます。
足湯の終わった後は、とてもすっきり。
ぐっすり眠りやすくなるのも体験しています。
湯ぶねにつかるお風呂に入れないときに、かわりに足湯をしてみるとよいです。
足湯は足裏マッサージと同じような効果も
足湯は「足裏マッサージ」と同じような効果もあります。
「足裏マッサージ」は足つぼ刺激と間違われやすいですが、実際には「反射区」というものを刺激します。
足裏には体の格部位にお対応した「反射区」があり、具合の悪い所があるとその部位に対応した足裏の反射区の血管に老廃物がたまります。
これをマッサージにより対外に排出しようというのが「足裏マッサージ」です。
(温泉ソムリエのテキストより)
ですから、老廃物を出して体の調子を整えたいときは、足湯をぜひおすすめします。
そして素早く老廃物を出すためにも、水分の補給をしつつ足湯をやるとよいですね。
足湯・水分補給のタイミング
足湯のときの水分補給は、始める前にまずコップ1杯弱飲んでから。
終わるころには汗をかくので、途中のどが渇いたと思ったらすぐ補給できるよう、ペットボトルなどに手元に用意しておくのがよいですね。
(温泉ソムリエのよっちゃん)
<関連ページ紹介>
「水分補給のタイミング・お風呂の前後とは?飲む量(子供/高齢者も)」
※2021年12月8日内容更新
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