はすの花は4日の短い命、命が終われば潔く散っていきます。
美しすぎる大きな蓮の花を目の前で見られるチャンスは、例年7月。
毎年愛知県愛西市では、「蓮見の会」というイベントが二日間行われています。
が、今年、
令和3年・2021年7月10日11日開催予定の「蓮見の会」は中止になりました。
(「蓮見の会」⇒例年「森川花はす田」(愛知県森川町地内)で行われるイベント)
でも花蓮の鑑賞はできますよ。
以下は昨年までの見ごろの様子です。
大きくて美しい蓮の花がたっぷりと広がっている蓮の田です。
↓↓
2019年は7月13日・14日の二日間イベント開催。
「森川花はす田」にて。
朝8時から13時まで。
蓮の花、4日の命
- 開花初日:午前6時頃から花弁が開きはじめ、3~4cmほど開いたのち8時頃には閉じはじめてつぼみの状態に。
- 二日目:早朝から咲きはじめ、午前7~9時頃には満開に。
- 三日目:二日目と同様。
- 四日目:朝7時頃には完全に開き、8時ごろから散りはじめるものもあり、昼にはすべての花弁が散る。
はすの田には、つぼみ・満開・散り始めなどが入り混じって、幽玄の風景が見渡せる「森川花はす田」。
ほのかで優しい香りを感じながら、ぜひその優美さを確かめてくださいね。
「蓮見の会」で花はすの美しさを堪能!
愛知県愛西市の「蓮見の会」で。
「森田花はす田」の美しい大きな蓮の花。
目の前で蓮の花の微妙な色合い、なまめかしさ。
森川花はす田には数種類の品種の花はすが観られます。
一目見るだけではその違いはよくわかりませんが、花びらの色が若干違っています。
これから開こうとしているエネルギーを秘めたつぼみ。
これはもう散るまぎわの花ですね。咲いて四日目の花。
人の背より高いはすの花も
道があるから歩けますが、私の背では向こうの方は見えません。
はす田の小道を歩くと、覆いかぶさるような幻想的な景色に包まれます。
葉の大きさは子供用の傘と一緒くらいの大きさ。
葉脈が力強く、緑がとても鮮やかです。
蓮の花の鑑賞時間は、観るだけなら20分ほど。
写真をとったり、お抹茶をいただいて、ゆっくりしたいですね。
蓮の花が散ったらどうなる?
蓮の花は四日で散ってしまいます。
その後どうなるかというと、
花の真ん中にある黄色い台座のようなところ=花托(かたく)は、花弁が散ると成長しながら果托に変化。
同時に、受粉しためしべも成熟して褐色化し、硬い果皮を持つハスの実になります。
硬く乾燥させたものが隣の「道の駅立田ふれあいの里」で販売されています。
ドライフラワーアレンジなどのインテリアに使うそうで、存在感のあるパーツになりそうです。
美しい花を咲かせた蓮の地下茎は、秋になると成長がとまって、翌年の発芽にそなえて栄養をたくわえるそうです。
私たちの食べているレンコンは、この地下茎が肥大したものなんですね。
向こうに見える黒い建物が「道の駅立田ふれあいの里」、和太鼓のオープニングセレモニーがこれからはじまるところの写真です。
たった四日の短い命を輝かせているはすの花。
見事で素晴らしいです!
蓮の花を近くを流れる木曽川沿い見ることができるので、ドライブするのもいいところです。
令和3年・2021年7月10日11日開催予定の「蓮見の会」は中止になりました。
でも花蓮の鑑賞はできますよ。
駐車場やアクセス、イベントの詳しい内容は⇒「【蓮(はす)見の会】期間/駐車場/イベント/アクセス幽玄の世界!(愛知県愛西市)」
隣接の「道の駅立田ふれあいの里」のことはこちら⇒道の駅立田ふれあいの里(愛知県愛西市)駐車場とトイレ
森川花はす田 所在地:愛知県愛西市森川町村仲 下の行のワンクリックでコピーできます。
愛知県愛西市森川町村仲
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