15年落ち、15万キロ走行のバネットVANを車中泊用に改造中です。
車内での空調や車中飯の料理用に換気扇を付けました。
まずは、完成した状態です。
右側窓にも、縦にUSBファンを並べたタイプを作成してみました。
車中泊用の換気扇USBファンで自作・制作工程
よく見かける方法でUSBファンを利用しました。
多くの方は、これをプラダンにくっつけて窓に設置する方法をとっていますが、私の場合は、プラダンではなく、12mmのべニア板にカギもつけたタイプで自作してみました。
材料は、USBファンが2個つながっていて風量調節のできるタイプ、虫侵入除けの網、12mmべニア板、ゴムパッキン、プラスチックボードなどです。
外側には、目隠しと雨除けのフードもつけました。
自作工程の記録です。
窓の形を型取り→べニア板の切り取り
ビニールからいったん段ボールに成型してみて、窓枠をぴったり合うかを微調整しました。
その段ボールをもとに12mmのべニア板を切り取りました。
USBファン取付、網を張る作業
次に、USBファンを取り付ける穴をあけまます。
USBファン取付用の磁石設置
これにUSBファンを取り付けますが、多くの方が実践している方法で、換気用のUSBファンを磁石で設置します。
そうすると、USBファンをひっくり返すことで、換気になったり吸気になったりします。
夏場の厚い時には、外の空気を車内に取り込むことができます。
車中で料理をするときは、換気扇として利用できます。
強力な両面テープで貼りつけました。
外側の防水加工と目隠し
外側に防水と見た目をよくするためにPPクラフトシートというものを貼りつけます。
プラスチック製のペラペラしたシートです。
べニア板にペンキでも塗ろうかと思ったんですが、ちょうどいいものをホームセンターで発見したので試してみました。
こういうシートです。
このままでは、USBファンを網戸だけで、夜間は外から車内が丸見えですし、雨も入ってきます。
そこで、フードを付けました。
両面テープで貼りつけただけでは、剥がれやすいと思ったので、これにネジで固定しました。
ネジの頭は、黒マジックを塗っておけばいいでしょう。
これで、剥がれる心配もなく、雨水の侵入もありません。
プラスチックのシートなので、収納時に押さえつて、フードの厚みを小さくできます。
内側の防水加工でゴムパッキンを貼りつける
内側に防犯のためのカギを設置
気休めですが、一応、防犯対策で内側にカギをつけてみました。
12mmのべニア板に内側からのカギですから、わりと強度はあります。
これで、就寝時も安心です。
USB電池を入れる袋を設置
車中泊用の換気扇USBファンで自作したものの完成品
実際の使用感は、車の左右にUSBファンが2台づつで、合計4台あるので、換気と吸気はそれぞれ十分な風量があります。
PC用のファンなので、音も静かです。
夏の暑い夜につけっぱなしでも気になりません。
スマホ用のUSB電池があれば、一晩大丈夫でした。
電力消費量は少ないようです。
使っているUSBファンはこれです。
PPクラフトシートは、ホームセンターで買いましたが、Amazonなんかでも買えますね。
【動画】車中泊 換気扇自作・車内見えない虫入らない・再改造の記録
その後、使っているうちにこの大きさだべニア板が重く、収納にも場所を取るので、半分の大きさに再改造しました。
こちらは動画に撮りましたのでご参考までにご覧ください。
換気扇USBファンはそのままで、大きさを半分にしました。
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