◆音止めの滝 由来
静岡県富士宮市にある「白糸の滝」から徒歩5分に「音止(おとどめ)の滝」があります。
白糸の滝の東側に、落差約25メートル、絶壁から瀑音を響かせています。
◆落差25mの音止めの滝
「音止の滝」は「音無の滝」とも呼ばれています。
爆音を立てて流れ落ちるのに、なぜ音止め・音無というのか。
その由来は、曽我兄弟の仇討ちにまつわる伝承にあります。
「音止めの滝」と「白糸の滝」はおなじ駐車場を利用します。詳しくは別ページに⇒「白糸の滝(静岡)の見どころ/駐車場とアクセス(富士山が見える名瀑)富士宮市」
「音止の滝」の由来伝承
音止めの滝の由来は音がとまったことから
「音止めの滝」という名称になった由来は、
曽我兄弟が滝の側で仇討ちの相談をしていたところ、音が凄まじいので、 「心ない滝だ」と嘆くと、滝の音がぴたりと止まり、 相談が終わるとまた元のように騒音を響かせたといいます。 無事に相談ができたので、兄弟は見事仇討ちを果たすことができたということです。 |
そこでこの滝は「音止の滝」と呼ばれるようになりました。
音止めの滝の上流と見学コース
◆音止めの滝の上流の川
「音止の滝」の爆音と豪快な滝の様子だけでなく、その上流の様子を見学コースから見ることができます。
そこは、「白糸の滝駐車場」からまわる見学ルートの、一番最初になります。
◆「音止滝」と「白糸の滝」を間違わないための案内
広い駐車場の「白糸の滝駐車場」から歩き始めると、しばらくして見えてくる滝が、豪快な「音止めの滝」、そのためこれが有名な白糸の滝?
と勘違いする人も多いので、こうした案内がたっています。
国の名勝及び天然記念物の「白糸の滝」へは、もうしばらく歩いて下っていきます。
ここから徒歩5~6分のところです。
音止めの滝・白糸の滝のカフェ飲食店
カフェは「音止めの滝」のそば
「音止の滝」のところにあるカフェは、とってもおしゃれな雰囲気。
滝の音を聞きながら、澄んだマイナスイオンを浴びながらお茶をいただけます。
滝がきれいに見えるというわけではにですが、音や澄んだ川の流れが見える落ち着いた場所。
(写真をとりわすれて残念)
飲食店・おみやげ店は音止めの滝に近い所に
◆アーケードのある飲食店・みやげ店
「白糸の滝駐車場」からの見学ルートの始まりは、飲食店や土産店が並びます。
昔から続くお店ばかりで、いかに白糸の滝が有名観光名所であるかがわかります。
食べ物としては「富士宮焼きそば」が人気のようですね。
丼ものや麺類などもあり、飲食ができるお店としては3件以上ありました。
◆白糸の滝・音止めの滝のみやげ店
世界遺産富士山にまつわるお土産品が多く揃っています。
外国人向けの着物や、赤富士の額縁入りの絵などもたくさんありますね。
◆白糸の滝・音止めの滝のみやげ店
暑い季節だったので、かき氷や冷たいラムネなどもあり、暑さをしのげます。
8月のお盆前の平日だったので、観光客はやや少ないようでした。
◆みやげ店で特産品桜えびのせんべい
私は駿河湾の特産品の、桜海老のおせんべいを買いました。
日持ちして大勢に分けやすいですよね。
「音止の滝」にある神社(厳磐叢神社)
◆「音止めの滝」にある厳磐叢神社
音止めの滝を見ようとすると、神社があるのが分かります。
真っ赤な鳥居のところの横には、滝を見るために柵が設けてあります。
恋愛成就などの絵馬祈願されてる方が多かったようです。
厳磐叢神社は「ゆついわむらじんじゃ」とよむようです、ムツカシイ。
◆厳磐叢神社のおみくじと絵馬
おみくじは二種類(恋みくじあり)各100円、絵馬500円。
神社の入り口がわかりにくいですが、おしゃれなカフェと和菓子店の間を通り抜けていくことができますよ。
「音止の滝」と「白糸の滝」由来とカフェ・食事処おわりに
◆「白糸の滝駐車場」からほど近い案内所
「白糸の滝駐車場」という駐車場が一番大きな駐車場で、ここから歩き始めてすぐに、観光案内所があります。
トイレ、自動販売機などが設置されています。
ここから「音止めの滝」そして「白糸の滝」を歩いて観光し、戻ることになります。
おしゃれなカフェが「音止めの滝」のところにあるので、若い人は車に戻る前にそこでゆっくりしている人が多いですね。
「白糸の滝」のところはカフェや飲食店はありません。
観光・見学だけなら30分~40分の短いコースです。
どちらの滝も、豪快で素晴らしい景観、そしてマイナスイオンをたっぷり浴びることができるので、とてもリフレッシュします!
白糸の滝と駐車場のことはこちらに⇒「白糸の滝(静岡)の見どころ/駐車場とアクセス(富士山が見える名瀑)富士宮市」
※2018 年8月訪問、2021年4月29日内容更新
静岡県富士宮市上井出 白糸の滝
静岡県富士宮市上井出 白糸の滝
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