旧豊田喜一郎邸を見学してきました。豊田市鞍ヶ池公園に隣接しています。
外観だけしか見られまんが、建築当初は名古屋市の八事南山に建てられたものです。
トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎(1894~1952)の別邸として昭和8年(1933)に建設された、温室を備えたとてもモダンな建物です。
アプローチは青々とした芝が広がって、坂を上っていくとしょうしゃな旧豊田喜一郎邸にたどりつきます。
周辺があまりに静かなので、手前に待ち構える守衛さんに、「見学できますか?」と声をかけずにはいられれないほどの凛とした静かさでした。
道路から見える案内板。端正な芝が広がっています。
鞍ヶ池公園の西駐車場から、上がってもいけます。
無料ですよ。
詳しい解説はできないので、和洋折衷の素晴らしい外観をまずはみてください。
旧豊田喜一郎邸のおしゃれな外観
玄関
玄関そばの飾り格子
一階は玄関、応接間と食堂、温室、台所があります。
左側に温室をみての外観
温室へ続くリビングルームのガラス戸
温室の中、明るい陽射しに緑の植物が映えます。
二階は浴室と次の間付きの数寄屋風座敷、半地階は使用人などのための和室二室があります。
間取りの詳細などは、隣接する「トヨタ鞍ヶ池記念館」に説明がありますよ。
旧豊田喜一郎邸のガレージにある車は
旧豊田喜一郎邸にはガレージがあります。
ここには2001年製のトヨタオリジンが置いてありました。
これはトヨタ自動車の国内生産累計1億台達成を記念して創るられた限定生産車で、2000年11月に発売されました。
トヨタの歴史を象徴する初代クラウン rs 型をモチーフとしたクラシカルな外観デザインに、特徴的な観音開きのドアを備えています。
トヨタが長年にわたって培い伝承してきた匠の技と最新自動車技術を融合して入念に作り込まれた内外装、 豪華かつ高品質で、販売価格700万円は セルジオよりも高価だったということです。
エンジン型式は水冷直列6気筒 DOHC 排気量2997cc。
この横にも目をひくものが。
トヨタモーターT29 型は、1954年の日本製です。
トヨタモーターは戦後トヨタ自動車研究所に勤め創業者豊田喜一郎と親交のあった 川真田 かずおが1949年に愛知県刈谷市に設立した株式会社トヨタモータースが製造していたバイクです。(お名前違うかも)
貴重な車とバイクが見られます。
外観のみの公開で、内部は完全非公開です。
毎年秋に事前予約制の見学会が開催されているらしいので、ぜに内装もという方は事前にチェックを。
月曜定休日となっていましたが、2017年8月14日(月)に行きましたが、見学OKでした。
またこの日隣接の「トヨタ鞍ヶ池記念館」と記念館の中にある「鞍ヶ池アートサロン」も無料で見学できました。
旧豊田喜一郎邸へは「トヨタ鞍ヶ池記念館」を目指していくとわかりやすいと思います。
「トヨタ鞍ヶ池記念館」は無料で見学できます⇒「トヨタ鞍ヶ池記念館・創業時の情熱とモノづくりの心を伝える・無料(愛知県豊田市)」
愛知県豊田市池田町南250
愛知県豊田市池田町南250 鞍ヶ池記念館
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