鯉料理「大黒屋」(三重県桑名市)は、建造物の格式の高さ、庭園の美しさでマスコミ御用達のお店です。
私たちが行った日は、TBSさんのドラマの舞台を明日から撮影のため下見のスタッフが数名来ていました。
2週間前ほどにNHKの朝イチの中で紹介するのに取材に来ていたそうです。
大黒屋の歴史は古くて 今から280年ほど前、江戸中期。
創業当時は鯉料理専門店でなく、多度大社への参拝客や旅人を相手にした 「茶屋・旅籠」として栄えていました。
現在のように鯉料理を出すようになったのは、約180年前になるそうで、大きな老舗旅館という外観です。
私たちが食事した客室には、元内閣総理大臣鈴木善幸さんの感謝状も飾られていました!
鯉料理「大黒屋」さん風格の建物とお庭
あまりに素晴らしいということ、そして日本庭園をきちんとお伝えする知識がないのが残念です。
そこで、ほぼ写真だけになりそうです。
「大黒屋」さん外観と門構え
立派な鯉料理「大黒屋」さんの外観。
ここから左手方向に徒歩数分で多度大社です。
料理をいただくのにくぐる大黒屋さんの門。
歴史のあるお庭・中庭
門をくぐったところにあるお庭。
私たちは写真に写っている雪見格子のある部屋に通されました。
このお庭も見えるし、これから紹介する中庭の絶景も見える部屋です。
そしてどこの部屋からも中庭の素晴らし景色が見えるようになっています。
廊下が中庭を囲むように張り出していて、歩くたびにギシギシと音をたてます。
廊下に沿って左手側に大きな和室がつながっています。
一家族一室に通してくれます。
廊下を反対側からみたところ。
午後1時半ごろで晴天なのですが、廊下沿いは暗いので明かりがついてます。
お庭の中ほどの一部。
下を見下ろすように深くくぼんでいて、池が広くとってあります。
流れもあります。
つくばいは、いったいいくつあったかな?
部屋ごとに?たくさんあります。
お屋敷の中もすごい、旅籠でした
廊下を進んでいくと、やっとのことでお手洗いがあります。
右におれると庭沿いに大広間があります、写真右。
さらに左側にも大広間があります!
いったい何人が食事できる?という広さです。
昔は旅籠だったということなので、大勢の人でにぎわっていたのですよね。
お手洗いの前にある洗面所。
四角いタイル、木製のすりガラス、大きなガラスには昭和の看板がかかってました。
鯉料理「大黒屋」の客室にかかる元総理大臣鈴木善幸さんからの感謝状。
私たちこの賞状のある部屋でした。
そして江戸末期、明治大正時代の大黒屋さんの往時の写真にも見下ろされて。
歴史を感じさせるお部屋ばかり。照明も、エアコンも、うん、懐かしい。
大黒屋さんの屋根瓦にも、各部屋の置物にも、お迎えしてくれるのは大黒天。
福々しいお姿を見つけるたびに、なんだかうれしい。
大黒屋さんの厨房とお会計
お会計に行ったら、厨房と土間がありました。
子供のころ見たことのある親戚の広い田舎の土間を思い出しました。
ひんやりとした空気です。
そしておもてなししてくださったおかみさん。
お部屋の周りすべてが、何十年以上100年以上の歴史のあるものばかりです。
駐車場と多度山
◆駐車場からの多度山
鯉料理「大黒屋」(三重県桑名市)さんの駐車場から、大黒屋さんの建物の一部と後の山を見ています。
多度山ですね。
駐車場は大黒屋さんの向かって右手に20台くらい、そして奥にも駐車場あり。
お庭のすばらしさに圧倒されて、初めての鯉料理をいただきました⇒「鯉料理「大黒屋」でランチ・臭くない鯉で上質な時間を堪能(三重県桑名市)」
ランチなら手軽にいただけるので、三重県桑名市多度方面へ行ったらぜひどうぞ。
明治期の調度品や壁飾りなど、室内のいたるところに歴史と風格のある置物もあります。
一番びっくりするのはお庭でしょう。
280年の歴史を刻んでいるお庭は、圧倒的な存在感があります。
鯉料理「大黒屋」会席とランチメニュー
会席とランチメニュー
◆鯉料理大黒屋 会席とランチメニュー(2021年6月12日現在)
会席のメニューは4千円と5千円(税・サービス別)の二種類。
ランチは5種類(税・サービス別)、1800円から2600円。
営業時間
- 定休日は毎週木曜日(祝日除く)
- ランチは11時半から午後2時頃まで
土日もランチやってます。
鯉料理大黒屋 所在地:重県桑名市多度町柚井1799 下の行のワンクリックでコピーできます
重県桑名市多度町柚井1799
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