トヨタ鞍ヶ池記念館は、 トヨタ車の生産台数が累計1000万台を達成したことを記念して、 昭和49年(1974)9月に 竣工されました。
本格的な自動車工業の確立に挑戦した 豊田喜一郎とその仲間の方たちの 活動の足跡を、 ジオラマや映像で、観覧できるようになっています。
トヨタ自動車の創業期の情熱とエネルギーを感じ取れる素晴らしい展示物の数々です。
まず「トヨタ鞍ヶ池記念館」に入ると、パンフレットをいただけます。
そしてすすんでいくと、紡織を一生をかけて取り組んだ豊田佐吉の織機が 展示されています。
豊田佐吉さんの功績
トヨタ紡織で名高い、豊田佐吉さんの功績がまず紹介されています。
喜一郎さんのお父さんです。
息子の喜一郎さんのは、紡織をつがずに、自動車の大衆化を夢見て別の道に乗り出しました。
写真でみるトヨタ自動車創業期とジオラマ
建物の中に入ると、まばゆいばかりの展示物。
喜一郎さんの生涯はもちろん、写真で見るトヨタ自動車の創業期 写真240点、長さ70メートルもの歴史写真グラビアに 圧倒されます。
熱心に勉学されていた豊田喜一郎さんのノートの数々。
豊田喜一郎と 創業期の仲間の皆さんが失敗を繰り返しながら 困難を乗り越えていったトヨタ自動車創業期の 4つのシーン が再現されています。
1/30縮尺の精密なジオラマ模型が、 ラジオドラマ風な解説で 当時の様子を実感できるようになっています。
クラシカルな車、商店のにぎわい、信号機の修理、右から書かれた看板、のんびり道路を横切る人など。当時そのまま。
自動車が 一般の人に手に入り、そして 生活を豊かにする 夢を抱いて果敢に挑戦された 豊田喜一郎さんの、情熱とエネルギーがひしひしと感じられる展示物ばかりです。
トヨタ自動車創業期の車の展示も
夢を抱くこと、挑戦すること、仲間を信頼すること、ともに行動すること、走り続けること、 夢を諦めないこと、 それらの想いが展示物の一つ一つにこめられているようです。
これらの想いは子供達にも 伝えていきたいものですが、 大人の心の中にも持ち続けたい ものではないでしょうか。
日本中の人々の 暮らしを車によって豊かにしてくれたトヨタ の方々、その恩恵にあずかれる 現代に暮らせることを感謝せずにはいられません。
トヨタ鞍ヶ池記念館案内
会館時間 9時半~17時
休館日 月曜日(日祝の場合は翌日)年末年始
入場料 無料(駐車場も無料)
場所 愛知県豊田市池田町南250番地
アートサロンも同じ建物内にあります⇒「「日本画の創造と未来」トヨタ鞍ヶ池アートサロン9月9日から2018年1月28日まで(愛知県豊田市)」
トヨタ鞍ヶ池記念会館
スポンサーリンク
コメント